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東京の元旦と大晦日の余韻。

年が明けた。

午後から奥さんを1人家に残して、ヒトリで近所のカフェで作業している。元旦なので、家族連れが多く少し混んでいたが、そこまで騒がしくもなく、落ち着いた雰囲気だった。最近、利用頻度の高いお店になってきている。

いつもの元旦の過ごし方だと、家族や親戚と1日の大半過ごすことが多いが、今年は違うスタイルの過ごし方だ。

元旦に、個人的にヒトリで黙々と何かを作業する(文章を書いたり、本を読んだり、ぼーっとしたり)のは、贅沢な時間だと、あらためて思った。

今回、まだかすかに余韻として残ってることを書いてみた。

昨晩の「紅白」と「孤独のグルメ」について

いつもは観ない「NHK紅白歌合戦」を漠然と観ていた。

観るきっかけは、ただテレビを垂れ流ししていたら、奥さんが度々NHKにチャンネルを変えてと言ってくるので、変えてはその都度画面に登場するアーティストの歌を観て聴いていた。

星野源の「アイデア」

星野源が白いパーカーを着て、会場でフルで歌っている姿、ギターを弾き語りしている姿、マリンバ?とドラ?を最後自ら叩く姿、と立て続けに場面が切り替わり、彼のショーが繰り広げられるのを見て、星野源のユーモアとチャーミングな笑顔に魅了された。

「良いお年をー」と視聴者と観客に向けた彼の一言が妙に嬉しかった。歌詞やパフォーマンスが奇抜ですごく垢抜けているわけでもないし、カッコつけてるわけでもない。素朴なんだけど、色気を感じる。

普通の男性に見えて、普通でもない。やわらかい不思議な人だ。

米津玄師の「Lemon」

徳島県の夜の大塚国際美術館で歌を披露した米津玄師。以前、サマーソニックでたまたまメジャーデビュー前後の彼の歌を聴いた時は、最後まで聴きいってしまった。

その時は、観客席が遠くて、彼の表情が見えなかった。

今回、テレビで初めて生で歌っている姿とアップの表情を観て、不思議な感じがした。違和感を感じた。

最初は表情を観て、おおーと少し思ったが、だんだん観ているうちに、歌ってる表情を観ながら彼の歌を聴かない方がいいんじゃないかなと思ってしまった。

良いとか悪いとかではなくて、なんとなくテレビで表情を観ないで聴く方がしっくりくる。じぶんの頭の中で世界観を勝手に広げていく思考に浸りたい気がした。

最後、歌い終わった後、彼がかすれ声で一言二言、感謝のことばを残して、さっと画面から消えた姿が、印象的だった。

刹那的で、残らない彼の姿勢というか、形には残らないけど、感情や印象だけが強く残る。

残らないっていうのが、妙に潔く、切ない気持ちと心地良さを、ぼくらに与えてくれるのがいいと思った。

「孤独のグルメ」の食べる姿勢と表情

紅白をずっと観ていたわけではない。途中興味関心がないアーティストになった時は、すかさずチャンネルを変えていた。

チャンネルを変えるきっかけは、また奥さんだ。今度はテレビ東京に変えてと言ってきたので、変えて観たら、「孤独のグルメ」の大晦日スペシャル京都・名古屋出張編が流れていた。

観たいと言ってきた動機は、一部生放送仕様となっていたからだ。ただ実際、生放送の部分を熱心に観ていたかというとそうではなかった。

主人公・井之頭五郎(松重豊)が、出張先で見つけたご飯を黙々と美味しそうにモノローグで感想を言いながら食べてる姿と表情をずっと観ていた(全部収録済のものだった)

とにかく出てくる料理(台湾ラーメン・炒飯・もち豚ロース・かぶら蒸し・ぐじの土鍋ご飯など)が観ていて美味そうなんだ。

一見、食レポドラマに見えるんだけど、一つ一つの感想のことばの表現が多彩で、多少ツッコミを入れたくなるような表現もあるけど、主人公の独特の世界観が展開されて、観ている方もたのしい気分になる。

「紅白」から「ゆく年くる年」

紅白が終わって、すぐ番組が「ゆく年くる年」に切り替わる。小さい頃から、紅白を観ている時に感じる、この切り替わった瞬間の切ない、寂しい気持ち、ちょっと怖いもあるかな。

あれだけ会場の騒がしかった人の声や熱が、一瞬に静寂と少しの冷たさに持っていかれると、余韻の行き場をどうしたらいいか戸惑う。動と静。

年末の風物詩と言えるかもしれないが、やっぱり慣れない。一喜一憂する。でも嫌いでもないし、好きでもない。

近所の氷川神社に行ってきた。

大晦日の余韻を確かめるように、運動不足解消もかねて、奥さんと少し歩いて距離のある「氷川神社」に散歩がてら、初詣に出かけた。

そんなに寒くもなく、道中どこからか小太鼓の音が聴こえてきたり、焚き火の煙の匂いがした。

初めて訪れた神社には、お参りの列がそこそこできていたが、人混みって感じでなかった。来客も疎らで、静かな雰囲気だった。

焚き火上げ用の火のパチパチする音と、上空に上がっていく火花が、なんとも幻想的で気持ちが落ち着いた。神社で無料でもらったあったかい甘酒は、生姜が効いていて美味しかった。

以前はわざわざ大きい神社や寺に行っていたけど、近所にある小さいところで初詣でするのは、新鮮だなぁ。居心地が良い。

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サポートありがとうございます。カフェでよくnote書くことが多いので、コーヒー代に使わせてもらいますね。

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たのしい時間を編集する人。クリエイターをサポートする人。アニメ→ゲーム制作・PR→フリー。2019年『居心地の1丁目1番地』という本を、オンラインコミュニティ「前田デザイン室」と「コルクラボ」の仲間と制作。違和感や琴線に触れたことを書いています。好きな本は『岩田さん』『三四郎』。

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