現実に迫るSFの世界:太陽のエネルギーを吸収するダイソン球の謎
ダイソン、と聞くと掃除機を中心としたハイテク家電メーカを思い浮かべる人が多いと思います。
それに宇宙を掛け合わせると「ダイソン球(以下DS)」と、太陽含めた恒星のエネルギーをすべて吸収する構造物が唱えられていました。
提唱者は名前の由来ともなったフリーマン・ダイソンという科学者です。以前にも少し紹介したので載せておきます。
SFでは定番に近い人口構造物です。こちらのアニメーションがとても分かりやすいのでお勧めです。
ところが、SFでなく現実に存在するかもしれないという面白いニュースが流れています。
ようは、DSが我々の所属する天の川銀河に7つほどあるかもしれない、
というはなしです。
このプロジェクトは、地球外知的生命体探索計画(SETI)「Project Hephaistos (ヘパイトス)」での発表です。
ざっくりいうと、理論時より放射エネルギーの乖離が激しいのでおそらくはDSではないか?という感じです。
その異常検知には流行りの深層学習が使われています。
元発表をAIで要約しておきます。
まだまだ候補にすぎませんが、こういった候補があるだけでもワクワクしますね。
ダイソン球は文明を表す尺度にもなりえます。つまり本当にあったとしたら、明らかに我々人類よりも高度な科学力を備えた何かが存在するわけです。
このような宇宙の文明尺度については、改めてどこかで触れてみたいと思います。
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