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初めの1歩。

すでに2年もの間、職を辞すことを考えてはいたものの。
その先の自分の未来に、明確な人生設計があるわけでもなく。
猛烈にやりたいことや進みたい道があるわけでもない。

「会社がいやだ」という、子供のような感情だけでこの先どうするか。
そんなことを考え始めた時に、偶然にも本屋さんで目が合った1冊の本。

私は元々、さほど本を読む方ではなく。
必要になれば、読む。といった感じで基本的には実用書しか読まない。
いわゆる「本好き」にはほど遠く、本屋さんに行く時は
目的がある時のみ。

そんな私が、ふらっと目的もなく本屋さんに行った。
正確には通っただけ。
その通り道に並べてあったこの本に出会う↓

できる40代は「これ」しかやらない

全体的には中堅の、いわゆる「中間管理職」層あたりに向かって
書かれているものの印象を受けた。

その中で、自分に当てはまったもの。
①転職を考える時(自分なりの分析と結果)
②一旦、本気で転職活動をしてみる
③2枚目の名刺

①については、本を読み進めながらすでに完了していて、
「転職を考えるべき」という結論に至る。

②、③は「なるほど」と思い、早速実行に移してみることにした。
まずは、今の仕事をしながら「本気」で転職活動をやってみることに。

・求人票を見てみる
・数社の転職サイトに登録してみる
・過去に登録済みの派遣会社で仕事にエントリーしてみる

職種はある程度絞ったが、業種はほとんど絞らず、
とりあえず色んな求人を見てみることから始めた。

これをやってみると、元々、自分がどういう心持ちで働きたかったか、
どういう仕事を好んでいたのか、を思い出した。
そして、今の自分はどんなことに興味があるのか。
思いがけず、自分探しができた。

私の周りにも、仕事に悩む人は少なくない。
仕事も会社もいやだけど、「もうこんな歳だし」「やりたいことがあるわけじゃないし」「とりあえず、安定したお金がもらえるし」
等という理由で、現状を我慢することを選んでいるようだ。

幼少の頃から「我慢すること」「耐え忍ぶこと」が良いことのように、
教わってきた気がする。そんな空気だった気がする。
でも、あの頃と今では時代も違えば、技術も違う。

今なら、できることも無限にある気がする。
折角、この時代に生きているのにやってみないのはもったいない、
そんな気持ちの変化が現れた。

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