KOEL DESIGN STUDIO by NTT Communications

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KOEL DESIGN STUDIO by NTT Communications

NTTコミュニケーションズのデザインスタジオ「KOEL」公式noteアカウントです。KOELの活動内容やデザインにまつわるナレッジを発信していきます。 https://bit.ly/koelweb

マガジン

  • イベント・レポート

    NTTコミュニケーションズデザイン部門KOELとアドバイザーを務めるKESIKIとの対談をはじめとしたイベント告知やレポートをまとめています。

  • 多彩な文化のむすびかた

    KOELの未来のあるべき姿を考えるビジョンデザイン・プロジェクト、3年目の今年は「多彩な文化のむすびかた」と題し、兵庫県神戸市長田区を中心にフィールドワークを行いました。プロジェクトの計画からフィールドワークの実施、そこから見えてきた多文化共生の課題と、共存・共生に向けたアプローチについてご紹介します。

  • 豊かな町のはじめかた

    2021年度「みらいのしごと after 50」に続き、株式会社 リ・パブリックさんと一緒に長崎県雲仙市小浜町と秋田県南秋田郡五城目町で「町の豊かさ」をテーマにしたワークショップを共催しました。

  • みらいのしごと after 50

    株式会社 リ・パブリックさんと山口情報芸術センター [YCAM]さんと一緒に開催した2日間のワークショップ「みらいのしごと after 50」の記事をまとめました。

  • KOELができるまで

    インフラ会社でUXやデザイン思考に関する社内共感の醸成をどのように進めたかや、KOELのビジョンや組織・カルチャーデザインをどのように形成したかをまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

デザインスタジオKOELがグッドデザイン賞を受賞しました

こんにちは、KOELの金です。このたびデザインスタジオKOELは、2023年度グッドデザイン賞を受賞させていただきました! 今回のグッドデザイン賞でKOELはモノやプロダクトではなく、「一般向け取り組み・活動」という応募カテゴリーの中で、インハウスデザイン組織としてのKOELのこれまでの取り組みや活動全体をご評価頂くことができました。 NTTコミュニケーションズの社内で、たった4人で草の根的なデザイン浸透活動を始めて早12年…。当時を考えるとまさかこんな日が来るとはまった

    • 「データ×デザイン」で挑む、データ利活用のためのi.school共創プログラム

      こんにちは、KOEL 田中友美子です。 去年の今頃から、KOELでは漠然とお題に上がっていた「データ×デザイン」で何かやりたいという気持ちが強まっていました。私自身も過去にこの領域に何度か向き合っているものの、デザインの知見だけでは「データで何ができるのか」の部分にいまひとつ踏み込めなかったり、お題を見つけて実際にデータを活用しようとしたら目的のデータ自体が取得できていない、質が低くて分析に至らないなど、いろんな現実にぶち当たってきました。 なんとかしてデータ分析の強みと

      • イベント「セミパブリックのグッドデザイン 〜公共とビジネスのあいだの社会課題を解決するデザイン〜」開催のお知らせ

        NTTコミュニケーションズのKOEL Design Studioがこのたび2023年度グッドデザイン賞を受賞しましたことを記念し、受賞のポイントともなった「公共性とビジネスの両立が求められるセミパブリック領域での新しい社会インフラ実現」から、公共とビジネスの中間地帯である「セミパブリック領域でのデザイン」をテーマにしたトークセッションを2月21日(水)開催します。 ゲストとしてKOEL Design Studio設立にもご助力いただいたKESIKI 石川俊祐さん、ヒロタデザ

        • 神戸市長田区から見えてきた「多文化共生のレベル」とは——共創プロジェクト「多彩な文化のむすびかた」(5)

          こんにちは、KOELの田中友美子です。 前話では、フィールドワークで訪れた兵庫県神戸市長田区で、長田で暮らす外国人の方々、外国人と関わりのある方々に伺ったお話から、「多彩な文化のむすびかた」につながる6つの気づきがあったことをお伝えさせていただきました。 その中の「1. 共存・共生にはステップがある」という気づきについては、特に心に残るものがありました。長田の文脈を離れて考えてみても、共存・共生のレベル感や、それを乗り越えていくステップには、異なるものが交わる時や多彩な文化

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        デザインスタジオKOELがグッドデザイン賞を受賞しました

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        記事

          多文化共生の現場を訪れて生まれた6つの気づき——共創プロジェクト「多彩な文化のむすびかた」(4)

          こんにちは、KOELのデザインリサーチャー 山本健吾です。 前回お伝えしたように、私たちは「多文化共生」を考えるフィールドワークとして兵庫県神戸市長田区で色々な方々にお会いしてお話を伺ったり、いくつかのキーとなる場所を訪れました。 長田で暮らす海外からの移民や外国にルーツを持つ人、暮らしの中でその方たちと関わりを持っている方々、もしくはその方たちの生活を支援している方々。様々な立場から見えていることや感じていることを言葉にしていただきました。その中には、「多彩な文化のむすび

          多文化共生の現場を訪れて生まれた6つの気づき——共創プロジェクト「多彩な文化のむすびかた」(4)

          フィールドワークで出会った長田の方たちと訪れた場所——共創プロジェクト「多彩な文化のむすびかた」(3)

          こんにちは、KOELのUIデザイナー 徐 聖喬です。 前回では、今回ビジョンデザインプロジェクトのテーマ「多彩な文化のむすびかた」とフィールドワークの事前準備についてお話しさせていただきました。 この記事では兵庫県神戸市長田区で出会った方々のお話と、長田の多文化共生を支える拠点施設や場所についてご紹介したいと思います。 2023年5月と7月の二度にわたり、私たちは今回のテーマについて考えるヒントを得るため、神戸市長田区でフィールドワークを行いました。合計4日間の日程の中で

          フィールドワークで出会った長田の方たちと訪れた場所——共創プロジェクト「多彩な文化のむすびかた」(3)

          フィールドワーク先が決まるまで・決まった後にやるべきこと——共創プロジェクト「多彩な文化のむすびかた」(2)

          こんにちは、KOELの稲生です。 前回の記事では、KOELのビジョンデザインの3年間の取り組みを振り返りつつ、今年のテーマ「多彩な文化のむすびかた」とプロジェクトの大まかな流れについてご紹介しました。 今回から4回に渡って、フィールドワークの準備や内容、フィールドワークで発見したことなどをお届けします。この記事では、前回の記事の最後でお話しした「多文化共生」というテーマだからこそ感じた難しさの部分を乗り越えるために「フィールドワークの準備で行ったこと」についてお届けします。

          フィールドワーク先が決まるまで・決まった後にやるべきこと——共創プロジェクト「多彩な文化のむすびかた」(2)

          少子高齢化社会の未来にある「多文化共生」とは?——共創プロジェクト「多彩な文化のむすびかた」(1)

          KOELの未来のあるべき姿を考えるビジョンデザイン・プロジェクト、3年目の今年は「多彩な文化のむすびかた」と題し、兵庫県神戸市長田区を中心にフィールドワークを行いました。今回から5回に分けて、プロジェクトの計画からフィールドワークの実施、そこから見えてきた多文化共生の課題と、共存・共生に向けたアプローチについてご紹介します。 KOELのビジョンデザインとはKOELでは、少し先の未来をみるためのデザインの取り組みとして、ビジョンデザインを実施しています。KOELではビジョンデ

          少子高齢化社会の未来にある「多文化共生」とは?——共創プロジェクト「多彩な文化のむすびかた」(1)

          デザインと組織運営──社員1万人にデザインの価値を実感してもらうために

          KOELの代表である土岐が、先日開催された『クオリティフォーラム2023』にお招きいただき「デザインをどのように企業の中に浸透させてきたのか」について講演を行いました。 クオリティフォーラムとは、一般財団法人 日本科学技術連盟が毎年開催している「品質経営に資する」ことを目的としたイベントです。品質経営とは、製品それ自体のみならず企業活動の全てにおいて品質を追求することで、顧客価値を創造し、進化させていくことを目指す経営の考え方です。 今回土岐は「デザイン思考と顧客価値創造

          デザインと組織運営──社員1万人にデザインの価値を実感してもらうために

          2023年のKOELを振り返る

          KOEL福岡です。2023年も残すところわずかとなりました。昨年に続き、今年も最後のnote投稿は恒例の1年振り返り記事です。今年1年のnote投稿やメディア記事をすべてご紹介します。この記事を通じてKOELの様々な一面を知っていただけたら嬉しいです。それではどうぞ! note記事で振り返るKOELの2023年今年は出来事をトピック別にご紹介します。 KOELのグッドデザイン賞受賞 やはり一番大きなトピックはデザインスタジオKOELの2023年度グッドデザイン賞受賞では

          人とロボットの共生社会をめざす「RobiCo™」ブランディング支援

          こんにちは、KOELの豊田です。KOELのデザイン事例として、自動走行ロボットの管制プラットフォーム「RobiCo™︎(ロビコ)」のブランディングデザイン支援事例をご紹介します。 RobiCoは、2023年10月12-13日に行われた、ドコモグループの法人向けソリューションビジネスを一堂に介して紹介するイベント「docomo Business Forum ’23」の中で発表され、大きな注目を集めました。今回は、サービスローンチに向けて開発チームと協力しながら進めたブランディ

          人とロボットの共生社会をめざす「RobiCo™」ブランディング支援

          心臓リハビリの現場をデザインで変える『みえるリハビリ』がグッドデザイン賞を受賞するまで

          この度KOELがデザイン支援を行った、『みえるリハビリ』が2023年度グッドデザイン賞を受賞しました。 NTTコミュニケーションズが10月12日に提供を開始した心疾患患者の運動習慣獲得支援サービス『みえるリハビリ』ですが、KOELがデザイン支援を行い、ユーザーリサーチや体験設計を通じ高齢者にも使いやすいサービスを実現しました。KOEL公式noteでは『みえるリハビリ』アプリの特徴やデザインのポイントについてもご紹介しています。 今回は『みえるリハビリ』を提供しているスマー

          心臓リハビリの現場をデザインで変える『みえるリハビリ』がグッドデザイン賞を受賞するまで

          制作会社から大企業のデザイナーに転職して気づいたこと——Design Perspectivesイベント登壇レポート

          9月7日に渋谷ヒカリエにて行われた『Design Perspectives -不確実な未来を切り拓くキャリア観-』 にてKOELのUIデザイナー 徐 聖喬が登壇しました。 今回のReDesignerさん・designingさん共催による『Design Perspectives』はデザイナーを取り巻く環境の変化の中で多様化するキャリアを考えるイベント。今回「制作会社から大企業のデザイナーに転職して気づいたこと」と題し、これまでの徐さんの経歴や、KOELでのデザイナーとしての仕

          制作会社から大企業のデザイナーに転職して気づいたこと——Design Perspectivesイベント登壇レポート

          未来は当てるものではなく自ら創るもの——「米国企業におけるデザイン・フューチャリストの実践と挑戦」イベントレポート

          去る8月3日、武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパスにてイベント『米国企業におけるデザイン・フューチャリストの実践と挑戦 - デザイン、ビジネス、ビジョンの交差点で』が開催され、KOELからHead of Experience Designである田中友美子がパネルセッションに参加しました。 今回のイベントは、アメリカでデザインを通じた未来シナリオ作成や戦略策定を行うデザイン・フューチャリストと呼ばれる職種が増えていることを背景に、未来を考えるデザインや組織改革にまつわる知見や実践

          未来は当てるものではなく自ら創るもの——「米国企業におけるデザイン・フューチャリストの実践と挑戦」イベントレポート

          心疾患患者の自己リハビリ支援アプリ『みえるリハビリ』の「続けられる」デザイン

          こんにちは、KOELの稲生です。昨年KOELは、NTTコミュニケーションズが提供するヘルスケアスマホアプリ「みえるリハビリ」のアプリデザインを行いました。私自身はUXデザイナーとしてこのプロジェクトに参加しているのですが、今回はその「みえるリハビリ」のデザインプロセスのご紹介を通して、KOELのデザイン事例や、社会にどのように貢献しているのかについてお話ししたいと思います。 好きな場所で、安心して自己リハビリを実現「みえるリハビリ」は、心疾患の方がスポーツ施設や自宅等の医療

          心疾患患者の自己リハビリ支援アプリ『みえるリハビリ』の「続けられる」デザイン

          「ドローンで日本の暮らしを守る」docomo skyインフラチームのビジョン策定とパンフレット作成

          KOEL福岡です。KOELのデザイン事例としてdocomo skyインフラチームのビジョン策定とパンフレット作成のデザイン支援事例をご紹介します。 6月26日〜28日に開催された国内最大規模のドローン専門展示会『ジャパンドローン2023』では作成したパンフレットの配布も行われました。docomo skyインフラチームや展示会の紹介も含め今回のプロジェクトについてご紹介します。 「希望のある現場」を増やすためにdocomo skyはドコモビジネスのドローンビジネス事業として「

          「ドローンで日本の暮らしを守る」docomo skyインフラチームのビジョン策定とパンフレット作成