夢・目標をどのように捉えるべきかという話

株式会社BOXの角田です。
今日から少しずつnoteを書いていきたいと思います。
誰かの何かの力になることを信じ、綴っていきます。

夢・目標の考え方

将来の夢がない。
自分は何がしたいかわからない。
これは明らかに将来の夢を掲げろという無責任な教育が生み出した負の遺産だと思う。将来の夢を掲げろというわりには将来の夢についての考え方、描き方の教育は存在しない。故に、なりたい姿、やりたい職業を漠然と“夢”という言葉でひとくくりにまとめあげ、掲げるだけでいいものだと錯覚してしまう。

目標と夢の違いを明確に伝え、目標や夢の考え方、描き方を教育し、何度も何度も夢を書き換え納得できるものに常にアップデートし続ける。個人的にはこの考え方がしっくりくる。

要するに、目標や夢の考え方は複数あっていい。

夢・目標は決める力にかかっている

夢や目標を決めるためには、力が必要だと思う。スキルが。
前提、不明瞭・不明確な未来に対して決めを作ることは非常に難しい。
未来に決め(目標・夢)を作るためには様々な失敗・成功含め経験が必要だと思う。そうやって本気で人生に向き合い、インプットを増やしていくと必然的に身についているものが特異的になる。結果、自分は●●な人間だ。ということは、●●をできる/したい。●●を人生のミッションにしてみよう。と繋がりが醸成される遅咲きタイプ。

もちろんそうではない特殊な属性も存在する。
遠い先の未来をビジュアライズし、自分ならできると信じ込むことができる。一種の勘違い力ともいえる。この属性は早咲きタイプ。

僕自身はもともと自分の未来を信じることができていなかった。野球を辞めてから明確な目標や夢は持てていなかった。しかし、SEVENRICH GROUPに転職し、劣等感と焦燥感から自分の弱さと向き合い、自己成長に一点集中し、自己成長と企業の成長を重ね始めた(ビジネスに本気になった)ことで、視座・視野・視点が育ち、日々から吸収できることが増えた。決めを作るためのインプットができるようになった。

たかが26年の人生で何がわかる

26年間生きて、ようやく4年後の目標を立てることができた。
4年後までの目標を立てる力がついた。
しかし、いうても26年の人生で何が決められるんだ。
ポジティブな意味でそう感じた。
それはこの数年でここまで見える景色が変わるということは、今後景色の変化スピードや変化率も今までとは大きく異なるであろう。現在地の自分が決められることには限界がある。見えている範囲で考えてしまうと。であれば、見えていない先の先に旗を立て、その旗にたどり着けると信じてみよう。いつの間にか、そういった発想に変換されていた。そう信じ続けていると、それが当たり前になった。夢も明確になった。夢だけど、子供のころ掲げていた夢ではない。遠く、旗すら見えていないはずなのにたどり着けると信じることができている。いわゆる、早咲きタイプと同じ感覚を手に入れた。

後発的に、早咲きタイプのような夢の捉え方(遠い先の未来をビジュアライズし信じ切る力。勘違い力)を手に入れることは可能だと知った。

先ずはぼんやりとしたありたい姿と、数ヶ月先の具体的な目標

目標や夢を明確にするには、力が必要。
その力は残念ながらすぐに手に入れることはできない。
そんな人は、まずはぼんやりでいいからこういう人間でありたいという理想の状態をイメージし、短期的でもいいので具体的な目標をセットで作るといいと思う。

ぼんやりとしている理想状態は、本当にぼんやりしていていい。
5人家族で、言いたいことが言え、一緒にいるときはおもいっきり家族の時間を楽しむことができる家族でいたい。みたいな。

短期的な目標は具体性とストレッチ性が鍵になる。
より定量で測ることができ、目標達成したか否かを判断できる目標である必要がある。まずは3ヶ月先の目標に本気で向き合ってみる。そうすると次は6ヶ月先の目標を立てることができ、1年先、3年先と目標を設計できる距離が遠くなっていく。これは、自己成長と共に目標設計力が高くなったと言える。

そうやって積み重ねていくうちに、目標を長期で設計できるようになり、夢を設計できるようになっていく。目標や夢を設計するためには、様々な経験から得たスキルが必要になる。その経験が濃ければ濃いほど、良い目標設計ができるという話。

夢がない、目標がない、やりたいことがみつからない。
それはもう仕方がないことだと認識していい。
そう割り切って、目の前のことを積み上げていく。
そうすると、見えてくるものが必ずある。

夢や目標が設計できないことに焦る必要はない。
大事なことは、いつか必ず夢や良い目標を決めることができる自分がいるということを信じ、歩みを止めないこと。

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