角田 光史 / KOJI TSUNODA

株式会社BOX代表取締役 〜スタートアップのHR支援〜 株式会社Food Corner…

角田 光史 / KOJI TSUNODA

株式会社BOX代表取締役 〜スタートアップのHR支援〜 株式会社Food Corner代表取締役 〜CRAFT CURRY BROTHERSというカレーブランドを展開。【オンライン販売・渋谷店・代々木店】〜 スタートアップと中小企業を盛り上げます。

記事一覧

固定された記事

人生捨てたもんじゃない。“この瞬間のため”をもう一度。

BOXの忘年会が終わった。 3ヶ月に渡り、各所プロフェッショナルを巻き込みながら進めたビッグプロジェクト。 この招待状によって、全てが動き出した。 カルチャーリード…

スピンアウトから1年、僕がBOXに伝え続けてきたこと

はじめに2024年4月17日、株式会社BOXは1周年を迎えました。スピンアウトから数えると1年、「人材紹介事業部」としてセブンリッチグループで組織を立ち上げたときから数える…

たりないものが多すぎる。

自分には足りないものが多すぎる。 やりたいこと、成し遂げたいことの壮大さに対して不足が多すぎる。 11日、12日でSEVENRICH GROUPは経営合宿を実施した。 30事業のトッ…

カルチャーについて考えてみる。

BOXをはじめてから一番にこだわってきたこと。 このカルチャーには組織運営における本質が詰まっている。 BOXはこのカルチャーの存在が非常に大きな役割を果たし、ここまで…

ハイブリット

父とゴルフに行く機会が増え、道中でもラウンド中も経営の話をすることも増えた。 最近の反省というか、振り返りで言うと自分は考え方も行動もハイブリットでやってこそ自…

先ゆく人から学ぶ

岩倉使節団のメンバーである木戸孝允、山口尚芳、岩倉具視、伊藤博文、大久保利通は帰国後に、日本で待っていた板垣退助、西郷隆盛とは意見の食い違い続けた話は有名。 優…

祖父の27回忌で感じた、承継するという意味

いつかくる祖父、父が作り上げてきた会社の承継。 この数年は経営者としての力をつけるだけでなく、同じ事業承継をしてきた人たちにもたくさん会いに行き、勉強をしてきた…

BOX合宿を通して改めて伝えたいと思ったこと

経済や政治のインプットと競合の動きを刷り合わせ、予測を立てる力 まずは対局を見るために歴史を学ぶこと。 不況に差し掛かるタイミング、不況を乗り越えるタイミング、…

全てはトップの力量次第

2023年より組織っぽい組織になり、振り返り感じたことはトップに立つ人間によって可能性が決まるということ。 期末振り返りを50人以上のメンバー実施した。 おそらく次か…

年始で転職活動をスタートしている方へ

年末年始で時間的な余裕と精神的な余裕を確保し、自分の人生を見つめ直す人が多い。そして人生の転機とも言える転職活動に踏み切る人も結構な数存在する認識をしている。 …

人生は日々終わりに近づいている

ビリミリオンという歌を聞いたことがありますか? この歌を聞いて、この歌詞をみて何を考えますか? 死は必ず来る、そしていつ訪れるかわからない幼稚園生の時、大好きだ…

2023年出会った、115冊

2023年〜2123/12/23に読んだ本115冊ビジネスの未来 わが子を経営者に育てる17の極意 『経営』承継はまだか | 大井 大輔 君は誰と生きるか | 永松 茂久 遂げずばやまじ …

BOXでスタートアップ支援にこだわる意味

自分の可能性を信じ、可能性を拡張し続けることのできる人間を輩出するためには、同じく自分(会社)の可能性を拡張し続けている組織(スタートアップ)が適切であると考え…

夢・目標をどのように捉えるべきかという話

株式会社BOXの角田です。 今日から少しずつnoteを書いていきたいと思います。 誰かの何かの力になることを信じ、綴っていきます。 夢・目標の考え方 将来の夢がない。 自…

権限委譲とともに生まれる歪み。

現場から退き早一年。 できていると思っていたことが、できていない。 当たり前が風化する。 楽な方に楽な方に、気づかないくらいゆっくりと形態が変化していく。 そんな組…

CRAFT CURRY BROTHERS、死を予感した2021年。

クソみたいな市場と、僕たちは1年こう闘ってきた【告発】クラフトカレーの雄「CRAFT CURRY BROTHERS」による、TRUTH OF FOODとその先とは…。 理想と現実のギャップがエグ…

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人生捨てたもんじゃない。“この瞬間のため”をもう一度。

BOXの忘年会が終わった。 3ヶ月に渡り、各所プロフェッショナルを巻き込みながら進めたビッグプロジェクト。 この招待状によって、全てが動き出した。 カルチャーリード、ありがとうこの集大成を作り上げたのは紛れもなく夏に発足したカルチャーリード。 Bridging old and newをテーマに、BOXがさらに進化するために必要なことを考え、推進するチーム。 このチームは代表の僕の直下でとにかく動き回ってもらった。 僕だけではできないこと、経営陣だけでは難しいことをもがき

スピンアウトから1年、僕がBOXに伝え続けてきたこと

はじめに2024年4月17日、株式会社BOXは1周年を迎えました。スピンアウトから数えると1年、「人材紹介事業部」としてセブンリッチグループで組織を立ち上げたときから数えると丸4年が経ちます。 個人の感覚としては5年目に突入しますが、株式会社BOXとして初めての節目を迎えたことは純粋にうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。BOXが無事に1周年を迎えられたのは、BOXをご利用いただいているクライアントの皆さま、僕らを信じてくれた利用者の皆さんのおかげです。ありがとうございまし

たりないものが多すぎる。

自分には足りないものが多すぎる。 やりたいこと、成し遂げたいことの壮大さに対して不足が多すぎる。 11日、12日でSEVENRICH GROUPは経営合宿を実施した。 30事業のトップが集結し、それぞれの事業について議論した。 それ自体は、学びも多く、自身のテーマも達成し悪くなかった。 しかし、このグループの驚異的な成長と自分を比較し、ひたすらに劣等感を感じる自分がいた。 早くしなければ、早く成長しないと。 そういう感情だった。 ひたすらに焦りを感じた。 だからもっと

カルチャーについて考えてみる。

BOXをはじめてから一番にこだわってきたこと。 このカルチャーには組織運営における本質が詰まっている。 BOXはこのカルチャーの存在が非常に大きな役割を果たし、ここまで成長できた。 カルチャーは思考と行動のリンク基準。(特に思考) どういった思考と行動がリンクされることが組織の中で良しとされるか。 重要なのは思考だけではないということ。 思考と行動がリンクすることをセットで考え、その基準値が組織の基準値以上であることが重要。 このカルチャーは当たり前だが、その組織が持つ目

ハイブリット

父とゴルフに行く機会が増え、道中でもラウンド中も経営の話をすることも増えた。 最近の反省というか、振り返りで言うと自分は考え方も行動もハイブリットでやってこそ自分らしさだと考えに行き着いた。 30年間昭和にできた会社の社長に育てられ、30年間直々に教育をしてもらった。今自分の価値観や感性は父母からの影響が軸になっているのは事実だと思う。 その軸を中心に、大事にしながら、渋谷というトレンドが交錯する街で日々学び、スタートアップで日々研鑽し、これからことを成していく人たちと

先ゆく人から学ぶ

岩倉使節団のメンバーである木戸孝允、山口尚芳、岩倉具視、伊藤博文、大久保利通は帰国後に、日本で待っていた板垣退助、西郷隆盛とは意見の食い違い続けた話は有名。 優秀な人たちが、様々な脅威に立たされていたあの時代でさえ一つの方向に定めるのは難しい。 しかし、結局は岩倉使節団メンバーを中心に日本は成長していくことになる。彼らが海外で学びを得たからできたこと。 大きく時代が変化する時、会社が大きく変わる時には必ず新しい何かが加わる。海外から得てきた情報や経験、会社で言ったらそう

祖父の27回忌で感じた、承継するという意味

いつかくる祖父、父が作り上げてきた会社の承継。 この数年は経営者としての力をつけるだけでなく、同じ事業承継をしてきた人たちにもたくさん会いに行き、勉強をしてきた。 しかし一番大事なことに気づいていなかった。 祖父の起業背景、父の承継理由、会社の歴史、これまでの沿革を学ぶこと。 この会社を自分と一致させるために大切なこと。 今日の祖父の27回忌で祖父の武勇伝のような話を各方面から聞き、偉大な人だったのだと実感した。3歳?までの記憶しかないからほぼないのと同じ。 60代とい

BOX合宿を通して改めて伝えたいと思ったこと

経済や政治のインプットと競合の動きを刷り合わせ、予測を立てる力 まずは対局を見るために歴史を学ぶこと。 不況に差し掛かるタイミング、不況を乗り越えるタイミング、特別アップダウンがないタイミング、想像以上に上手くいっているタイミング、それぞれの国で何が発生し、どのように乗り越えてきているのか。そしてその意図や背景は何か、その打ち手に何をどこまで期待していたか。インプットが不足していると同じ情報を受け取っても作るアウトプットの精度は必然的に低くなる。 起こりうる全てのことを想

全てはトップの力量次第

2023年より組織っぽい組織になり、振り返り感じたことはトップに立つ人間によって可能性が決まるということ。 期末振り返りを50人以上のメンバー実施した。 おそらく次から自分が全員分振り返りに参加しフィードバックすることは難しくなると思う。 自分にとって最後の機会だったからこそ、少し力みながら全打席たった。 そんな中で見えたことは、わかっていたことだがそのチームのリーダーの色は、そのチームに怖いくらいに浸透するということ。これは良くも悪くも。 人を育てるのは機会(一緒に

年始で転職活動をスタートしている方へ

年末年始で時間的な余裕と精神的な余裕を確保し、自分の人生を見つめ直す人が多い。そして人生の転機とも言える転職活動に踏み切る人も結構な数存在する認識をしている。 しかしこの時の精神状態は、仕事が続く日常の自分とは別の自分が意思決定している(別人だと思っていい)のでいざ転職活動となるとなかなか前に進めない。 その意思の弱さでは、どの会社もあなたをほしいとは思わない。 節目だからという理由で転職活動をスタートする人が多い。 年末年始、ボーナスをもらった後、入社して●年経過など

人生は日々終わりに近づいている

ビリミリオンという歌を聞いたことがありますか? この歌を聞いて、この歌詞をみて何を考えますか? 死は必ず来る、そしていつ訪れるかわからない幼稚園生の時、大好きだった祖父を亡くしました。 癌と宣告から数ヶ月で心臓が止まりました。 小学生の時、最後の大会には出場できませんでした。 事故で2ヶ月の入院、大掛かりな手術、半年間のリハビリ生活。 中学生の時、最後の大会にはベストで臨めませんでした。 肘を壊し、ポジションが変わり、打撃にも影響が出ていました。 高校の時、最後の大

2023年出会った、115冊

2023年〜2123/12/23に読んだ本115冊ビジネスの未来 わが子を経営者に育てる17の極意 『経営』承継はまだか | 大井 大輔 君は誰と生きるか | 永松 茂久 遂げずばやまじ | 2023年1月号 ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 人の上に立つということ ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 マネーの拳 コミック 全12巻 地政学が最強の教養である ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] リーダーの持つ力 ダ

BOXでスタートアップ支援にこだわる意味

自分の可能性を信じ、可能性を拡張し続けることのできる人間を輩出するためには、同じく自分(会社)の可能性を拡張し続けている組織(スタートアップ)が適切であると考えています。 BOXは候補者の活躍するフィールドとして、スタートアップに絞っていますが、なぜBOXがその方向性を定めているのか、簡単ではありますがまとめたいと思います。 なぜ今スタートアップが注目されるのか スタートアップという言葉を耳にする昨今。 新聞やメディアでも目にする機会は増えました。 それだけスタートアップは

夢・目標をどのように捉えるべきかという話

株式会社BOXの角田です。 今日から少しずつnoteを書いていきたいと思います。 誰かの何かの力になることを信じ、綴っていきます。 夢・目標の考え方 将来の夢がない。 自分は何がしたいかわからない。 これは明らかに将来の夢を掲げろという無責任な教育が生み出した負の遺産だと思う。将来の夢を掲げろというわりには将来の夢についての考え方、描き方の教育は存在しない。故に、なりたい姿、やりたい職業を漠然と“夢”という言葉でひとくくりにまとめあげ、掲げるだけでいいものだと錯覚してしま

権限委譲とともに生まれる歪み。

現場から退き早一年。 できていると思っていたことが、できていない。 当たり前が風化する。 楽な方に楽な方に、気づかないくらいゆっくりと形態が変化していく。 そんな組織の弱体化に気がついたのが6ヶ月後でした。 なぜ、良いメンバーが揃っているのにイメージ通りに進まなかったのか…。 ■なぜ弱体化が進むのか一言で表現すると自分の基準値と、権限委譲先のメンバーの基準値の違いだと認識しています。 この基準値は様々あると思いますが、時間、KPIに対してのコミットメント、教育練度などなど

CRAFT CURRY BROTHERS、死を予感した2021年。

クソみたいな市場と、僕たちは1年こう闘ってきた【告発】クラフトカレーの雄「CRAFT CURRY BROTHERS」による、TRUTH OF FOODとその先とは…。 理想と現実のギャップがエグい。冒頭で結論から申し上げると、理想通りにはいかず、現状打破の難しさに直面した一年だったと思う。死(ピボット)すら予感した。 正直、「このプロダクトであればいけるでしょ。」そう思っていた。 でも無理や。プロダクトが良くても、人の心は動かない。動かせなかった。 浪漫と算盤のバランス