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やめたくても、やめられない「ながら髪乾かし」

頑張って続けることと同じように
やめたくても
ついついやってしまうことにも
その人らしさはかくれている。

こんばんは。こふくです。

ドライヤーで髪を乾かしながら
noteや本を読むことを
やめられないとです。
こふくです。

***

集中しすぎて、気がついたときには
もう髪は完全に乾ききっているので
絶対に良くない。

「ながら髪乾かし」をやめて
髪を乾かしたほうが
さらさらになることは
わかっている。

それでも、やめられない。
わたしは完全に
「ながら髪乾かし」に
魅せられている。

そのわけは
なにより、効率的に感じるから。

「ながら髪乾かし」に出会ったのは
中学生のころ。
高校受験をひかえていたわたしは
1分1秒とも無駄にしたくなかった。

そんなときに
「寝る前に暗記すると記憶に残りやすい」
というもっともらしい
進研ゼミの助言を信じ、
はじめはベットで
お手製の暗記メモを広げた。
効果はすぐに表れ、
「寝る前暗記」を
続けるようになった。

でも、寝る前にわざわざそんな時間を
とるのはもったいない。
一秒もはやく寝て、
脳みそを休めたい。

そう思ったわたしが目をつけたのは
ドライヤーで髪を乾かす時間だった。

昔からこの時間がすこし苦痛だった。
ただひたすらに濡れている髪を
乾かし続ける。
ほかのことは一切できない。

いや、ソファーに暗記メモをおいて
それを見ながら乾かしたら
効率がいいんじゃないか……?

思い付いたわたしは
さっそく、行動にうつした。

おぉ……!全く手持ち無沙汰じゃない。
暗記もできるし、髪も乾く。
まさに一石二鳥!

一通り、
自分の思いつきをありがたがり、
「ながら髪乾かし」の歴史は
幕を開けた。

その日の復習をして、
テスト前は対策メモを暗記する。
完璧な計画だった。
結果はいつもついてきた。

大学生になると
テスト以外は勉強をしなくなった。
「ながら髪乾かし」の儀式は
なくなるように見えた。

しかし、習慣とは恐ろしいもので、
「暗記する」という目的は
消えたにも関わらず
「ながら髪乾かし」は
「なんかかしらを読む」という
行動のみが記録され、
自動的に本を読む時間に
変わっていった。

勉強はしないのに
なぜか図書館にせっせと通い
本は読み漁っていた。
本を読むのが好きだった。

そしてnoteをはじめてからは
noteを読む時間となった。

こうなってからでは、もう遅い。
完全に生活の一部となった
「ながら髪乾かし」をやめることは
もうできなくなった。

髪をはやく乾かし、
熱ダメージを少しでも減らそう。
ませたわたしは「ながら髪乾かし」
をやめようとした。

それでも3日を過ぎると
髪を乾かす視界の前には
スマホか本が置かれている。
やめられない。とまらない。

Stop,「ながら髪乾かし」
今日もわたしは闘う。
闘うことは生きることだから。

みなさんもなにか
やめられないことはありますか?

とてもよろこびます!!