読書の秋! ~ハチミツが登場する本4選~
北海道でも、日に日に秋が深まってきています。
みなさんはこの秋にどんな本を読みますか?
今回は、ストーリーのなかにハチミツが出てくる本をご紹介します!
①寺地はるな『今日のハチミツ、あしたの私』
2017年に出版されたこちらの本。
「蜂蜜をもうひと匙足せば、たぶんあなたの明日は今日より良くなるから」
主人公の碧(みどり)は中学生のころ、見知らぬ女の人から上の言葉といっしょに小さな蜂蜜のビンをもらいました。
それから年月が流れ、養蜂の手伝いをしながら暮らしてゆくようになります。
実際の養蜂作業のようすもよく出てくるので、養蜂自体に興味がある人にもオススメです。
②『鬼滅の刃 15巻』
あの『鬼滅の刃』にもハチミツが登場します。
パンケーキに巣蜜がたっぷり乗っかった場面が出てきます。
どの場面で出てくるかは、一度読んだ方もぜひ探してみてくださいね~
③ミヒャエル・エンデ『モモ』
児童書という枠にとどまらず、根強いファンの多い『モモ』。
この物語にも、ハチミツが登場するんです!
テーブルの上には、ずんぐりした形のポットと、二つの小さな茶わんとおさら、それにスプーンとナイフがならんでいました。どれもこれも、ピカピカの金でできています。金褐色にパリッと焼けた巻パンが小さなかごにならんでいて、金色のバターの入った小鉢と、金のように見えるはちみつ......
「金のように見えるはちみつ」なんて、とてもおいしそうですね♪
なんの花のハチミツなのか気になります。
④ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
ロシアを代表する作家のドストエフスキーの作品にも、はちみつが出てくるんです。
テーブルクロースは清潔そのものだったし、食器はぴかぴか光り、焼き具合のみごとなパンが三種類、ぶどう酒が二本、修道院でとれた上等の蜂蜜酒が二壜......(205ページ)
彼は三日間にせいぜい一斤半のパンを食べるだけだった。そのパンは三日に一度、この養蜂場に住む蜂飼いが届けてくれるのだが......(408ページ)
火曜と木曜は修道僧たち全員に、白パン、蜂蜜煮の果物、キイチゴか塩漬けキャベツ、それにオートミールが出ます(411ページ)
「蜂蜜煮の果物」がどんな味なのか気になりますね〜
リンゴをハチミツで煮たらおいしそうです!
他にハチミツや養蜂が出てくる本を見つけた方は、ぜひ教えてくださいね〜
それではよい読書の秋をお過ごしください ♪
書いた人:速渡(はやと)・・・3年目社員。秋の読書は、百花はちみつをたっぷり入れたコーヒーとともに。どれだけ蜂蜜が出てくる本を読んでも、やっぱり実際にひとさじのハチミツを食べるのが至福です!
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