ビールの炭酸はどうやって生まれるのか
皆さんこんばんは、酒井です。
早速ですが、「ビールの炭酸ってどうやって生まれるのか」知っていますか?
ほとんどのビールに感じる、喉を心地よく刺激する炭酸感。
今日はその炭酸感に注目して書いていきたいと思います。
決して、後から炭酸を追加している訳ではない
この間違いが一番多いと思います。
決して、無炭酸の原液に対して、炭酸を付加してビールを作っている訳ではありません。
ソーダストリーム方式ではありません。
発酵が炭酸を生む
では一体、ビールに含まれる炭酸ガスは、どのように生じるのでしょうか?
そもそも、ビールはおもに大麦麦芽を原料とした麦汁に酵母を加えて造られるもの。麦汁に含まれる糖分が酵母の働きによって発酵する際に、アルコールと炭酸ガスに分解されます。このように炭酸ガスは、ビールの製造過程で自然に発生するものなのです。
しかしながら、ビールに含まれるガスの一部には、製造工程で人工的に加えられるものもあります。大手ビールメーカーなどでは、ビールの品質をできるだけ長く保つため、缶や瓶にビールを充填・密閉する際に、炭酸ガスを加えて容器内に酸素が残らないようにする場合があります。
このときに使用する炭酸ガスは、サイダーなどの炭酸飲料に使用されるものと同じく、人工的に造られたものです。
実は私、炭酸飲料が苦手でした
今日はずっと炭酸の話をしてきましたが、実は私、幼少期は炭酸飲料が大嫌いでした。
普通のオレンジジュースやお茶などの飲み物は大好きでしたが、一方でコーラやサイダーなどの炭酸飲料は、口を刺激する感覚に慣れることができず、ずっと苦手でした。
小学校の給食でフルーツポンチで出たとき、喜んで食べたら、シロップになぜが炭酸が含まれてて、心の中で怒りが芽生えたことを今でも覚えています。
ちゃんと炭酸飲料を克服したのは、成人後ビールに出会ってからでした。
コーラやサイダーの時は良いと思えなかった”口内を刺激する感覚”を、ビールの場合は”心地いいキレ”や”爽快なのど越し”と捉えれることができたのです。
発酵を通して自ら炭酸感を手に入れ、炭酸が苦手だった人にも心地のいいキレ味を提供できるビールの凄さを改めて感じました。
最後に
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
今日はビールの「炭酸」という要素を切り取ってお話しましたが、ビールのどの部分を切り取るかによって、ビール自体のイメージも大きく変わると思います。
明日も明後日もビールの様々な側面を切り取って、お伝えし続けていきます。引き続きよろしくお願いします!
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