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ハッブル宇宙望遠鏡サルベージ提案のRFIが提出されています

ハッブル宇宙望遠鏡、という名称は宇宙好きでなくてもよくきくのではないでしょうか?(タイトル画像はNASAクレジット)
今はジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡が稼働しているので影を潜めていますが、宇宙の美しい写真の多くはここから撮影されています。

それを写真集としたような本も出版されています。

で、ハッブルは今でも現役かつ機体は正常です。

ただ、1つ問題がありそれが「落下問題」です。

いわずもがな物質がある以上引力が生じ、だから我々もジャンプしても地上に引き戻されるわけです。

ハッブルが落ちない理由は動いているからなのですが(常に落下を避けようとしている)それも限界があり、実は当初より高度が低くなっているのです。

具体的には当初610kmだったのが今は530kmです。このままだと2030年代には大気圏再突入して燃えてしまうリスクがあります。

それはNASAも重々承知していて、なんとすでにこの高度を戻す提案をオープンに募集しています。

よくシステム提案では、
RFI(Request For Information)→RFP(Request For Proposal)
という段取りで提案依頼を行いますが、それに倣うと現在RFIの提出がされています。

そして、それに対して日本の宇宙デブリ企業が手を挙げています。

提案内容をざっくりいうと、
ロボットアームで使うと引き戻す、というやり方です。

なんとなく宇宙デブリの技術を応用できそうで期待が持てます。

こういった提案を考えるだけでも、空想が広がって楽しいですね。まだ時間はたっぷりあるので、自分なりにアイデアを考えてみたいと思います。

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