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200mmファン×2の「優雅な風」PCケース「MONTECH AIR X」が最高過ぎた!

こんにちはこぐまです。
だいぶ暑さも和らいできましたが、お元気ですか?

先日、自作PCのケースを買い換えましたので、本日はその記事を書きたいと思います。

背景

私が今まで利用していたPCケースはスチール製のミドルタワーケースでした。前面および上面が完全にスチールで覆われており、滑らかな流線形を描いて一枚板となっているデザインでとても気に入っておりました。(現在は生産完了しているようです)

このケース、とてもよかったのですが、唯一の欠点は(私のPCパーツ構成では)上面および再度ガラスパネルが長時間触れないほど熱くなることでした。まあ一部のスリットを除き、ほぼ密閉に近い状態なので当たり前なのかもしれません。前面は、(上の画像でも見える)スリット上の吸気口~フロントファンからケース内に空気を送ってはいるのですが、いかんせん前面部分が全閉なので、内部が相当熱かったんだと思います。またケースファンだけでなく、グラボのファンの音も温度を維持するためだだいぶ高くなっていました。

色々見ていたら、200㎜という大きなフロントファンは風量も大きく音も静かということがわかったので、200mmファン×2が搭載できるPCケースに絞って探してみました。

そして、以下の3候補が上がりました。

1.LANCOOL 215 

2.CoolerMaster HAF500

3.Thermaltake View300MX

どれも堂々たるフロント面ですよね。
このうち、3のView300MXは現時点でまだ発売されていなかったので、
1か2ということになり、秋葉原のツクモに実物を見に行きました。
(どちらも展示してありました。個人的には1のLianLiのケースのほうがちょっといいかな・・と思っていました)

でも、胸の奥から、

「本当に、これでいいんですね・・」

というよくわからない不安を煽るような声が聞こえてきたような気がして(笑)もう少しだけ調べてみました。
そしたら、、ありました!!
コレダ!と思えるものが!

4. MONTECH AIR X

「モンテック」という個人的に聞いたことのないメーカーでした。
200mmファンを2基搭載するケースは、どうしてもサイズが大きく重くなりがちなのですが、このケースは(W)212mm × (H)475mm × (D)425mm / 7.26kgと非常にコンパクトなのが気に入りました。
(ワイドは212mm・・200mmケースファン以外の余白が12mmしかない(笑) だからファンの占める割合が大きく、相対的にとても大きく見えます。)

参考までに・・・

サイズ比較

1.Lian-Li 215X     (W)215mm × (H)482mm × (D)462mm / 8kg
2.CM HAF 500       (W)224mm × (H)510mm × (D)516mm / 11.2kg
3.View300MX      (W)230mm × (H)505mm × (D)506mm / 10.4kg
4.Montech AIR X    (W)212mm × (H)475mm × (D)425mm / 7.26kg

200mmファン×2を搭載するPCケースのなかで、Montechはかなりコンパクトなほうですね!

そしてもう一つ素晴らしいのは、通常フロント前面上部にあるスイッチ類が、上面右側に集約されていることです。
この仕組みにより、上部スイッチ群から出ているたくさんの配線が、ケースファンを遮ることなくすぐに裏配線エリア側に回ります。風量・風向に影響を与えにくいというのももちろんですが、見た目もとてもスッキリ・シンプルになります。

付け替えてみる!

ということで、組み替えてみました。
中身をいじるのは久しぶりです!
エアダスターでほこりを吹き飛ばし、、

ほこりいっぱい・・

電源、MBを取り付けて、グラボをアタッチして、
配線類を整えて・・・
いざスイッチオン!!

・・・・

ファンが光らん、回らん‥(笑)

ということで、もう一度確認。
一応薄い英語のマニュアルはあったのですが、ほとんどなにも書いていなくて20分ほど悩みました。。
裏配線側にあるファンコントロールボードの「Power」から出ているSATAと書かれたものを電源に直接つなげればよかったのですね!

これが難しかった・・。最初はなぜファンコントローラーのPOWERの部分にSATA?
と思ったのですが、SATA接続用の端子を使って
電源に接続してくださいという意味だったんですね!

というわけでもう一度オン!
今度は光りました!おおーキレイ・・。。
花火のようだ。

やっと回った!光った!

そしてしばらく稼働させてみて・・・
ケース上部、サイドパネルを触る。
冷えっ冷えだ!

そして・・
音も静かだ!

最高のケースでした

びっくりしたのは、今までNiceHashによるマイニングや、FF14のゲーム時に
鳴っていたグラボやケースのファンがほとんど聞こえなくなったこと。しかも涼しい。
なんだこれ最高じゃん!
思わず笑ってしまいました。
自作PC20年(大して知識はないけど歴だけは長い)史上、これほど感動したPCケースは初めてかもしれません。自分にとっては文句なしの★5です(笑)

さすがにマイニング開始時などは、2つの巨大フロントファンが若干うなりを上げます。ただすぐに戻ります。
ここは、今後Noctuaの200mmファンの換装も考えています。
さらなる風量と静音を求めて!

後、何気に全体的に手触りがいいです。筐体もかなりしっかり作られていますし、足も高さがあるので、下からもしっかりと吸排気することができるかと思います。

1万円程度で購入できました。
白はもともと1か月半待ちくらいだったので、黒を購入しましたが、今見たら黒も売り切れになっていましたね・・まさか私が最後のBlackを購入した?(笑)

へたな120mmファンを2個つけるより、200mmファンを1つ付けるほうが静かで大きな風量となるという記事をどこかで見て今回の構成を考えましたが、いや~楽しかったです。
メッシュのケースは音が漏れるのでうるさいという考えもありますが、200mmファンを付けて低回転でゆったり優雅に冷やせば、ほとんど気にならない音です。何かしらご参考になればと思います!

読んで下さってありがとうございました!

フロントはダイヤモンドメッシュパネルという名前らしく、
なかなか凝った作りになっています。目は細かいと思います。
ファンとの間にももう一つメッシュがあります。
横幅いっぱいに広がる優雅なファン×2

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