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カルチャーについて考えてみる。

BOXをはじめてから一番にこだわってきたこと。
このカルチャーには組織運営における本質が詰まっている。
BOXはこのカルチャーの存在が非常に大きな役割を果たし、ここまで成長できた。

カルチャーは思考と行動のリンク基準。(特に思考)
どういった思考と行動がリンクされることが組織の中で良しとされるか。
重要なのは思考だけではないということ。
思考と行動がリンクすることをセットで考え、その基準値が組織の基準値以上であることが重要。

このカルチャーは当たり前だが、その組織が持つ目標、株式会社でいうとVisionやMissionによって異なる。

部活で例えると、甲子園優勝を当たり前に成し遂げようとしているチームと、勝つことよりも楽しみことを前提にし県大会ベスト16に進めればいいと思う基準とでは組織の統制基準は異なる。

この統制基準=思考と行動のリンクの基準。

思考と行動のリンクについてもう少し詳細をまとめようと思う。
思考と行動のリンクとは、●●という考え方をして、●●という行動をしようである。

例えば、挨拶について。
自分たちの組織は相互のコミュニケーションの円滑さを重要視していて、だからこそ小さいけど挨拶は存在承認をすることができ、双方にコミュニケーションがしやすくなる。だから気持ちよく挨拶をするのが当たり前である。

またこの場合、自分たちの組織は相互のコミュニケーションの円滑さを重要視していて、だからこそ・・・と言った形で行動の形式を変えるが足並みの揃った行動が誘発されるはず。

思考と思考背景、行動がリンクすると組織の足並みがそろい、目標へ最短距離且つ確率高く到達できる可能性が高くなる。

だからこのカルチャーが弱い組織は弱い。
組織によって様々でいい。
具体的にして認識をそろえる。
それも違う。

カルチャーは定めすぎてもいけない。
何でもそうだけど、定めると固定される。
固定されると動きがなくなる。
動きがなくなると新しい何か面白いが生まれにくくなる。
それもまた違う。
カルチャーってVisionやMissionによって異なると言ったけど、VisionやMissionによって作るべき組織が変わることによって異なるが正しい理解。

故に、Valueによってある程度の意識付をしつつ、メンバーたちの解釈に委ね組織を運営するでいい。

だからトップや経営陣が組織を正すときは思考と行動をリンクさせセットで伝え続ける必要があるし、さらにいうとこの思考と行動のリンクのセットは、自身が必ず圧倒的な基準で行なっていることが求めらる。この圧倒的な基準とは総量のこと。総量とは、量×質×期間(継続)のこと。期間(継続)が不足していて、思うようにメンバーにメッセージが届かないことは散々見てきた。

だから経営者は圧倒的マイノリティで居続けなければいけない。
これは何に対しても。

メンバーは自分で思考し、少しづつでも自分の解釈(思考と行動のリンク)をアウトプットし、フィードバックをもらうことを心がけた方がいい。これができないと、いつまでも擦り合わない。擦り合うんだけど、受動的な擦り合わせしかできないので成長が遅い。成長が遅いと、明らかにフィードバックの機会は少なくなる。そうするとより鈍化する。

人の成長なんて、好循環に乗せた瞬間に驚くほど加速する。

とにかく、自分たちに必要な思考と行動のリンクをセットで伝え続けよう。相当な数、何度も何度も何度でも伝え続けよう。
経営者は圧倒的に、メンバーは自分なりに。

結果的に足並みが揃っている組織とその周辺を見て、周囲はそれをカルチャーと呼ぶ。



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