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ハライチのターンとエッセイの話

お気に入りのラジオに、ハライチの2人がTBSラジオで毎週木曜日深夜12:00からやっている
「ハライチのターン」があります。

radikoを始めた当初、やたらトップにオススメされるので、それまでハライチには何の興味もなかったのですが、何となく聴いてみるとハマってしまいました。

今週のターンでは、
澤部が(あえて呼び捨てにしています)
エッセイで成功した岩井(あえて呼び捨てにしています)に対して、
これまで「エッセイストの相方」だったのに、自らもエッセイを書く仕事が入ってきた時の話をしていました。

エッセイを書くことの難しさや、「エッセイ」を書くことに対しての喜びや高揚感など、面白おかしく話していて、今週も楽しく聴かせて頂きました。

私自身、noteという小さな場所を借りて、自称「エッセイスト」として自分の日頃の体験談や、感じた事などを書いているのですが、その難しさを日々感じております。

私が何かを書いてみたいと思ったきっかけは、
これまでの自分自身のSNSでの投稿でした。

mixiから始まり、時代はFacebookになり
私の過去20年近くの記録がたくさん残っています。
そんな小さな世界での発信を、友人限定で公開していたのですが、
たまにしか会わない、知り合い程度の繋がりの人に
「投稿が面白い」と言ってもらう機会が増えました。

私の投稿のほぼほぼがただの愚痴や、はっきり言うと悪口ばかりなのですが、そんな一見ネガティヴな感情を
「面白い」と感じてくれる人がいるんだ、という事が、自分自身が発したドロドロの毒が、解毒された気分になりました。
そして、書き続けるようになりました。

こんな私の小さな投稿でも、
きっとどこかに需要があって
嫌いなあいつの顔を、鬼の形相で睨んでいたり、
満員電車の中で足を踏まれ、驚くような舌打ちが出たり、
上司や部下に腹が立ったり、
憂鬱な気分になったそんな瞬間に、
ちょっとクスっと笑えるといいな、と思ったりするのです。

ハライチのターンで澤部は
「カフェでスマホを触っている人いるけど、仕事をしていたり、ゲームをしていたり、もしかしたら恋人とLINEしてたり、色んな人がいると思うけど、俺はカフェでエッセイを書いてるんだぜ。ってちょっといい気分になった事すらエッセイにしてもいいかもな。」
と言っていました。

相方の岩井は
「それじゃ広がらない」というような事を言っていましたが、
私は
「澤部がカフェで携帯をいじっていたのは実はエッセイを書いていた」
という内容は十分なネタになるのではないかと思いました。

人の目に触れる、興味深いエッセイを書くにはまだまだ遠い道のりですが、
澤部の話を聴いて、そんなどうでもいい日常や瞬間を切り取ることも忘れずにいたいなと思う次第でした。

そして、ハライチ澤部のエッセイは
4/24発売のQuick Japanで読めるようです。
楽しみにしています。




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