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【3分要約・読書メモ】あやうく一生懸命生きるところだった<第3章>

ご覧頂き、ありがとうございます。
今回は「あやうく一生懸命生きるところだった」についての記事となります。名言が多かったので、こちらは「第3章生きていくって、たいしたことじゃない」の紹介です。

こんな人におすすめ

・心が疲れた人
・一生懸命生きているのに幸せを感じれない人
・他人と比べることに疲れた人
・最近やる気が出ず、自己嫌悪に陥っている人

著者

ハ・ワン
イラストレーター、作家。40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞める。フリーのイラストレーターとなったが、仕事のオファーはなく、さらには絵を描くこと自体それほど好きでもないという決定的な事実に気づく。以降、ごろごろしてはビールを飲むことだけが日課になった。特技は、言い訳つけて仕事を断ること、貯金の食い潰し、昼ビール堪能、などがある。

第3章生きていくって、たいしたことじゃない

思いっきり夢見ることが
許される世の中になってほしい。
心からそう思う。

そうして何よりも、
特別な夢なんかなくても幸せでいられる
世の中であってほしい。

本書より

・「やりたい仕事」なんて探しても見つからない
本当にやりたい仕事は”探す”のではなく”訪れる”ものなのだ。
本当にやりたいことが何なのかわからない?でも大丈夫。無理やり探そうとしなくていい。いつの日か、向こうからやってくるから。

・その「生きづらさ」は、あなたのせいじゃない
大人たちの言っていた「幸せ」とは何だったんだ。大人に言うとおりに必死に勉強したのに。自分の人生を他人にゆだねていた。
僕らの社会は正解が決まっている”正解社会”。その道を歩まない限り、後ろ指をさされる。そんな正解が決まっている社会の中では、”夢”を目指すような他人と違う道は歩みにくい。

・「正解社会」に必要なのは多様性
なぜ僕らはいつも、正解がただ一つしかないように、そこに群がるのだろう。もう少し多様な生き方と仕事ができる世の中になってほしい。さらには、お金をたくさん稼がなくても幸せに暮らせて、無視されることなく、惨めでもない世の中、そんな社会を夢見ている。

・ぼくらには挑戦する権利がある。
「少なくとも、誰かのせいにするような選択だけはしない。」
自分の心に従えば、少なくとも誰かのせいにすることはない。成功しても、失敗しても、すべて自分の責任。そう思えば、少し気が楽になる。自分の人生ならそうすべきじゃないだろうか。

感想

第3章では、「チャレンジすること」「多様性を持つこと」「お金のために自由を後回ししない」など社会の設定した正解に縛られることなく生きていくヒントが書かれている。

「お金を稼ぐ」=「未来のために我慢して耐える」といい公式が成り立っているが、「よくわからない未来のためじゃなく、現在の自由のために稼ぐ」という言葉は、今までと違う角度で日常を見つめられるヒントとなった。

今の仕事や働き方に疑問を感じている人に読んでほしい章です。

第1章、2章のレビューはこちらです。第4章のレビューもアップ予定です。興味のある方はご覧ください。

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