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人材育成


教育・育成と聞くと新人にばかりに意識がいきがちであり、新人教育以前に大切なことを忘れているのではないでしょうか?
そもそも人材育成とは・・・人材教育とはどのような事を意味し、目的としているのか。
調べてみると大概のものに『仕事の能力を向上させ企業の業績向上に貢献すべきもの』『経営戦略に貢献できる人材へと成長させること』とある。中長期的に在籍し、将来的には中核を担ってくれる戦力へと伸ばしていくことが理想とされ、企業が安定して成長するために有能な人材を育て確保し続けること、離職率を抑える意図も含まれています。他に会社か定める目標やゴールを浸透させることや帰属意識の向上も目的に含まれています。
人材育成を行ううえで最も大切なことは目標を明確にすることです。人材育成の目標は、自社が理想とする社員への成長です。社員や企業が設定した目標の達成のために人事育成に取り組み、直属の上司などが管理や教育を行うことになります。
人事や教育担当者が直接指導することもありますが、基本的には現場の上司が人事育成や教育を行うことになるのです。そのため、企業の人事部は各部署の教育担当者に対して最終的な目標やゴールを取りまとめ、そのための研修の場やセミナーなどの育成環境を整えることが大切です。
また、企業が目標とする像と教育担当者が目標とする像が異なると、正し人材育成ができないことも考えられますので、定期的にコミュニケーションを取ることも大切です。
人材育成で大切なことは下記の7つです。
① 目標を明確にする
② 自発性を養う
③ 社員のモチベーションを管理する
④ 育成担当者のスキルを高める
⑤ 人材育成に関する制度を整える
⑥ 達成できない目標にしない
⑦ 期日を明確にする
人材育成は階層ごとに異なる教育をすることが大切です。というのも、階層ごとに効果的な人材育成方法が異なるからです。ここでは詳細は割愛致します。
人材育成で必要なスキルは、観察力・コミュニケーションスキル・思考力の3つ。また、大切な考え方として、①長期的なスパンで育成に取り組む②社員の自発性を促進する③会社全体で人材育成に取り組むことが重要です。
人材育成には様々な手法があります
① OJT ②Off-JT ③自己啓発 ④ジョブローテーション ⑤目標管理制度 ⑥メンター制度
⑦ ティーチング  ⑧コーチング
上記手法にはメリット・デメリットがあり、人材育成の定義は状況により異なりますので、実施するべき手法も変わってくると思われます。状況に合った手法を選択し実施していくことをお勧めいたします。
今一度、会社の目標やブランディングを明確にし、人材育成を見直し、指導者の育成スキル向上や人材育成の成果評価について検討してみてはいかがでしょうか。
人材育成がうまく機能していない会社は人材の定着が難しいとされています。今現在ではなく、先を見据えた行動を起こすには早すぎることはありません。むしろ現状をみる限り遅すぎると言わざるを得ません。

と、長々書いてしまいましたが・・・私が1年新しい職場で過ごし感じてきたこと・・・『教育体制が整っていない環境』
整っていない環境で仕事を覚えていくことってなかなか大変なものですよ。「経験者だから大丈夫でしょ」と放牧のように現場に放置される・・・。

1年経った今感じてること・・・
指導できるだけのスキルを持ってる人材がいない。ここ数年、新型コロナの影響で外部研修に行くこともなかった影響もあるのでしょうか、視野が狭い。
専門職としてのプライドはどこへ?

まあ、色々と思うこと考えることがありました。あ、現在進行形だった。

オンラインで研修も受けることができるようにはなっていますが、経費を考えるとなかなか難しかったりしますよね。

地域の専門職で意見交換や勉強会とかできたらいいな・・と思う今日この頃。他の施設の強みや技術を知ることができたら、もう少し視野が広くならないかな?刺激にならないかな?地域の底上げにならないかな?

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