【玄鳥至(つばめきたる)】

七十二候第十三候

二十四節気【清明】
「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草と知れるなり」暦便覧より

清らかで明るい春の日を受けて草木が芽吹く頃です。
春の野に出かけ、青々とした草の色を匂いを感じて、野山で青草を素足で踏んで遊ぶことを
『踏青』と言いました。
素敵な感覚ですね^ ^

空に目を向けれは燕が渡ってくる頃です。
燕が巣を作った家は栄える。
大きな口を開けて餌を待つ雛とつがいで協力して子育てをする親鳥の様子がやがてみられると思います。
玄鳥の玄は、黒を表します。
黒い背中と二つに割れた長い尾
燕尾服という名はここから取られました。
ツバメが巣を作った家は栄えると言われ、私の実家も毎年私の部屋の戸袋にツバメが巣を作るので、雛が育って巣立つまで、雨戸を閉めたままにしていました。
人間のそばで暮らす事を自然に受け入れられたツバメは凄いですね^ ^

この頃の旬に「おかひじき」があります。
海のヒジキに似てるのでオカヒジキ
またの名をミル(海松)に似てるのでミルナと言います。
西部劇で風に吹かれて転がってる植物、タンブル・ウィードはこの仲間です。

東北では江戸時代から栽培され、お浸しや、和えものとして食べられてきました。
今日は彩り野菜と一緒にサラダにします。
ドレッシングは甘酒と梅酢で!

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