【絵から小説】夕焼け小焼け(300字)
夕焼けが好きだ。
でも気になるのは、小焼け。
小焼けって何だろう?
小焼けの存在は、誰も知らない。
夕焼けに聞いてみたところ、
「知らないな。いつも後ろにいるけど、俺もよくわからないんだよね。」
と、言った。
私は、小焼けを探して旅に出た。
まず「仲良しこよし」の仲良しを訪ねることにした。
仲良しは、自宅のマンションにいた。
不機嫌そうに出てきた、仲良しに尋ねてみた。
「その質問多いんだよね。困るんだよ、こっちは夕焼け小焼けとは、無関係なんだから。」
と、言った。
帰り際、
「それよりさ、こよし知らない? 見かけないんだけど。」
と、仲良しから言われた。
私は首を横に振りマンションを後にした。
小焼けを探す旅は続くのであった。
(300字)
この300字小説「夕焼け小焼け」は、
清世@会いに行く画家さんの「絵から小説」の企画で書きました。
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