結局、アルファードが最強だった

皆さんこんにちは。元損害保険会社員のKoh+です。

今回は、TOYOTAから発売されているミニバン【アルファード】に焦点を当てた記事になっております。

現在も大人気のアルファードは事故が起きた場合、実際どうなのか元事故対応スタッフの目線から語らせていただこうと思います。

最後までどうぞお楽しみください。

初めに

車に詳しくない方でも一度は聞いたことがある車【アルファード】

値段は約400万円とかなりの高級路線ながら、現在も爆売れ中の人気車種です。

一人で乗る分には大きすぎるのですが

・収入高め世帯のファミリーカー
・夜のお店の迎車
・高級タクシー
・芸能人の送迎
・地方のオラオラヤンキーがローンでこうにゅｒｙ

など様々な用途で乗られております。

そんなアルファードですが、実際事故に遭った際はどうなんでしょうか。

意外とペラペラ？

いや、護送車のごとく頑丈？

そんな疑問を解決すべく、アルファードの事故を数十件近く対応した私が事実をお伝えいたします。

アルファードを検討中、もしくはいつか買いたいと思っている方は是非参考にしてみてください。

※あくまで１個人の経験に基づく主観的な話です。信じるか信じないかはあなた次第

結論：最強

まあ、サムネでもタイトルでも書いてた通りなんですけど（笑）

最強でした←

その理由は以下になります↓

①けが人が出ない頑丈さ、もはや戦車

②迅速な修理

③修理工場の人の優先的な対応

④リセール価格が落ちにくい

では一つ一つ解説していきましょう。

理由①：けが人が出ない頑丈さ、もはや戦車

大きな事故から小さな事故まで対応してきましたが、他の車種に比べて車内のけが人が少なく、物損のみで終わることが多かったですね。

逆にけが人が多いのはやっぱり軽自動車でした。

停車中のアルファードに、軽が後ろから追突した事故があったんですが

軽の運転手は速攻病院送りで、アルファードの運転手は「結構衝撃ありましたけど全然大丈夫でしたよ」みたいな感じでケロッとしてた時は

「やっぱアルファードすげぇ、、、」

と戦慄した記憶があります。

逆のパターンでアルファードが追突した軽は、それはもう見るも無残な姿になっていました。

バックドアを開けて側面の厚さを見てもらうとわかりやすいと思いますが、アルファードの厚さはエグいです。

ほぼ護送車やん、、、ってなります。

Q：ミニバンだったら別にアルファードじゃなくても良いんじゃないの？

と思う方もいると思いますが、ミニバンの中でも装甲ペラッペラな車結構あるので気をつけてください、、、、、、メーカーと車種は言えない、、、

理由②：迅速な修理

頑丈な車はVOLVOやJeep、ランクルなど結構ありますが、これらの欠点は修理に時間がかかるということです。

ディーラーの数もそんなに多くはなく、人気じゃない車種は部品の取り寄せに時間がかかることも多いです。

しかし、アルファードは天下のトヨタ様、そして今も年間販売台数３位の人気車種なのでディーラーや対応できる工場の数も多く、修理完了まで早かった記憶があります。

理由③：修理工場の人の優先的な対応

アルファードに乗っている人は比較的お金を持っている方が多いので、工場としても優先的に修理したい心理に駆られます。

また部品単価もそこそこ高いことも理由の１つです。

あとは、もしかして怖い業界の人（にごしてますよ）だったらどうしようという心理もあります。

事実、昔工場の人から

「この車の持ち主ヤ◯ザの人だから、早く修理して早く終わらしたいんすよ、、、早く協定してください、、、」

と言われたこともありました（笑）

理由④：リセール価格が落ちにくい

未だに生産が追いついていない新型ジムニーなどと比べると、流石に値下がりはしますがそれでもやっぱり値段は落ちにくいです。

欲しい人も沢山いますし、何よりアルファードはtoBに対して販売ができる車種なので、買取業者も結構高値で買い取ってくれます。

また、そのお店の看板、客寄せの車に使いたい業者もいるので買取額は高めです。

※ただし、新型が販売されると一気に市場価格が変動するので注意

まとめ

今回のまとめ

安全性、流通、修理、リセールの観点からアルファード最強

欠点は高いことと、大きすぎて小回りが効かない

こんな感じです。

イマイチ最強である理由がうまく伝わったか疑問なんですが、やっぱり安全性なんですよね。

保険の仕事をしていると、古い車、安い車、装甲ペラペラな車に乗っていたばっかりに、悲しいことになってきた人を数多く見てきました。

自分が気をつけて安全に運転していても事故が起きる、起こされる世界なので、少しでも頑丈で安全な車に乗ることは車選びの中で最も大切なことであると私は思います。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それではまた次回お会いいたしましょう。アルファード。