研修進化論(高松康平)

高松 康平 スキルベース/『筋の良い仮説を生む問題解決の「地図」と「武器」』(2020…

研修進化論(高松康平)

高松 康平 スキルベース/『筋の良い仮説を生む問題解決の「地図」と「武器」』(2020年3月19日 朝日新聞出版)

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最近の記事

オンライン教育あるある3大問題

みなさん、こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 ここ2年でオンライン教育は更に一般的になりました。 ・動画をスマホで学ぶことは当たり前に。 ・Zoom,Teamsなどを使ったライブ配信が当たり前に。 企業研修のベースがオンラインになってきたように感じます。 ほんとに便利になりました。 その一方で、まだまだオンライン教育には課題があるように感じております。 それが、【オンライン教育あるある3大問題】です。 勝手に呼んでいます。 ①たくさん提供し

    • 新しいフレームワーク【DX時代の事業部長の視点】

      こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 ビジネス環境がこれだけ大きく変化しているのだから、研修カリキュラムも進化しなければならない。ビジネスで活用されるフレームワークも、もっと進化して良いと思っています。 DX時代にビジネスをどう考えるべきか? 新しい思考の枠組み(フレームワーク)として考えたのが「DX時代の事業部長の視点」です。 今日は、「DX時代の事業部長の視点」をご紹介したいと思います! と、その前に、まず「事業部長の視点」とは何かお伝えします。

      • アウトプットの「量」が「質」に転化する

        どれだけアウトプットしたか? その量にこだわってみる。 今日はそんな話をしたいと思います。 皆さん、こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 色々な研修のお手伝いをしており、その研修とセットで「ビジネスアウトプットGYM」も受講してもらうことがめっちゃ増えています。 その効果がほんとイイ感じなんです。 今日は、そのイイ感じの様子をお伝えしたいと思います。 通常の集合研修は各科目1~2日間で実施されることが多い。問題解決でも戦略でも財務でもリーダーシッ

        • 「問題を解決する力」と「新しいビジネスを創る力」

          こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 3月に入り来期に向けて新しい研修を検討される企業様も多いかと思います。私が担当している研修のメインテーマは「問題解決」「論理的思考」や「戦略・ビジネスモデル」が多いですが、最近は「新規ビジネス」「ビジネスプラン立案」といった新しいビジネスを創る研修も増えてきました。 問題を解決する研修 と 新しいビジネスを創る研修 この2つのテーマ。大きく違うように思いますが、全く違うかというとそうでもない気がする。 例えば、事業

        オンライン教育あるある3大問題

        マガジン

        • 筋の良い『オンライン研修』を考える
          14本
        • 事業部長の視点
          1本
        • 新しい学び方「ビジネスアウトプットGYM」
          5本
        • 考える力とは何か?
          7本
        • おすすめビジネス書
          5本
        • 問題解決の地図と武器
          5本

        記事

          自律的な学びの最初の一歩は、思いっきり「受け身」のことが多い気がする。

          こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 リカレント教育、スキリングの必要性が叫ばれています。 最近もこんな調査を見つけました。 調査結果によると、人事担当が考える中高年人材の課題、1位は「自律的なリスキル」だそうです。 激動の時代、学ぶ必要が更に高まっています。 その一方で、社会人の学習状況を見ると、「学ばない社会人」の実態も明らかになっています。 少し前のデータになりますが、リクルートワークス研究所のレポートです。 めっちゃ参考になります。 こ

          自律的な学びの最初の一歩は、思いっきり「受け身」のことが多い気がする。

          研修後に読んでほしい3冊~部長向け戦略研修編~

          こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 研修後に良く質問をいただだきます。 「おすすめ本はありますか?」 「そうですねー」 「この本がおすすめですよ!」とスグに気の利いた本をご紹介できるとよいのですが、スグに応えることができず、いつも困っています。 だからといって、10冊も紹介すると結局、どれを読んだらよいか分からない。だから、3冊に絞って、これは読んでほしい!という本を紹介したい。 ということで、 テーマ別に読んでほしい3冊をまとめていきたいと思

          研修後に読んでほしい3冊~部長向け戦略研修編~

          BBTの「手厚い」問題解決研修

          こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 10月は研修シーズンです。 いろいろな企業様で問題解決力研修を提供させていただいております。 その中で、トレンドの変化を感じます。 1~2日間の集合研修だけの”あっさりとした”研修がかなり減ってきた。 ほんと減ってきた。 その代わり、しっかり出来るようにみっちり学ぶ研修が増えている。 最近そういった研修を「手厚い」研修と呼んでいる。 最近のBBTの問題解決研修のほとんどが、「手厚い」研修です。 映像講義に

          BBTの「手厚い」問題解決研修

          DX発注力を鍛える!ビジネスアウトプットGYMに新トレーニング登場です。

          こんにちは!ビジネス・ブレークスルーの高松です。 みんなで脳に汗をかいて学ぶ、ビジネスアウトプットGYM! 今の時代に必要な力を楽しんで学ぶことが出来ます! 10月より、新シリーズが登場です。 テーマは、「DX発注力」 世の中、DX!DX!と言われていますが、実際、何をすればよいのでしょうか。 結局、外の人に丸投げになってしまっているなんて話も聞きます。それで、うまくいけばよいが、そんなはずはない。 こんなリサーチ結果も発見。 調査結果によると、 ​・大企業

          DX発注力を鍛える!ビジネスアウトプットGYMに新トレーニング登場です。

          研修前に読みたい3冊~管理職向け戦略研修編~

          こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 せっかく研修をするなら、その前に少し学びを始めておきたい! そんなときに、ご質問をいただきます。 「おすすめ本はありますか?」 「そうですねー」 「・・・・・(なかなか出てこない汗)」 研修前の課題図書選びは、結構難しい。 なぜか? 当日の研修と内容が重なるのであれば、あえて読んでもらう必要ない。 むしろ、研修がやりづらくなる。 当日の研修内容を補足するような内容が良い。 では、どんな本を読んだらよいの

          研修前に読みたい3冊~管理職向け戦略研修編~

          研修会社は「体系的な学び」と簡単に言うけれど。

          これからの教育サービスのあり方を考えるために、思ったことをたまに書いています。 今日のテーマは、体系的な学び。 よく聞きます。この言葉。 体系的ってなんでしょうか。 「体系的」という言葉の定義を調べてみると、 一つにまとまっている 個々の関係性が理解できる 反対語は、分散的 具体的 と書いてあります。 つまり、体系系な学びを提供するということは、 物事の全体像を提示したうえで、その要素(プロセス)を分解して、それぞれ一つずつの要素(プロセス)を学んでもらう

          研修会社は「体系的な学び」と簡単に言うけれど。

          今週の予定のどこで学ぶ?!

          こんにちは!ビジネス・ブレークスルーの高松です。 今、多くの会社で『社員の自律的学習』がテーマになっています。 変化の時代、学び続けて変化に対応できる社員を増やしたい。 確かに! でも、これは簡単ではない。 いつでもどこまで学べるからと言って、学ぶわけではない。 なぜならば、 学ぶ人は学ぶが、学ばない人は学ばないから。 (この当たり前すぎる表現は実は正しくないと思っているので、後で修正します) で、色々な企業の方とお話ししていて気付いたことがある。 この差

          今週の予定のどこで学ぶ?!

          新しい研修カリキュラム『DX時代の事業部長の視点』作成中(意気込み編)

          こんにちは!ビジネス・ブレークスルーの高松です。 今日は、いま作成している新作カリキュラムの話をします。 意気込みを書くだけの回となります(スイマセン!) 頑張るために、頑張るぞー!と書きます。 もし宜しければお付き合いください。 私自身は問題解決力や戦略の研修講師をしながら、定期的に新作カリキュラムを作るようにします。 一度カリキュラムを作れば、同じ研修を何度も提供できる訳なんですが、時代はどんどん変化するし、単純にツマラナイ。 だから、新しいカリキュラムを定

          新しい研修カリキュラム『DX時代の事業部長の視点』作成中(意気込み編)

          研修後に読んでほしい3冊~なぜなぜ分析編~

          こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 研修後に良く質問をいただだきます。 「おすすめ本はありますか?」 「そうですねー」 「この本がおすすめですよ!」とスグに気の利いた本をご紹介できるとよいのですが、スグに応えることができず、いつも困っています。 だからといって、10冊も紹介すると結局、どれを読んだらよいか分からない。だから、3冊に絞って、これは読んでほしい!という本を紹介したい。 ということで、 テーマ別に読んでほしい3冊をまとめていきたいと思

          研修後に読んでほしい3冊~なぜなぜ分析編~

          研修後に読んでほしい3冊~若手向けロジカルシンキング研修編~

          こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 研修後に良く質問をいただだきます。 「おすすめ本はありますか?」 「そうですねー」 「この本がおすすめですよ!」とスグに気の利いた本をご紹介できるとよいのですが、迷いすぎてスグに応えることができず、いつも困っています。 だからといって、10冊も紹介すると結局、どれを読んだらよいか分からない。だから、3冊に絞って、これは読んでほしい!という本を紹介したい。 ということで、 テーマ別に読んでほしい3冊をまとめてい

          研修後に読んでほしい3冊~若手向けロジカルシンキング研修編~

          1日の研修では、そんなに変わらないのです。

          みなさん、こんにちは! ビジネス・ブレークスルーの高松です。 企業研修において、集合研修は幅広く実施されています。最近は、リアルで集まることが難しいので、オンラインでの集合研修がほとんどになっていますが、いずれにしても受講生みんなが同じ場所(空間)に集まるという意味で多くの「集合研修」が実施されています。 集合研修といっても色々なテーマがありますが、その多くが9時~17時のように1日で実施する研修が多いです。 私も講師をさせていただきますが、その中で感じるのが、 1

          1日の研修では、そんなに変わらないのです。

          人のミス見て、我がミスなくせ!~採点ミス編~

          ミスは本当に起こしたくない。 ミスが起きてしまった後のあの感じ。あのプレッシャー。 なにより、お客様・関係者への申し訳なさ。 報告書をまとめる大変さと惨めさ。 だから、ミスはなくしたい。 そのためには、世の中で起きている、いや、起きまくっている色々なミスからもっと学んだ方が良いと感じております。ミスが起きてからでは遅いので。 そこで、私は月に1回くらい、こんな単語でネット検索しています。 「ミス 報告書」 なんだか性格悪いかもしれませんが、これがすごく勉強にな

          人のミス見て、我がミスなくせ!~採点ミス編~