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梅雨は「痰湿」に気をつけて、爽やかに。
梅雨に出やすい症状
日本の梅雨といえば湿気。実は体内でも同様のことが起きやすい季節です。
梅雨になるといつも…
・顔や足がむくむ人
・太る
・気持ちが落ちこむ
・胃腸が悪くなる(下痢、胃もたれ、つかえ、吐き気など)
・めまいがする
・頭が重い感じの頭痛がする
などなど、普段よりも不調が増える人は、体内の水分代謝が低下している可能性があります。
痰湿とは
水分代謝代謝が低下していることを、漢方では「痰湿」といいます。体内で余分な水が滞っているようなイメージです。
痰湿を改善する漢方薬
痰湿をさばく効果をもつ漢方薬として、代表的なものはこちら。
・五苓散
・当帰芍薬散
・防已黄耆湯
・半夏厚朴湯
・半夏白朮天麻湯
などです。
☆漢方薬を選ぶときは、よく話を聞いてくれる専門家にご相談されると良いです。
痰湿を悪化させやすい要因と対策
・過度な飲酒
この時期、お酒は少し控えめに。飲むときは枝豆・そら豆・シジミ汁・アサリなど、痰湿を処理する力の強い食材を伴うのがおすすめです。
グリーンピースもおすすめです!
・甘いものの食べすぎ
甘いものを楽しむときは、美味しいお茶類とともにゆったりと。(血糖値の急上昇を少し和らげます)
また、例えばバターたっぷりの洋菓子よりも、小豆の和菓子のほうが痰湿対策としてはベター。そして、たんぱく質・緑黄色野菜などもきちんと食べていれば、糖の代謝は滞りにくいです。
・座りっぱなし
雨が多いと室内にこもりがちになりますが、少し「巡り」を意識すると効果的。長く座らずに、時々立ち上がってのびをしたり、手足を動かすことで、「身体の気分転換」をはかります。リンパ液や血液をスムーズに巡らせる小さな意識の積み重ねは、痰湿対策において重要です。自宅でお仕事をする人が増えた昨今、通勤で歩くことが減りがちですので、特に大切なポイントです。
★このように、痰湿ケアは健康的なダイエットにも結び付きます
最後のポイント
もうすぐ梅雨。雨が多いと、気温や気圧も変化が大きいですよね。いつも以上にストレスをためないようにと自分に優しく、衣服はこまめに調整して、どうぞお元気でお過ごしください。
こころからだ漢方
toki
さらに詳しい対策を検討したい方はオーダーメイドのご相談はいかがでしょう。
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