霞始靆(かすみはじめてたなびく)
七十二候第五候
今日から七十二候の「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」になります。
冬の張りつめた空気がゆるみ始め、大気の中に水分が増え、
それが水蒸気になり,霧や靄の為に山野にたちこめて
景色がぼやけて見えることがあります。
朝霞、夕霞、薄霞、八重霞、遠霞、
空にたなびく「霞」をその時間や状態によって
美しい言葉であらわしてきました。
『靄』(もや)
今の気象用語では「霞」は使いませんが、「靄」は使います。
物を見分けることができる1km以下の時は霧、1km以上10km