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足跡っていうのは、自分が歩んだ上にしかできないんだ


「すきなことを仕事にするのはよくない」なんて言葉を聞いたことが何度かある。

なんでだろう、すきなことじゃないと頑張れなくない…?とその度に思っていた。


でも一度、すきなことや憧れていたことを仕事としてみて気付いたことがあった。

それは、『すきなことを仕事にすると、逃げ場がなくなる』ということ。

実際、すきなことだから頑張れることや、情熱的になれることも山ほどあった。
とても充実していた。
苦手なことも克服しようと躍起になれたのも、好きなことだったから苦じゃなかった気がする。

それでも、行き詰まることもあれば、悩みに直面することもある。

例えば、ギターを弾くのがすきな人が、ミュージシャンになったら、息抜きしようとギターを弾いていても気付くと仕事のことを考えてしまうことになる。
つまり、息抜きをするにしても好きなことを仕事にしていると、息抜き方法がなくなってしまう。


また、好きなことをしていると自覚があると、好きなことをしているのに悩んでいる自分という状況に直面する。
好きなことしているのになんで悩んでいるんだろう…なんて、余計な悩みがついてきたり。

好きなことを仕事にしても、楽しむだけではいられないし、遊んでいるわけではない。
だから、悩みがついてくるのは当たり前で、それなのに息抜き方法が減ってしまうから、すごくバランスが難しい。
そうしているうちに、好きだったことへの悩みが増えて、好きなことが嫌いになってしまうことも大いに有り得ると思う。

好きなことを仕事にするのってむずかしい。


それでも!と言いたい。


それでも、好きなことが多い人生がいい。
好きなことに情熱を持ちたい。
好きなことを選択して、ちゃんと選択に責任を持ちたい。
嫌いなことに向き合っている時間はもったいない気がする。
好きなことでめいっぱい悩んで苦しんでもがいていたい。
嫌いなことで成功したら、嫌いなことを継続する人生になってしまう。
うまくいかなかったとしても、好きなことを通して喜怒哀楽したい。

歩いてきた道を振り返ったときに、悪くないな、と笑いたい。

ただ、それだけ。



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