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【飲食店】客単価UPの施策。一次顧客と二次顧客を知る。

「価値を上げるのは自分でしかない」と言ったのはうちの所長の話。

まだ深掘りできていないのですが、なるほどと思いました。

物価が上がっているなか、経営的にお金を回すには少なからず客単価ということを意識しないといけないですよね。

そんな時に、
「単に値段を上げる」
「策を練る」
2つ大別することができるかと思います。

もちろん単に値段を上げることが1番重要で、そこにどうやってお客さんに納得してもらうか、もしくは納得しないお客さんは割り切るか。
と言うのが大事なのだと思います。

その2つ目のお話、策を練るということで1つ考えてみたいと思います。

一次顧客と二次顧客のお話は聞いたことありますか?
お金を支払う人と、そのサービスを受ける人が異なることを表しています。

例えば塾で、
一次顧客はお金を支払う人「親」であって、
二次顧客はサービスを受ける人「子供」である。

支払い≠受け取る人 が違う。

この親と子の話だと、また違う意味合いなのですが、
例えば、他人同士のなんらかの繋がりである場合。

この時の一次顧客と二次顧客との間には「感謝」とか「仕事を受けたい」とかの思惑があったりします。

その時に思惑が大きいほど、値段が低いものは失礼に当たるのではないか、相手に満足してもらえないのではないかと思ってしまう。
言葉を変えるとギフトとか、接待というものになります。

もし自分がお金を支払って、自分がサービスを受け取るのであれば、
「自分」ごととなって、視点はコスパに行きがちです。

「コスパがいい」と思った時にはお客さん(顧客)になります。
そこには 値段という期待値と満足感との差=コスパ なので、他に同じようなサービスがあって値段が安ければそっちに流れてしまう。

「好きだ」と思った時にはファンになります。
応援したり、勝手に営業マンになったりと、良いことづくめです。
視点が「自分以外」になっているのです。

方向的には同じで、視点が「自分以外」であるのも、ギフトや接待です。
もちろんコスパも考えますが、最重要なものは相手に満足してもらえるか?という視点。

ここを捉えると、別の切り口で客単価のUPが見込めそうです。
つまり安価に設定をすることが、失客を招くこともありそうだということ。
これを踏まえると、少し単価の設定が上に振れそうな感じではないでしょうか?

大前提としは「いいもの」でないといけないですが。
お客さんの視点が自分(一次顧客)ではなく、相手(二次顧客)になっただけで、対象を満足させるということについては変わっていないということ。

ギフト設計や接待向けに目を向けることも重要なのかなと思ったお話でした〜。


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