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Photo by
_gobogobo
∞高校生から社会人へ∞
特にやりたいことなど何にもなかった私は
大学や専門学校、短大に憧れはありつつも、自分の力で生きていくことを優先し、就職という道を選んだ。
近場のそこそこ大きなスーパーへ就職し
18歳、19歳の私だったけど
惣菜コーナーの責任者をまかされて、がむしゃらに自分なりに働いていました。
朝は6時に起きて
揚げ物で油だらけになり
パートのおばちゃんたちにももまれ
夜8時か9時頃疲れて帰宅。
どんどん精神的に落ち込む日々が続き
ついに
仕事の帰り道に猫をひいてしまった。
『ンゴャギャギャギャ◯△◻︎※〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!』
言葉には表すことのできない
猫の鳴き声が鳴り響いた。
涙が止まらない。
そのまま泣きながら
視界はぼやけたままだったけれど
家になんとか帰り
「‥仕事に行きたくない‥‥」
母にそう告げていました。
私の心からの叫びを
この猫が命を失ってまで
伝えさせてくれた。
猫さんほんとうにほんとうに、ごめんなさい。
大切な命を
大切な気づきをありがとう。
あなたのおかげで、今の私があります。
*
しばらく会社を休みましたが
結局辞めたい気持ちは変わらずに
そのまま退職しました。
”この仕事は、本当に私にしかできない仕事なのかな?”
”この仕事は、私だからこそできる仕事なのかな?”
”私にしかできないことって なんだろう??”
そもそも‥
私って なんだろう?‥‥
私は私を知りたい‥
そう考えるようになっていきました。
*
*
*
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