「何で勉強するの?」という問いに答えてみる。
子供に、
「何で勉強するの?」
とか、
「何で勉強しなければならないの?」
と聞かれたとき。
どのように、答えますか?
学生時代を思い出してみると、
なんか、いやいや勉強してたな・・・。
みたいな記憶しかない。
親とか、学校の先生から聞いた理由は、
将来困らないため。
とか、
いい会社に入るため。
とか、
いい仕事に就くため。
とか。
なんか、そんな感じのイメージで、説明されたような気がする・・・。
さあ、
子供に聞かれたらどうします?
子供に聞かれなくても、
親の考えは、子供に伝わるもの。
勉強が、なぜ必要なのか?
やると、どういう効果があるのか?
親が考える、
勉強とは、何のためにするものなのか?
という理由、目的。
それは、きっと、子供に伝わるもの。
だから、
改めて、勉強って何のためにするものなのか?
考えてみたい。
勉強って、
やっても、やらなくてもいいと思うんですね。
やりたかったら、やればいいし、
やりたくなかったら、やらなければいい。
誰かに、強制的にやらされるものではない。
ただ、やる目的、理由があれば、
それは、誰かに強制的にさせられるものではなくって、
自発的に、やりたいものになるはず。
そう、勉強って、
やる目的、理由がない限り、
やりたくないものになってしまうんです。
だから、
将来困らないようにとか、
いい仕事に就くためとか、
そんな、ふわっとした、理由だと、
絶対にやる気にならない。
ここで、改めて、
勉強の目的を語ります。
勉強の目的は、投資です。
未来の自分への投資です。
あなたが、自分自身で持っている時間を、
何に使うのか?
あなたの時間という資産を、
勉強という投資先に使って、
未来にそれ以上の価値を作るということ。
だから、
あなたが、意味がないと思っている勉強は、
その通りになります。
意味がなくなります。
常に、行っている勉強は、
将来の自分にどのように役に立つのか?
その投資をすれば、
自分にどのような利益があるのか?
考えておく必要があります。
例えば、
何かしたいことがあるとき、
自分にできない事、自分が知らない事、
だとしたら、
誰かの助けを求めないと、したいことはできない。
その場合は、他人にお願いしないとならない。
お金が必要になる。
人に何かをしてもらう場合。
お金は便利な道具です。
あなたが、人に何かをしてもらう立場の場合は、
お金が必要になる。
逆に、
あなたが、人に何かをしてあげる立場の場合は、
お金を受け取る立場になるということ。
この世の中は、シンプルで、
人に何かを与えた場合に、
多くのお金を得られるようになっています。
だから、
多くのお金を得られるようになるためには、
その分、自分に投資をしなければなりません。
現代社会で、多くのお金を集められている人は、
それだけ、誰かの役に立っているということです。
お金をあまり持っていない人は、
与えるものに比べて、貰うものが多い人。
人に何かをしてあげる、人の役に立つためには、
人ができないことをできるようになるか?
人が知らないことを知っているか?
どちらかが必要になります。
その為に、
自分の時間を何に投資するか?
その投資先が勉強です。
自分の人生を豊かにするために、
自分が目的とする道を歩くために、
誰かの役に立つために、
必要な知識、経験を積むことが、
一番の勉強です。
だから、学校の勉強は、
ほんとは、どうでもいい。
多くの人が知っている知識には、
価値がありません。
全くないわけではないけれど、
価値が低いということ。
そのような、価値の低い情報のために、
自分の時間を投資するよりも、
もっと、意味のあると感じられるものに、
時間を投資する。
それを選ぶのは自分自身です。
公式を覚える、年号を覚えるだけの勉強には、
意味がありません。
重要なのは、
目的地があって、
その目的地にどのようにしてたどり着くかということ。
勉強では、
公式を使ってどういうことができるのか、
やってみること。
歴史では、
過去の人の経験を、
現在にどのように生かせるのか、
実際に考えてみること。
誰かが出来ない能力、
あまり体験できない経験、
知っている人が少ない知識、
そういうものであればあるほど、
出来ない人、経験したことがない人が多いはず、
もし多くの人が知らない事、出来ない事
を、知っている人、出来る人、
がいれば、
その人は、多くの人を助けてあげることが、出来るはず。
商売になるはずなんです。
だから、
人がやっていない事、
経験したことが少ないこと、
どんどん、やっていくこと、調べることが
本当の勉強。
子供は、好奇心の塊です。
やってみたいこと、
知りたいこと、
たくさん抱えています。
その興味を、純粋に満たしていく行為。
それが勉強です。
楽しいと思えるように、勉強はするものです。
子供にとって、
その勉強の仕方を、学ぶのは、
大人の行動です。
大人が楽しく勉強している姿を見せるのが、
子供の教育にとって、一番良い方法。
大人が、
楽しく仕事をしていて、
楽しく勉強をしていて、
そしたら、子供たちの未来は、
きっと、楽しくなるに違いない。
【あなたの思考が周りの人の未来を作る。未来はあなたの思考が形になったもの。】
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