地元食材を使って愛媛名物”いもたき”を作ってみた【グルメ】
どうも、愛媛県住みます芸人のイワハシです。嘘です、東温市の地域おこし協力隊でした移住しているという共通点しかなかった。
■”いもたき”って知ってますか?
僕も移住するまでは全く知らなかった愛媛の名物郷土料理です。愛媛の人は当たり前みたいに、いもたきするか〜って言うんですが移住者からすると、いもたきとはなんぞや?芋って何芋?ジャガイモかサツマイモかキャッサバかどれですか。(日本でキャッサバあんま食べん)
本当は里芋や鶏肉、揚げ、こんにゃくを煮込んだ鍋料理です。冬になったら河原でいもたきを作って食べるのが愛媛文化として定着しているのです。僕はあのウイルスの真っ只中に移住してきたのでまだ河原では食べたことないんですけどね。
イベント毎で何を作る〜ってなると真っ先にいもたきの名前が上がるような料理。
■地元の食材でいもたきを作ろう
僕ももう一年ちょっと愛媛にいるので、いもたきのひとつぐらい作れないとあかんな〜ということで東温市で手に入る食材で作ってみることにしました。地産地消ですね、まずはメインとなる里芋からゲットしにいきます。
この里芋は植えた僕本人ですら忘れかけていた里芋。秋までは草刈りとか色々と面倒を見てたんですが収穫するのを忘れてました。それでも育ってくれていたのでありがたいですねぇ〜里芋ってこんなにもできるんですねぇ〜というぐらいにあった。
ついでにこれもほぼ忘れかけていた大根もあったのでいもたきに入れてみます。あと植えたものの壊滅的に育たなかったニンジンがあったのでそれも収穫しておきました。
あとは残りの足りていない食材を買いにまいります〜
■地元食材が集まる産直「あさつゆマルシェ」
画像は東温市観光物産協会ホームページより引用
地元の新鮮なお野菜や食材を買いに行こうとなると、一番品揃えが豊富で安く買えるのはこちらの「あさつゆマルシェ」です。東温市だけでなく愛媛中の名物的なものはだいたい揃います。東温市の食料庫。
今の時期だと愛媛といえばミカンということで、めっちゃいっぱい置いてました〜郵送もできるので観光客の方にもおすすめ。東京のデパートだと超高いみかんなども安く買えるのでお土産にしたら喜ばれると思いますよ。
僕が住んでいる地域のお米も井内米も売ってました。(ちゃっかり宣伝)
ここでは長ネギとこんにゃくを購入しました。丸くてコロコロしてるのが可愛らしいわ〜あんた可愛らしいわ〜とおばはん口調になりながら購入。
いもたきの発祥とされているのは、大洲市らしいです。大洲を治めてた昔の偉い人が始めたんだとかいう話。350年以上も歴史があるんですって(詳しくはリンク先に書いてます)
あさつゆマルシェはここです。川内インターからも近いので帰りにチラッと寄っておみあげを買えますよ〜
■忘れちゃいけない愛媛の名物「松山あげ」
これも移住するまでは知らなかった食材「松山あげ」です。県内のスーパーには当たり前ですけどという顔して並んでるポピュラーな油揚げです。普通の揚げと違ってフワフワな食感をしてます。県外の方からすると何これ〜ってなると思うので買ってみて下さい。愛媛にはファンが多いです。
■いざ調理
作るのはカンタンです。里芋を洗って皮を剥いて塩揉みします。そこから熱湯に里芋とこんにゃくを入れる。
これが火を通るとあとはだし汁(2人前で200ml)を入れます。クックパッドにはいりこ出汁と書いてました。それに酒大さじ1砂糖小さじ1醤油小さじ1.5と塩を少々入れます。
そこに湯がいた里芋とこんにゃくを入れてにんじん、あげ、鳥もも肉などを入れて火が通るまで煮込みます。僕は大根を入れてますが、そこら辺は個人の自由だと思います。しいたけを入れることも多いです。
最後にネギを振りかければ、いもたきの完成〜
これは美味いんか〜美味いんか〜と疑いつつも食べます。美味いんかい!!!やっぱり見た目通り美味いんかい〜
いもたきは見た目が汁物の料理っぽく見えますが、具がメインの料理で里芋の甘さとお出しがマッチしています。こんにゃくの食感もいいですし、鳥の旨みも出ているのが美味しさの秘訣でしょうか。あと松山あげもトロトロになっております。
これとおにぎりでもあれば、いい感じの食事になること間違いなし。
■さいごに
いもたきっと調べてもらうと色々とレシピが載っているのでみなさんも作ってみてください〜以上、地元食材を使って愛媛名物を作ってみたでした。
<おわり>
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