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ミュージカル初心者が女優を誘って、観劇してみた!【坊っちゃん劇場】

愛媛県東温市の地域おこし協力隊イワハシです。東温市は舞台芸術の聖地と言われていて「坊っちゃん劇場」という劇場があります。僕も、いつかは行かないとなぁ〜と思いつつ4ヶ月が過ぎていました。そこで、ミュージカル初心者がどのくらい楽しめるのか調査してきたのでレポートいたします!

■舞台に対するハードルってあるよね

まず僕のミュージカル遍歴です。どのくらい知らないかと言いますと、ミュージカルの思い出といえば高校のときに行事で行ったライオンキングのみ。覚えていることは、これが本物の「心配ないさ〜」か声量がすごいなと思ったくらい(失礼ながら半分くらい寝てた)

映画は好きなんですが、ミュージカル映画は「ララランド」しか見た覚えがない。ミュージカルに対してハードルの高さを感じ、見てこない人生でした。(ララランドはエマ・ストーン目当てで見たことは秘密)

とはいえ、せっかく近くに劇場があるので見てみたいなぁとは思う。

なんとなく見に行って、楽しみ方がわからず、つまんないな〜と思うのはもったいない。

そこでミュージカルに詳しい方に教えてもらって見てみよう!ということで女優さんに案内してもらいました。

■女優さん登場

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原 真礼さんです。つい最近まで「坊っちゃん劇場」に出演されていたバリバリ現役のミュージカル女優。現在は僕と同じ地域おこし協力隊として活動されています。

12月から活動を始められたので、協力隊歴は僕よりも後輩なので、先輩風を強風で吹かせながら頼んでみると快諾してくれました。(強要)これで最強のスケットが参戦してくれたので完璧な布陣になりましたが、ひとつ問題があります。

聞くところによると、坊っちゃん劇場には熱狂的なファンも多いらしい。記事が出る前にファンに顔バレしてしまい、「女優を連れて歩いているあのチンチクリンは誰だ!」と噂になりかないので警戒体制で観劇することになりました。(覆面を買おうか悩みましたがやめた)

■気になる演目は?

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今回見たのは「鬼の鎮魂歌」という作品。坊っちゃん劇場では一年間を通して同じ舞台を公演し続けるスタイルなので、行きたかったけど見逃した〜を減らして見ることができます。愛媛県に関わるお話が舞台になるんですって。

■あらすじ

桃太郎の鬼退治のお話なんですが、本当に鬼が悪いやつなんかいな?どうなんだいって話です。

あまり書くとネタバレしそうで怖いんですが、すげぇ悪いやつがいるんですよあの野郎〜って今でも思う。逆に良いやつもいるし善悪の価値観や恋愛的な要素もありアクションありのお話でした。あとね、鬼のボスがキングダムの王騎将軍くらい強い。あいつは天下の大将軍になる。(確信)

舞台の演出は少年隊の錦織さんがしています。(僕も一度、遭遇したそうなのですが、ラーメン屋の話をするのに夢中で気づかず通り過ぎてたらしい。今思えばどういう状況?)

■演劇の楽しみ方

僕が感じたのは没入感がすごい。映画だとカット割りがあるので演じている人しか見えませんが、舞台だと全員の表情や仕草などが事細かく見える。

本当にその世界観に飲み込まれるという感覚になりました。当然ですが、喋っていない人を見ても演技をしていてそっちを見ていても楽しめる。生の演技というのは迫力があります。

■何度見ても良い

原さんに聞くと、同じ演目をしていても役者さんが入れ替わったり、同じ役でも演じる人が変わることがよくあるそうです。その度に、この人がこの役を演じたらどうなるのか変化がある。

そういったことがあるのは演劇ならではですね。そこで何度も見に行って違いを楽しむリピーターも多いそうです。お客さんに学生が多いときは少し変えたりするそうで、細かい変化も楽しめるのは演劇ならではです。

■初心者でも楽しめるの??

まったくの初心者でしたが楽しめました!!失礼な話、今までミュージカルを見るとなんで歌うねんっとか思ってましたが、生で見るとみんな超歌うまいし迫力ある。

運動不足な僕からすると、みんなすっごい飛んだり動いたりして「よう動きはるわ〜」と感心しましたね(感想が大阪のおばちゃん)

ストーリーもよかったです。ここでは言えませんが、原さんに聞くと何度も見ている人だけが気づくようなサイドストーリーもあり奥深い。すごいぞ坊っちゃん劇場。

■最後はお土産を買って記念撮影して帰ればいいじゃないですか。

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桃太郎側のお土産ゾーンと鬼側のお土産ゾーンに分けて陳列されてました。自分のお気に入りの方を選んで買ってみてはどうでしょう?他にも俳優さんの写真とか色々売ってますし、品揃えが豊富です。

■記念撮影スポット

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これは愛媛県の名物、砥部焼(とべやき)で出来ているそうです。月に乗ってるのは正岡子規、教科書に横顔で載ってる人ねバイきんぐの小峠さんが似てる人。

正岡子規みたいに横顔で撮るもよし、正面から撮るもよし、ファイティングポーズでボクサー風に撮って、なんなのあの人?と思われるのも良い。

まとめ

愛媛県の魅力をPRできるスポットですし、誰が見に行っても楽しめる劇場だと思いましたね。演劇ってちょっとハードル高いわぁと感じている人ほど行ってみる価値があると思います。

コロコロの具合が気になる!!って方も感染防止対策も万全ですのでご安心ください。僕の記事だけではわからないことも多いので詳しくは公式ホームページをご覧ください。

<おわり>
坊っちゃん劇場を応援します!

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