【祝】ついに民間初の月面着陸が達成。そして今回も〇〇していたかも?
昨年から月面開発に関わる歴史的なイベントが続き、2024年についても同様です。
過去の投稿を再掲します。
このなかで、「民間月面着陸の競争」について取り上げています。該当図を乗せておきます。
・Astrobotics Technology
・Intuitive Machines
・Firefly Aerisoace
・ispace
このうち、Intuitive Machinesがついに2/23(米国時間)、民間による初の月面着陸を達成しました。(タイトル画像はイメージ)
アーカイブ映像もまだ見れます。(1:40:00あたりに通信確認の連絡)
上記の画面キャプチャーのロゴもあるとおりNASAとの共同放送で、公式サイトでも触れています。
元々はNASAのCLPS (Commercial Lunar Payload Services) と呼ぶ民間委託の月面輸送ミッション(投稿時点で14社が選定され総額26億ドル)によるもので、上記のほかの数社も含まれています。
簡単ですが、この会社について紹介しておきます。既にWikiにも月着陸も反映されてますね。
この会社は2013年に設立されました。
もともと、NASA時代に開発された月探査機Project Morpheus(某映画のキャラ名とは別)のコアエンジニアたちが独立したという経緯があります。
そしてNASAからの依頼でついに達成されたわけです。
ただ、確かに月面着陸後に通信を確認したのですが、予想よりも微弱な信号でまだ細かくは何がおこっているのかが推測の域を出ていません。(なので管制塔ではそこまで動画を見る限り浮かれてません。はじめはノリが悪いなぁ、と思いましたが)
1つだけ投稿時点での最新記事をのせておきます。
ようは、
着陸の仕方に問題があるようだが、なんとかミッションの一部はできそう、
というやや曖昧な状況です。
他の記事では、どうも横転したのでは?との推測があり、その写真を積載したロボットが撮ろうとしているようです。
こういった話をすると、宇宙ファンならつい2024年1月に起こった出来事を思い出す人が多いですね。
SLIMも着陸時に横向きの力が強く、人間に例えると倒立した状態でたたずんでいます。
改めて月に着陸することの難しさを感じる顛末です。
また、続報が入ったら触れたいですが、最後に名前について。
今回の月探査機Nova-Cは、「オデュッセウス」と名付けました。
由来はギリシア神話の英雄です。
名前には、「タフ」も含まれているとのことで、なんとか完全復活(SLIMも太陽光発電復活しました)を期待しています。
いずれにせよ、まずは関係者の皆様、本当におめでとうございます!
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