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【東風解凍(はるかぜこおりをとく)】


今日は二十四節気の「立春」
七十二侯は立春の初侯「東風解凍(はるかぜこおりとく)」になります。
東風が氷を溶かし始める頃
春は東からやってくると思われていたのですね。

旧暦の1月のことを
「早緑月(さみどりつき)」と呼びます。
木や草たちに緑が蘇りつつある月
まだまだ厳しい寒さの中に少しでも春の兆しを探している頃。

東風を待って咲く梅を「風待草」とも呼びます。
窓からのぞくおひさまの光は暖かいけれど、外に出ればまだまだ風も冷たくて寒さも厳しいけれど、
旧暦では今日が新年の始まり。


2月10日は初午(立春をすぎて最初の午の日)なので、ちょっと早いけれど、お稲荷さんを作りました。
我が家のは、醤油と味醂でさっと煮ます。
中には、蓮根と牛蒡入りのと、
胡麻だけのと2種類。
実は子供の頃からのお稲荷さん好き💗
お味噌と甘酒で炊くこともあります。
出汁と醤油と味醂の甘く染みた油揚げとさっぱりした酢飯の相性は最高です!



この日は稲荷神社のお祭り、
「稲荷」は「稲生(いななり)」が変化したものだそう。
五穀を司る神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)のことで、別名の、御饌津神(みけつがみ)を「三狐神」と書いたことから、狐と結びついたそうです。

また新しい気持ちで
今年もよろしくお願いいたします🙏

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