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マイナーからメジャーに昇格を目指す!

健美食の専門家KOTOMIです。
足のお悩み専門サロンをしており
年間で2000人ほどの足を視させて頂いおりてます。

■1周して戻ってきました。

美術の短大卒業後、入社一年目で営業の仕事を成績トップでいながらも「息の長い仕事をしたい」と1年で退職をしました。そして、目指したのが歯科技工士の専門学校にいき資格を取ることでした。美術と同じように歯科技工士も『モノづくり』と思ったからです。今のように、リサーチして吟味するわけでなく、ただその『モノづくり』という発想だけで入学したので茨の道のスタートでした。

歯科技工士は、ミクロの世界で顕微鏡をみながら詰め物や被せ物を作ります。美術は、自由な発想でしたので資格を取るまでの2年間は地獄でした。そして、何とか資格を取り、学費を出してくれた親のことを考えると裏切ることもできず歯科技工士の会社に就職しました。でも、顕微鏡越しにみる世界は本当になじめなく、入社1年たらずで営業部門に異動させて頂きました。そこで、やはり営業の仕事は好きだと改めて思い今に至ります。

歯科技工士として営業をした次のステップが美容の営業でした。始めは特に不満もなく「このままこの会社にいるのだろうな。」と漠然と思っていたのですが人生ってわかりませんよね。自分が、40歳近くになり「あとの20年(60歳で退職として)このままでいいのだろうか?」と疑問を抱くようになりました。迷った挙句に起業を選び、フットケア事業を立ち上げました。

フットケアを初めての事業に選んだの理由の1つに、歯科技工士と同じような機械をつかい足をケアするということがありました。
ただ、歯科技工と違うのは、①仕事がミクロの世界ではない ②会話をしながら仕事ができる ③その場で「ありがとう」の言葉がその場で聞けるということです。人生、まだまだわからないですね。

■驚き!遅れている産業

フットケア事業に参入した直後に、メディカルアロマの先生にヨーロッパと日本のセラピストの社会における位置付けを聞き、カルチャーショック受けたのを覚えています。私もまだまだ、修行中のセラピストではありますが、日本のセラピストとは、本当にピンキリなんだなぁと思います。早く日本もセラピストの地位が高くなって欲しいです。

そのような現状の中、 フットケアの中でも 巻き爪一つとっても まだまだアナログなのです。

1999年に町田英一らがワイヤーを使った方法を紹介し(対応できる病院では)保存的な爪矯正法が選択されることも増えた。保存的方法では難しい場合に手術が選択されることもある。2015年のガイドラインでは、最初にワイヤーなど保存的治療が優先されるが、質の高い研究による決定ではないため今後のランダム化比較試験などの研究が望まれるとされている。(Wikipediaより)

最近まで、巻き爪のケアと言えば、爪を抜く『抜爪』 というものが主流でした。私の田舎ではまだ、抜爪が根強い巻き爪のケアのようです。しかし、抜爪後ですが、 しっかりした爪が生えず、肥厚爪 になる方も多いです。他にも、爪がうまくのびずに小さい爪がコンプレックスとなり、素足でサンダルが履けない という悩みを抱えてる方もおります 。(下記参照 巻き爪で手術して爪を両端抜いたので爪が小さい。肥厚爪になりのびない。20代の女性の方でサンダルを履きたいので、標準の大きさの親指の爪を再現。下記の赤い線が人工爪の大きさ。 人工爪症例写真)

https://twitter.com/TK975HPd16Sk6TK/status/1016218033939869696/photo/1

実は、20代の頃働いていた歯科業界もフットケアと似ていて、今から40年くらい前は、虫歯の治療は『抜歯』が主流がでした。しかし、歯科業界でも80歳でも自分の歯を20本は残そうという8020運動を境目に歯を残す=保存の方向に進みました。そして、今では定着している、 定期的に歯のメンテナンスをするよう、世の中の意識が変わりました。ちなみに8020運動は、1989年にできたスローガンです。

フットケアは、歯科業界よりも20年以上も遅れています。定期的な足のメンテナンスをした方がよい人=糖尿病の方などもおります。(下記参照「心の冷えと糖尿病の冷えはご用心』)


■靴というものが日本に入ってきて約150年


明治維新の頃に、皆さんが日常履いている形の『靴』が入ってきました。かれこれもう150年も経つのにフットケアが普及してきたのはまだここ十数年です。ヨーロッパでは、靴とフットケアは産まれた時からセットで考えられています。日本も早くフットケアに対する世間の意識が追い付いて頂きたいですね。それが、健康寿命をのばすことにも繋がると思っています。

美容以外にも食に対しても貪欲です!
Instagramものぞいてみて下さい。
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フットケアはまだ日本では確立されてない業界です。たくさんの方に情報を共有してもらうために啓蒙活動に役立てていきます。