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2016年の詩。

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2016年に創った詩を改稿して載せてます。
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2016年12月の作品たち その4-3篇-

2016年12月の作品たち その4-3篇-



「イチバン」サヨナラ

そう言って君は
僕の前から立ち去った

どんなに好きでも
どんなに愛しても

君は僕を見てくれなかった

君がずっと
僕じゃない誰かを
見ているなんてわかってた
わかっていたけど
振り向いて欲しくて努力した
だけど君のイチバンにはなれなかった

だから
今度は君の
幸せを願う

僕が愛した人だから

「国境」あたしの中には壁がある

誰にも気づかれたくなくて
誰にも触れ

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2016年12月の作品たち その6-3篇-

2016年12月の作品たち その6-3篇-



「願い」どうか覚えていて

誰も君を責めない
誰も君を貶めない

誰も君を傷つけない
誰も君を手離さない

君は愛されてる
君は愛されてる
君は愛されてる

君は世界に認められて
この現実を生きている

君は生きることを許されていて
君の生き方を誰も否定することはできない

君を捨てることはないから
どうか振り向いて
君を愛する人間が
此処にも1人いることに

今を生きる君は
既に愛されている

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2016年12月の作品たち その7-3篇-



「熱」あなたが触れた
そこだけ熱い

ヒリヒリと熱を持つ
そこだけが熱い

まるで病のような
この感覚

ああ
この想いこそ
恋とよぶのにふさわしい

「星」輝く星に
想いを託す

常に輝き
常に眩い

自ら光ることは出来ないが
灼熱の光を浴びて何光年
時をかけて届けることが
星に出来る唯一の努力

だからこそ
その輝きがとても愛しくて
だからこそ
その星が強く強く煌いて見える

星のチカラは

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2016年12月の作品たち その8-3篇-



「決別」恋の終わりを知った時
少女の私に終わりを告げた

夢見た時期は眩しくて
振り返るたびに甘く輝く

愛のカタチを知った時
歪な世界は幕を開けた

「君に幸あれ」もしも翼があったなら
君の元に駆けて行く

海を越えて
山を越えて

青い空を突っ切って
星が輝く夜を渡って

願う気持ちは唯一つ
君の未来が明るいようにと

「希望」今日を怯えながら過ごすより
明日を信じて歩んで行こう

大地を

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