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|低山ハイク|もうひとつの龍田神社、王寺〜神岳神社・三室山〜竜田川

2024年3月3日 
JR大和路線「王寺」駅、8寺半頃着。
駅から、北方向へ歩くと

大和川に突き当たる、
西側、左手には信貴山。

東側。

橋を渡り、住宅地を抜け
Googleマップで確認しながら、

案内あり、少し上ると

神岳神社(かみおかじんじゃ)・三室山

神岳神社は、竜田川西岸の三室山に鎮座しています。『延喜式』(平安時代)の神名帳に記載のある神社ですが、由緒はよくわかっていません。

三室山は、神の鎮座する山や森である「神奈備(かんなび)」として古くから信仰の対象になっており、『古今和歌集』などに「神なびのみむろの山」として詠まれています

奈良県歴史文化資源データベースHPより


階段上り、

左手には、
市杵島神社、弁財天神

絵馬堂

稲荷神社、稲荷大神

正面の景色

参拝。

ここ神岳神社、由緒はよくわからないとのことだが
聖徳太子が飛鳥より産土神をこの地に勧請し、
祭祀されたと伝えられている。
が、聖徳太子が飛鳥より勧請した神が、どなたかは不明とのこと。

元々はこの「三室山」を神体山として祀った素朴な信仰があり、
太子の勅願所として祭祀されていたが、
いつしか祭神は「須佐之男命」となった。
「牛頭天王社」とも呼ばれていたそうだ。

摂社、大己貴神

「自転車でめぐる国中(くんなか)の佐吉狛犬」として
伊勢街道寄り道マップが置かれていた。

拝殿の右から道を歩き
本殿が見え、すぐ山頂に、

東屋あり


能因法師の供養塔、
五輪塔は公園整備の際にここに移動されたそうだ。

標高、82m(超低山!)

下ると、

竜田公園、竜田川沿いを行く、
綺麗に整備されている、奈良県が管理する公園。

桜の季節が良さそうだ。

しばらく歩き橋を渡り、東に渡る

少しの高台、遊具などもある広場

東へ歩く、


龍田神社

社伝では、聖徳太子が法隆寺の寺地を探し求めていた際、白髪の老人に化身した龍田大明神に逢い、「斑鳩の里こそが仏法興隆の地である。私はその守護神となろう」と言われたので、その地に法隆寺を建立し、鎮守社として龍田大明神を祀る神社を創建したという。

Wikipediaより

こちらの
斑鳩の龍田神社は、龍田新宮とも呼ばれ、
三郷の龍田大社は、龍田本宮とも呼ばれる。


この道は、奈良街道として大阪と奈良を結び栄えていた。
東に行けば、法隆寺は近い。

聖徳太子が法隆寺を建てる場所を探していると、
老人姿の龍田大明神に出会い、
飛鳥から大阪湾へ抜ける、交通の要所である斑鳩を勧められた。
また、私がその守護になろうと言われたので、
鎮守社として龍田大明神を祀る神社、龍田神社を創建した。
そして、飛鳥のご自分の産土神は、
ここのすぐ南、先程の三室山・神岳神社に祀っていたのである。

法隆寺がある斑鳩の地は、生駒山地の南端近くに位置し、大和川を通じて大和国(現・奈良県)と河内国(現・大阪府南部)とを結ぶ交通の要衝であった。付近には藤ノ木古墳を始めとする多くの古墳や古墳時代の遺跡が存在し、この地が古くから一つの文化圏を形成していたことをうかがわせる。

『日本書紀』によれば、聖徳太子こと厩戸皇子(用明天皇の皇子)は推古9年(601年)、飛鳥からこの地に移ることを決意し、宮室(斑鳩宮)の建造に着手、推古天皇13年(605年)に斑鳩宮に移り住んだという。

Wikipediaより


参拝。

「う〜ん、よだれ掛けはお地蔵さんだけにしてください。」


楠大明神

左にはソテツの巨木、

金剛流発祥の地

金剛流(こんごうりゅう)とは、日本の伝統芸能である能楽のうち、能のシテ方の流派の一つである。

Wikipediaより


三つの社が三角形に並ぶ

前面、右
廣田神社、粟島神社、祇園神社

前面、左
事代主神、恵比須

奥には、

白龍大神、

市杵島姫、弁財天



外は住宅地、西へ歩く、
太田酒店(県の有形文化財だそうだ)


竜田川に突き当たり
川沿いを北へ歩く、

斑鳩町と平群町の境界

右、竜田法隆寺
左、越木塚十三峠

役行者!

電波塔が並ぶ、生駒山を眺める。

公園が終わり、駅へ
近鉄生駒線「竜田川」駅着、11時

駅案内板、ハイカーが数名、
生駒山から奈良側、平群町への
ハイキングコースもたくさんある

電車は単線、すぐに来た。

龍田神社と法隆寺、
龍田神社と龍田大社、
歩けば情報は繋がる。
そして、
竜田川と竜田揚げ、
竜田揚げの名前の由来について、有力な説の一つが、
奈良県の竜田川にちなんで名付けられたというものである。

小倉百人一首にも収録されている在原業平の和歌「千早ぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは」に由来するという説である。
この和歌に登場する奈良県の竜田川は、古くから紅葉の名所として知られている。竜田揚げの揚げた後の色が赤褐色をしており、紅葉のように見えることから命名されたとする。

Wikipediaより

とまあ、龍田(竜田)は紅葉の名所でもある。
82mの超低山、綺麗に管理された公園、
ありがとうございました。






三郷町の龍田大社は、こちらに


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