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無知の知について深掘りしてみる。

無知の知
 
について。
 
知っている人は、知っているかもしれない。
 
無知の知
という言葉、
 
哲学に興味がある人は、
知っているかも。
 
ソクラテスの言っていた、
「知らないという事を、知っている。」
だから、
「知っているという者よりも、現実が分かっている。」
という内容で、言い伝えられてきました。
 
それが、
「無知の知」
という、ソクラテスがしたとされる話です。
 
 
この解釈は、
人さまざまですが、
現代では、
 
知っていると思った瞬間に、
成長が無くなる。
 
とか、
 
謙虚な姿勢が、成長には不可欠である。
 
とか、
そういう意味で使われています。
 
 
でも、
せっかくなので、
 
ちょっとだけ、違った視点でも、
この、無知の知
知ってもらいたいなと、思って、
ここで紹介します。
 
子育てにも、少しは役立つかも。
 
でも、哲学的な内容なので、
ハッキリ言って、意味不明感、
ハンパないと思います。
 
何言ってんだ?
って思うと思います。
 
でも、ちょっと、不思議な感覚に陥りたい、
という人は、読み進めて下さい。
 
 
僕たちは、
生まれた時は、何も、知識を身に付けず。
そして、成長するにつれて、様々な知識を身に付けている。
大人になっている。経験している。
 
そんな気がしますよね。
 
だから、
子供が、あれをやりたいとか、
これをやりたいと言ったとき、
 
大人として、
それはやっちゃダメとか、
それをやっても意味がないよとか、
何やってんの?とか、
 
経験豊富な大人の立場から、
子供に対して、様々な意見をしたり、
注意をしたり、すると思います。
 
確かに、
様々な経験をしているので、
子供のために、役に立つような話が出来る。
伝えることが出来る。
 
と思いますよね。
 
でも、
ソクラテスが言っていたのは、
 
もう、
そもそも、その経験自体。
 
本当に確かなものなの?
 
あなたの経験が確かと言えるのはなぜ?
 
という発想から、出発しています。
 
 
僕たちの見ている世界は、
あくまでも、人間が感じられる、
光の波長だけです。
 
僕たちの聞いている音は、
あくまでも、人間が感じられる、
音の波長だけです。
 
そう、
全ての感覚は、
あくまでも、人間の感覚でしかありません。
 
ちょっと、広い世界を想像してください。
 
宇宙、世界。

人間ではない生物の、

見ている世界。
聞いている世界。
感じている世界。

僕たちが見て、感じている世界は、その中の一部。
 
人間が行動して、実際に把握できる。
範囲は?
というと、
本当にごくわずかな部分でしかありません。
この世界の、ごくわずかな部分を、
ちょっと知っているというだけで、判断しているにすぎません。
 
 
そして、その経験を元に、
大人として、子供に様々な意見を言う。
 
そう考えると、
子供も大人も、たいして知識的には変わらないのではないかなって、
思えてくる。
 
大人として、世間として、
正しいと思っていること、
悪いと思っていること、
これ自体がもう、怪しい。
 
ソクラテスさんは、そういうことを
無知の知と言っていたのだと思います。
 
 
更に、もう少し、深堀り。
(だんだん、訳が分からなくなってくるかも・・(^▽^;))
 
何かを知るという事は、
その物事に、制限を受けたり、
影響を受けるという事です。
 
例えば、
これまでの経験で、
寒い日に、外で遊んでいたら、風邪をひいた。
とすれば、寒さ→風邪
という知識になる。
 
でも、その知識は、今後の行動や、思考に、
制限や影響を与える。
 
今は、それが正解なのかもしれないけれど、
100年後は、違っているかもしれない。
 
それくらい、人間の経験、知識はあやふやなもの。
それによって、受ける制限は、新しい可能性を潰しているかもしれない。
 
という事です。
 
何が言いたいかというと、
子供最強という事。
 
実は、何の経験もしていない、
子供の状態が、何の制限もない状態で、
最強な状態だと思うんですね。
 
子供が、これをやりたいと思った瞬間に、
それは、子供の経験から、
出来ると思っていること。
 
考えられるという事は、形にできるという事なんです。
 
分かるかな・・・(;^_^A
 
でも、大人は、先に様々な経験をしているものとして、
それを出来るかどうか、決めてしまう。
 
日本語、50音、
あ~ん
まであります。
 
子供が、
一つ一つ身に付けていって、
 
「さまんごろぶ」
という単語を作ったとする。
 
そうしたら、
子供にとっての、
「さまんごろぶ」が出来上がるという事。
 
さまんごろぶは存在するという事。
 
でも、大人たちは、
「さまんごろぶ」なんて、無い。
という。
 
今ある単語の中から、近い単語を見つけてくる、
という作業をする。
 
そうやって、
もともとある、可能性を少なくしていることが、
あるわけです。
 
だんだん、訳が分からなくなってきますよね(^▽^;)
 
 
そうなんです、
それくらい、僕たちの生きている世界は、
不確定の多い世界。
過去にあった出来事だって、人によって、
感じ方が違う、経験も違う、そういう制限を、
持っているという事は、
プラスでもあり、マイナスでもある。
 
大事なのは、
両方を受け入れる事。
 
両方の面を、自分のものとして、
受け入れて。
 
常に、可能性を潰さない。
 
 
そしたら、見える世界は常に無限大です。
 
そういう視点は、きっと、
世界を素晴らしいものにすると思うんです。
 
子供の元々持っている
「好奇心」
これは、世界を楽しく過ごすために、
元々、もって生まれてきたものだと思うんですね。
 
大人として、
その好奇心を、
思う存分発揮させて、楽しい時間を過ごしてほしい。
 
一大人としての、希望です。


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