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言葉をしゃべるヒト・トリ・〇〇〇

面白いクラウドファンディングを見つけました。期限は2022/2/28です。

オームのように人間の言葉を反復させるのでなく、小鳥の「ことば」を解読するのが目的です。VRを使って色んなシミュレーションを作り上げて学習量を増やすというなかなか今風は試みです。

この記事内で、「小鳥」は犬・猫以上に多彩な音を出すことができるとのことです。人間の声を学習して真似ることができるインコ・オームのイメージもあるのでしょうが、「小鳥」だけなんでしょうか?

下記やいくつかの記事を見ると、ほかには「クジラ」なども機能としては持っているようです。それでもやはり「小鳥」は秀でてます。・・・なぜ?

上記事の解説にあるように、すでに生体機能だけでなく「さえずり」の神経まで発達しているのは驚きでした。
ますます、小鳥が相対的に進化した「理由」が気になります。
見た目だけでいえばクチバシがあるからかな?と安易に思ってましたが、学習能力を持っているほかの動物例を見ると、特に関係なさそうです。

そんな中、「」が1つの鍵になっているとの記事を見つけました。「言葉の起源」は、一般的には脳の進化による考えが多いでしょうが、ある記事では「言葉の歌起源説」を提唱しています。

要は、「複雑な歌(多様な言葉の組み合わせ)をうたった方がモテる」からという説です。おもしろいですね。現代でもやはり歌がうまい人は異性にモテるので、不思議と説得力があります。
小鳥は、ほかの動物以上に「歌」という手段をとったほうが、種を残せる確率が高かったのかなと想像します。その積み重ねで、脳の神経回路の発達までに至ったのでしょうか。
今の常識で見ると、「歌」は精神的豊かさを高める「娯楽」とみますが、もしかしたら我々を人間たらしめたとても重要な「行為」なのかもしれません。どこかで深掘りして調べてみたいと思います。

ところで、近年では「小鳥」以外でもいろんな手段で動物とコミュニケーションする研究は進められているようで、もしかしたら今後隠れた機能が発見されるかもしれません。

人間の常識で動物をみるのでなく、新しい科学的知見を通してほかの動物と接する時代がいつか来るのでしょう。

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