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2020/06/15~16 BNTとATR

【以下はまず15日の昼に書かれたもの】

 "BLUE NOTE TOKYO"それは日本でジャズ系の音楽をプレイする(もしくはしていた)者たちにとっての聖地である。ロックシーンで言う所の武道館みたいな感じかな。僕が初めてブルーノート東京を訪れたのは2009年。"Vanguard Jazz Orchestra"の来日公演だ。このバンドの歴史は古く、1966年結成の"The Thad Jones / Mel Lewis Orchestra"というバンドが起源となる。全てを引っくるめると34年ぶりの来日だったとか。それもそのはず。このバンドは40年以上ニューヨークの老舗"Village Vanguard"(本屋じゃないよ)で毎週月曜日演奏しているバンドなのだ。なので他の土地や国でライブをするというのがいかに難しいか、お察しいただけるのではないだろうか。過去のハードディスクを漁ったところ当時の写真が2枚だけ出てきたのでここに残す事にする。

 そうそう当時のケータイではこれくらいが限界だった。11年前。東京遠かったな。まあそんなこんなで兎に角ブルーノート、その中でもブルーノート東京ってのは僕にとって憧れのステージなのだ。
 僕は今までそのステージに今夜までに2回立たせてもらっている。記念すべき初ステージはWONK×THE LOVE EXPERIMENTの公演時にゲストとして出演させてもらった。このときね、呼ばれて出ていくときに相当クールぶってた覚えがあるけどまあ内心はウッキウキよね。そして2回目は記憶に新しい。同じくWONKとJ-WAVEの企画に出演したとき。まあその時は会場を借りたってくらいの感じだから、ブルーノートの公式公演ってわけではないだろう。そして今夜が3回目。石若駿率いる"Answer to Remember"でのステージ。ついにブルーノート公式フル出場である。無観客ではあるものの公式スケジュールに乗るだけで「おおぉ、、。」ってなるよね。さすが特別な場所ってキッズに戻らされる力を持ってる。本当に楽しみだ。それでは。

【ここからは本日】

 いやあ。素晴らしい夜だった。久しぶりのライブ、それも配信に開演前は少し緊張した。思ったより早く来た息切れも、終演後の身体の重たさも。全てが新鮮に感じられた。プレイヤーとしてのタフさが少し下がってる感じは正直したけど、昨夜の時点でのベストなパフォーマンスをすることができたと思う。みなさんの目にはどう映ったかな?。
 そして何よりみんな清々しい顔をしていたね。心から楽しかったからね。この仲間たちとブルーノートのステージに立てて本当によかった。駿、ありがとう。自粛期間明けすぐとは思えないプレイだったね。すごすぎるぜ。そして音響、照明、撮影クルーのみなさんも素晴らしすぎた。僕もアーカイブ見ましたがDVDにしたいレベルだと楽屋でも話題になっていました。感謝です。兎に角。素晴らしい日になりました。みなさんありがとうございました。

本日のヘッダー画像はptby. Kana Tarumi いつも素敵な写真をありがとう!

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