KOEL Design Studio by NTT Communications

NTTコミュニケーションズのデザインスタジオ「KOEL」公式noteアカウントです。KOELの活動内容やデザインにまつわるナレッジを発信していきます。 https://bit.ly/koelweb

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マガジン

  • イベント・レポート

    NTTコミュニケーションズデザイン部門KOELとアドバイザーを務めるKESIKIとの対談をはじめとしたイベント告知やレポートをまとめています。

  • みらいのしごと after 50

    株式会社 リ・パブリックさんと山口情報芸術センター [YCAM]さんと一緒に開催した2日間のワークショップ「みらいのしごと after 50」の記事をまとめました。

  • KOELができるまで

    インフラ会社でUXやデザイン思考に関する社内共感の醸成をどのように進めたかや、KOELのビジョンや組織・カルチャーデザインをどのように形成したかをまとめています。

最近の記事

フィールドワークでしか味わえない醍醐味とはー 共創ワークショップ「生きるためのキャピタル」(4)

KOELのUXデザイナー細谷です。前回のnoteでご紹介した、小浜町と五城目町で開催したワークショップ「生きるためのキャピタル」に参加しました。 私はこれまでUXデザイナーとして、インタビューや行動観察などのユーザーリサーチを経験してきましたが、今回のワークショップでは初めてフィールドワークを実践し、その大変さと面白さに衝撃を受けました。 このnoteでは、フィールドワークに興味のある人や、これから実践しようと考えている人に、初めてフィールドワークを体験したUXデザイナーの視

    • ビジョンデザインにおけるワークショップの心得 ー 共創プロジェクト「生きるためのキャピタル」(4)

      こんにちは。KOELのUXデザイナー廣瀬です。本noteは2022年度に実施したビジョンデザインの取り組み「生きるためのキャピタル」についての記事第4弾です。前回のnoteでは、フィールドワークで実際にお話を伺った五城目と小浜の皆さまや、ワークショップの様子についてご紹介しました。 ワークショップでは、多様な観点を持つ参加者同士が対話することで、お題に対して新しい意味や価値を創造することを目指し、フィードワークの参加者全員で、リサーチ結果から豊かさの要素を抽出しています。今

      • 長崎と秋田で出会った"生きるためのキャピタル"——共創プロジェクト「豊かな町のはじめかた」(3)

        こんにちは、KOELのデザインリサーチャー 山本健吾です。 私たちは、数十年後の離れた未来を見据えて事業開発に生かすために、ビジョンデザインというプロジェクトを行っています。2021年度の活動に引き続き、今年度も地域のイノベーションについて実績がある株式会社 リ・パブリックさんと一緒にワークショップを共催しました。 2021年度は「みらいのしごと after 50」と題して「10年後くらいの未来の高齢者って、どんな世界に住んでるの?どんな風に生活しているの?」という観点で「ト

        • 持続可能な豊かさを生みだす5つの仕掛け——共創プロジェクト「豊かな町のはじめかた」(2)

          こんにちは、KOEL 田中友美子です。 前回、長崎県雲仙市小浜町と秋田県南秋田郡五城目町で実施したフィールドワークでは、理想の暮らしを実践されている方々のお話を伺い、「地域」に「豊かさ」に変化が生まれた時のキッカケを見つけ、それが豊かな町をはじめる「仕掛け」になるのではないか、というところまでをお話しました。 私たちが見つけた、5つの「仕掛け」インタビューで聞いたお話や、フィールドでみたものから、私たちが見つけた豊かさを生み出す「仕掛け」は、5つあります。 仕掛け1.

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          地域に豊かさをもたらす "ゆらぎ" とは——共創プロジェクト「豊かな町のはじめかた」(1)

          こんにちは、KOEL 田中友美子です。 地域創生の事例を目にした時、「その結果どういうふうに地域が活性するのだろう?」と違和感を感じることがあります。「商業施設を作って県外の人の消費活動を呼び寄せたい」「移住者を呼んで人口を増やしたい」「関係人口を増やして資金の流れを作りたい」など、外の人々に希望を託すことに目が向きすぎていることが常々気になっていました。 移住者を呼び込むにも、地域と関係を持ちたいと思われるにも、外に解決を求める前にまずは地域が魅力的に見えるべきなのではな

          「ぽろっと出た本音」にこそブランドへの想いがある──秘密計算サービス「析秘」リブランディングの裏側

          昨年KOELはNTTコミュニケーションズが提供する秘密計算サービス「析秘(セキヒ)」 のリブランディングを行いました。 サービスのコンセプトから見直す、抜本的なリブランディングが行われた今回のプロジェクト。今回は、NTTコミュニケーションズ スマートヘルスケア推進室 櫻井陽一さん、KOELのUIデザイナー 小田中裕子さんに、プロジェクトの裏側と、リブランディングを経て生まれた変化についてお聞きしました。 難しい技術を、いかに「わかりやすく」伝えるか──まず、「析秘」はどの

          雑誌「AXIS」でインハウスデザイナー 3.0
 を考える連載がはじまりました

          こんにちは、KOELの高見逸平です。これまで電機メーカーや自動車会社などの大手事業会社を経て、昨年2022年2 月からNTTコミュニケーションズのKOELにUX Design Managerとして参画しています。 今年2月28日 発売された雑誌「AXIS」Vol.222にてKOELの連載がスタートしました。「KOELと考えるインハウスデザイナー3.0」と題し全3回連載の1回目にあたる今回は、まずKOELの紹介に加え、三井住友銀行のリテールIT戦略部 UI/UXデザイナーの金

          KOEL×ヨコク研究所トークセッション「リサーチとデザインのあいだ」後編

          前編に引き続き、リ・パブリックさん、ヨコク研究所さん、KOELによる「リサーチとデザインのあいだ」トークセッションの後編をお届けします。後編は会場からの質問に答えるQ&Aセッションです。 デザインは「政治的な行為」Q.それぞれのスピーカーに聞いてみたいことはありますか? 田中: ヨコク研究所は出版をされていますが、事業との関係はあるのでしょうか? 山下さん: ヨコク研の活動は事業に直結させることを目的にはしていません。「あるべき未来」を既存の事業からリニアに考えること自体に

          KOEL×ヨコク研究所トークセッション「リサーチとデザインのあいだ」前編

          こんにちは、KOELの池田です。今年1月にリ・パブリックさん、ヨコク研究所さん、私たちKOELの3者でトークセッションを開催しました。 開催地はコクヨ株式会社さんのオフィスであるTHE CAMPUS。街に開かれた、“みんなのワーク&ライフ開放区”として、多様な価値が混ざり合い、新しい化学反応を生み出し続ける実験が行われるスペースになっています。セッションのテーマは「リサーチとデザインのあいだ」。3者の共通点から、これからの社会とデザインの関係性までお話しいただいた内容を前編・

          KOELインターン2023に参加した3人に聞いた「デザインの現場で得た学び」

          こんにちは、KOELの細谷です。KOELでは新卒採用の一環として、学生向けに2weekインターンシップを毎年開催しています。 今年(2023年)はオンラインとオフラインのハイブリット形式で2/6〜2/17に開催しました。 今回のインターンでは3名の学生のみなさんをインターン生としてお迎えし、KOELメンバーの一員として実際の業務を担当していただきました。 本noteでは、参加いただいた学生さんに、実際にインターンを体験してみて感じたことをインタビュー形式で伺い、KOELのイン

          2022年のKOELを振り返る

          こんにちは、KOELの桑原です。 2022年もいよいよあと4日。今回は2022年最後の投稿として、今年書かれたnote記事や各種メディアでのKOELメンバーのインタビュー記事の中から、今改めて読んでいただきたいものをご紹介します。冬の夜長のおともに、ぜひどうぞ。 反響が大きかったnote記事 BEST3まずは読者の皆様から特にたくさんの「スキ」をいただいた3件(+関連記事)のnote記事をピックアップ! 今年1番の「スキ」をいただいたのがこちらの記事。 2021年度のグッ

          最新のグッドデザイン賞とトップランナーに聞く「ビジネスとデザインの越境」の現場

          こんにちは、KOELの田中 剛史です。 先日、KOELの活動に対してアドバイスをいただいているクリエイティブアドバイザーの井上さんと、Panasonicでビジネス・テクノロジー・クリエイティブを掛け合わせ新規事業インキュベーションの現場でご活躍されている中村さん、大前さんをお招きしてセミナーを開催しました。 テーマは「ビジネス x デザイン」。デザインアプローチがビジネスの現場でも一般化し、また、デザイナーの役割期待がビジネス領域への貢献まで広がりを見せています。ビジネスと

          愛される社会インフラを創造する——KOELこれまでの3年間、そして次の3年に向けて

          こんにちは、KOELの金です。 NTTコミュニケーションズのデザインスタジオKOELは2020年に産声を上げました。今年2022年度で3年目となります。これまでKOELでは様々なプロダクトや事業に携わり、また、イベントや本公式noteなどで情報発信も行ってきました。そうした中、ありがたいことに多くの方々からKOELの活動に対して反響をいただくようになりました。 一方で「KOELって何をやっているの?」という疑問の声をまだまだ頂くこともあります。確かに本公式noteでも最近は

          デジタルの入り口となるものは何か? デスクリサーチから見えたもの

          こんにちは、KOELの徐です。 今年の3月からKOELに参加し、UIデザイナーとしてNTTコミュニケーションズが提供するWebサービスやスマホアプリのUIデザイン、新規サービスのロゴやイベントのキービジュアルなどのビジュアルコミュニケーションデザインに関わるプロジェクトに携わっています。先日のnoteではNTT Designer Meetupのメインビジュアルの制作過程をご紹介しました。 プロジェクトによっては担当領域を超えて、リサーチやコンセプト策定などにも関わることも

          離ればなれの世界で "人が働く気配" をデザインする―2人のデザイナーから見たNeWorkグッドデザイン賞の受賞理由―

          この度NTTコミュニケーションズが提供するコミュニケーションスペース「NeWork」が2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。 今回は、グッドデザイン賞を受賞したNeWorkについて、デザインを担当したKOELの田中亮とKESIKIの大貫冬斗さんの対談をお届けします。 KESIKIとKOELが参画したプロジェクト田中: 本日はよろしくお願いします!大変ありがたいことに、この度NeWorkがグッドデザイン賞を受賞しました。 大貫: 今回の受賞はNeWorkにとってのひ

          「NTTとデザイン」をグラフィックで伝えたい——NTT Designer Meetupメインビジュアルができるまで

          こんにちは、KOELの池田です。前回の記事にてKOELが開催したNTT最大のデザインイベント「NTT Designer Meetup」についてお伝えしました。今回はイベントのメインビジュアル制作を担当したUIデザイナーの徐 聖喬さんに、ビジュアルデザイン制作の背景やイベント告知や当日の利用、グッズなどの展開について伺います。 「NTTとデザイン」をどう表現するか—— 今回のNTT Designer Meetupのプロジェクトにはどのように関わられたのでしょうか? 徐: 実