眞子さまが眞子さんに? ~尊敬に値しない人物になったのか?~
眞子さんが小室さんと結婚したところ、一夜にして、眞子さまから眞子さんになってしまった…。
これをおかしいことだと思わない人はおかしい。
“さま”というのは、“さん”より格上だと普通は考えられる。
つまり、尊敬すべき人には“さま”がつけられるはずである。
眞子さんは、ある日までは尊敬できる存在であったが、ある日から突然尊敬に値しない人間になったとでもいうのだろうか?
逆の例もある。
紀子さんが秋篠宮さんと結婚したら、突然紀子さまになってしまった。
尊敬に値しない人が、いきなり尊敬に値する人になったのだろうか?
これが、例えば、ノーベル賞ならまだわかる。
眞鍋さんがノーベル賞を取って眞鍋さまに。
ノーベル賞はすごいことだ。尊敬に値する。
しかし、眞鍋さんは眞鍋さまにはならない。
眞鍋さんは眞鍋さんのままである。
眞子さんになったのがおかしいのではなく、そもそも、眞子さまと呼ばれていたのがおかしい。
もちろん、紀子さんと呼ばれていたのがおかしいのではなく、紀子さまと呼ぶようになったのがおかしい。
皇族は、一般人より尊い人たちなのだろうか?
いや、そんなことはない。
皇族たりとも普通の人間なのである。
だから、皇族の人たちだけを“さま”と呼ぶのは本当におかしなことである。
なのに、メディアも国民もそういうことを問い直し考えてみることもせずに、ただただ惰性的に“さま”とつけて喜んでいる。
こういうふうに皇族の人たちを特別扱いすることは、皇族の人たちを監視し、一挙手一投足を批判しバッシングするような態度と実は表裏一体である。
一日で“さま”が“さん”になるという、こんな不自然な経験をしてもそれを問い直さない。そんなメディアはバカだと思う。
この不合理な制度と慣習をちゃんと問い直し、皇族の人たちを特別扱いせず、気にもしないようにする、天皇制はもうやめて、皇族の人たちを一般の人にしてあげる、これこそがあるべき態度だろう。
自分は、一貫して、皇族の人たちに“さま”はつけない。
佳子さん、悠仁くん。
さあ、みんなで始めよう。
これが、皇室のあの家族を、あんなに窮屈で恐ろしい衆人環視の状態から解放してあげる第一歩だ。
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