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家族愛を題材にした世界の映画「子供の思いを大切にしたくなる!」

こんにちは。
映画は映画館観たいコウニです。

映画館でなかなか映画を観にいきにくい現状ですから、ならば自宅で映画でもどうですか!?ということで、Amazonプライム・ビデオでも観られるおすすめ映画を紹介しています。

やっと小学校が少しずつ始まってきましたね。今回は「子供の思いを大切にしたくなる家族愛」の邦画と洋アニメの2本と、おまけに、Amazonプライム・ビデオにはないヨーロッパ名作映画を2本。合計4本ご紹介しますね。

夫婦で映画でもいかがですか!?

さあ、まずは家族愛の定番で我らが邦画からいってみよう!

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」

2005年の邦画です。予告だけでも泣けるわ(笑)序盤のあらすじはこんな感じです。

昭和33年の東京の下町、夕日町。終戦から12年たって、経済がどんどん成長していこうして活気に溢れる東京の街並み。

そんな夢にまでみた東京に、集団就職で上京してきた星野六子は、大都会の形相に感動していたが、就職先となった則文が経営する自動車工場・鈴木オートが田舎にもありそうな小さな家族経営であったことが分ってがっかり。しかし、そこは人情味豊かな夕日町。則文は家族思いの頑固者。六子が見たことがないテレビを餌に定職させ、家族のように大切にするのだった。

そして、鈴木オートの向かいには駄菓子屋を営みつつ、ダブルワーク作家をしている茶川竜之介が住んでいた。ひょんなことから、そこにも身寄りがない少年・淳之介が転がり混んでくる。

オリンピック開催を直近に控え、活気と夢に溢れる東京・夕日町からは、人々の希望である赤い鉄骨のタワーが高くなっていくのが見えるのだった。

これは、テレビでも何度か放送しているので見たことある人は多いですよね!私の映画レビューでは何度も紹介させていただいている山崎貴監督の作品です。邦画界のVFX達人ですが、この監督が手がける映画は、マジでいいんです!たまらないっ!もう愛してるっ!

と、テンション上がって取り乱しましたが、この監督はVFXの達人ですが、手がける映画はヒューマンドラマなんです。主人公達に命が宿っていて素敵な人たちだなぁと思えちゃいます。この「ALWAYS 三丁目の夕日」は最たるもので、古き良き昭和のノスタルジーさが合間って、ここに描かれている家族たちが微笑ましくなってしまうのです。

私は、昭和17年生まれの母と一緒に見たのですが、母は心から感動したのか昔のことを色々話してくれました。こうやって、時代を素敵に描いてくれる作品は、その時を生きていた人たちの思い出を美化させて、観る人たちの人生を幸せにする力があるのかもしれません。

見所は、なんと言っても人情味と家族の絆!今、これが薄れている時代だから、あえて距離を置かなければならない時代だからこそ、この映画をもう一度家族で観てみたいですね!

Amazonプライム・ビデオでは、本作品をレンタルしちゃえば400円ですぐ観れます!

さて、テンションだだ上がりです(笑)
次、アニメいってみよう!

映画「リメンバー・ミー」

2017年アメリカ・ディズニーアニメです。日本では2018年に公開されました。この映画は、以前にレビューを書いているので、よろしければ、改めて映画「リメンバー・ミー」レビューもご覧ください。

音楽の国メキシコ。音楽嫌いの家庭で育った音楽好きな少年ミゲルは、屋根裏部屋に隠れて、音楽家で街の英雄・故デラクルスの歌を聞いては、テンションだだ上がりで音楽家になることを夢見ていた。

そして、年に一度やってくる死者の日がやってきた。死者の日には、祭壇に家族の写真を飾ると、現世に先祖が戻ってきて、一族全員で過ごすことができるという言い伝えがあった。

祭壇に一族の写真が並べられるが、死んだはずのミゲルの曽祖父の写真だけちぎられていて顔がわからない。そして、その写真はミゲルが愛してやまない音楽家・故デラクルスと同じギターを持っているのだった。「もしかしたら、自分の曽祖父はデラクルスなのかもしれない」

ひょんなことから、ギターを弾いているところを家族に見つかってしまったミゲル。「音楽はダメ!」と、大切なギターを壊されてしまう。悲しみに打ちひしがれるミゲルは、デラクルスのお墓に飾ってあるギターに手を伸ばしてしまった。

この映画は、ディズニーアニメの中でも家族愛をとても上手に表現していると思います。アニメなので物語の先が読めてしまうのですが、映像が綺麗ですし、真実の愛こそ最後は勝つ的な安心感が心地良いです。

私は、子供達と一緒に観ましたが、子供達と一緒に最後に泣いてしまいました。主人公の祖母であるママ・ココがマジ泣かすんです。歌もいいですし、「本当に家族っていいな」と思える優しい作品です。

ご興味あったら、映画「リメンバー・ミー」レビューもご覧ください。

Amazonプライム・ビデオでは、本作品をレンタルしちゃえば299円ですぐ観れますよ!

さあ、今回はここまで!

と、言いたいところですが、映画好きさんには物足りないと思いますので、おまけで、Amazonプライム・ビデオでも配信されていない名作を2本ご紹介します。古いですが、ほんといい作品ですよ!

映画「リトル・ダンサー」

2000年イギリス映画です。原題は「BILLY ELLIOT」主人公の少年の名前です。古いので日本語トレイラーが探せませんでした。序盤の簡単なあらすじはこんな感じ。

1984年のイギリス。炭鉱町で育った少年ビリーは、父と兄と祖母の4人で仲良く暮らしている。炭鉱町なので労働夫の男社会でもある。

町の少年達に人気の習い事はボクシング。ビリーのボクシングはダンスのように逃げ回るスタイル。そして、いつも練習相手に殴り倒されてしまうのだった。

そんなある日、ボクシング教室の隣に、女子の習い事であるバレエ教室が引っ越してくる。ボクシングよりバレエに魅せられてしまったビリーは、家族に黙ってバレエの練習を始めることに。そんなひたむきな思いに気が付いたバレエ教室のウィルキンソン先生は、ビリーにバレエを教え始めるのだった。

いやー、ヒューマンドラマ好きの方には絶対に観て欲しい作品です。

映像が美しく、物語がめちゃくちゃ泣かせます。男子のバレエという設定もよいのですが、男尊社会・労働階級社会という外の問題が、家庭内を引き裂こうとする葛藤と苦しみを上手に描いているヨーロッパ名作映画らしい物語になっています。

個人的には、主人公のパパの不器用さと表情が、我が父を見ているようで心に刺さりました。予告にもありましたが「広い海側から壁に囲まれた狭い街へ笑顔で走ってくるシーン」「名門学校の面接で階級が違う先生方と向き合った時の表情」息子を思って素直に喜び、精一杯背伸びする演技は最高に良いです。本当にいいパパ。もう、涙がでちゃいます。

子供の「やりたい」という素直な思いを、大人が「ダメ」と言ってしまうのはとっても容易です。そんな大人社会の都合に翻弄されて芽生えた思いを押し殺す子供はどんな気持ちなんでしょう。この映画は、大人になったからこそ、親になったからこそ観ておきたい作品です。

Amazonプライム・ビデオでは、配信されてませんでしたが興味あればBlu-rayでどーぞ!

と、もうひとつ子供が主人公のヨーロッパの名作映画を。

映画「ぼくのバラ色の人生」

1997年フランス・ベルギー・イギリスの合作映画です。古いので、案の定、日本語トレイラーがありませんでした。ただ、名作で、今回のご紹介ジャンルで外したくないのでご紹介します!序盤のあらすじはこんな感じ。

フランスの中流階級住宅街。6才の少年・リュドヴィクの一家は、父の上司のすすめでこの街に引っ越ししてきた。引っ越しを終えて、お隣近所を誘ってのお披露目パーティーに、リュドヴィクは女装をして現れる。

あっけに取られる、両親とご近所方々。

そう、リュドヴィクは女の子になりたいのだった。

めっちゃ、序盤の序盤しかあらすじ書きませんが、女の子になりたい男の子と家族のお話です。

もし、あなたの子供が同じようになったとき、あなたは子供の思いを理解してあげることができますか?信じてあげられますか?本当の幸せってのは、たったこれだけかもしれないね。なんて思えるかもしれません。

興味があったらぜひ観てみてください。私は、学生の頃に渋谷のBunkamuraル・シネマで見て感動しました。もしかしたら、レンタルビデオ屋さんにもなかなかないかもしれませんが、購入しても損しないぐらいの作品です。

個人的には、お母さんになった方に観てもらいたいですね。

今はビビッドカラーやグレーティングのカラー表現は映画で当たり前に使われますが、この頃にしては映像色に相当こだわっていて、ファンタジーを醸し出していてとても美しいです。随所に主人公の心を表現しているかのような色彩表現がされています。私は、パンフレットもチラシもDVDも持っていますが、カラーデザインに独自性があって洗練されているように思えます。

Amazonプライム・ビデオで見られるまで待ってられねぇわ!という方はBlu-rayでどうぞ!映画コレクションとしてもおすすめです。

さて、今回の記事がご参考になったという方は「スキ」をポチッとお願いします。また「こんな映画紹介して欲しい!」というのがあればコメントください!ホラー映画・ゾンビ映画は苦手ですが、それ以外はおすすめ映画がありますのでお答えできると思います!!

それでは、コウニでした!!
映画のような夢を!!


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