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自分の価値観を疑うことも子育てや支援のあり方の一つ

この記事は1,945文字あります。個人差はありますが、3分〜5分でお読みいただけます。

今日はnoteの連続更新95日目です。noteのほかに、Voicy(音声配信)もしておりますので、併せてご活用いただけると理解しやすいと思います。また、noteの通知をオンにしていただけると記事が更新するたびに通知がいきますので、フォロー、スキ、シェアと合わせて通知オンもしていただけると嬉しいです。

今日は「自分の価値観を疑うことも子育てや支援の一つ」をテーマに書きたいと思います。どうぞお付き合いください。


自分の価値観を疑って

被災地での現状を毎日発信してくださっている西村さんというピアニストさんがいます。今回、自分でも色々と調べていく中でたどり着いた方です。

Xやnoteでリアルな状況を発信してくださっています。1月8日には積雪による天候悪化や気温低下ばかり心配していたのですが、以下のようなポストがありました。

ぼくは、降雪による気温低下の心配ばかりしていて「プラスの可能性」は考えていませんでした。大変な状況であることに変わりはありませんが、マイナスなことばかりでもないんだなと教えてもらいました。

ちなみに、西村さんのnoteはこちら。

このポストを取り上げさせて頂いたのは、現状を共有したい気持ちだけではなくて、これは子育てでも、発達障害支援の現場でも共通する大事な考え方だからです。

子育てであれ、支援であれ、ぼくらの価値観は色濃く反映されるものだと思っています。例えば、ぼくであれば、自分の子どもに対して「いや、こういう時は大体〇〇じゃない?」とか、「パパの時は〇〇だったから、△△じゃない?」とか言ったりすることはあります。

支援に関しても同様です。もちろん、自分の価値観だけで話をするのではなくて、その根拠となる知識を勉強し、その上でどうするかを考えるようにしています。それでも、ぼくの何らかの価値観が100%入らないということは、きっとないだろうなとも思います。

それが良いとか悪いとかそういうことではなくて、そういうものなんだと、まずは、そうした自覚が必要なんじゃないかと、ぼくは思っています。

その上で、いつも疑問を持ちながら子育てや発達障害支援について考えることが大切ではないでしょうか。それが、「柔軟に考える」ということです。「これ!」という正解はないし、いつだって試行錯誤の連続です。

プラスに目を向けて

そして、行き詰まった時、困難に感じる時には「どうしよう…」とか、「〇〇ができていない」とか、そういう感情にばかり目が向きがちです。
  
でも、そうした中でも、「うまくできている時間」というのはきっとあります。「パニックが困る」というのも、四六時中パニックを起こしているわけではありません。パニックを起こしていない時間も、どこかにあるはずで、「じゃあ、なんでこの時間はパニックを起こしていないんだろう」と考えていくことも、支援の大切な切り口です。

ぼくは「長所と苦手は表裏一体」と教えてもらってきました。例えば、「見通しが持てないと不安になる(苦手)」は、「見通しが持てれば安心できる(長所)」という感じです。

困難な状況では、誰であっても見通しが持てなくなります。見通しを伝えようにも伝えられない状況にもなります。だけど、この時に「正確にわかっていることだけを伝えなければならない」と思いすぎないことも大切です。

わからないことはわからないし、いつわかるかも、伝えられないことだってあります。緊急時には特にそうです。

でも、「明日状況を確認して伝えるね」というくらいは伝えられるかもしれません。不安が解消されるわけでもないし、これだけで安心するわけでもありません。それでも、ないよりはずっといいと思います。

知的能力の困難が大きい方の場合には、日頃から使っている支援グッズを活用して伝えることがキーになってきます。でも、非常時にはそうしたものがない場合もあって、その場にあるもので何とかしなければならないこともたくさんあると思います。

例えば、外から石を5個集めてきて、一定時間経つごとに石を減らしていく、そして石が全部なくなったら食事という伝え方でも、見通しの一つにはなるかもしれません。

でも、いきなりこれをやったら安心するわけでも、理解してくださるわけでもありません。うまくいく場合もあれば、そうでない場合もあります。何度か経験してわかるようになる場合もあれば、そうでない場合もあります。

こうした時にも、「そういえば、昔はどういう時は待つことができていたっけ?」とできていたことを考え、それを活用してみるというのも手です。

補足はVoicyの配信をお聴き頂ければと思いますので、宜しければVoicyの方も応援していただければと思います!

佐々木康栄

災害時に役立つさまざまな情報

被災地で、発達障害児・者に対応されるみなさんへ(国立障害者リハビリテーションセンター)

防災・支援ハンドブック(日本自閉症協会)

災害時、発達障害の子どもの支援についての医療関係者へのお願い(内山登紀夫先生)

災害時の発達障害児・者支援エッセンス

#障害者を消さない (ヘラルボニー)

寄付型セミナー(TEACCHプログラム研究会東北支部)

代表を務めているTEACCHプログラム研究会東北支部で、「寄付型セミナー」を立ち上げています。ぼくの衝動的な行動であることは自覚しています。それでも、今ぼくらにできることを考え、過去に配信したオンラインセミナーを再度配信させていただき、その売上(配信や販売に関わる手数料を差し引いた全額)を能登半島地震の支援・復興に向けた寄付することに決めました。宜しければ応援してもらえると嬉しいです。

その他お知らせ

オンラインサロン「みんなで考える発達障害支援」

クラウドファンディング

▼9月に大阪にて講演会をさせて頂いた「一般社団法人泉大津・発達支援勉強会Lien」さんが、「大阪府泉大津市、及び、泉州地域である近隣市町村一帯が、発達障がいや多様な子どもたちにとってより過ごしやすい地域に」を目指して、クラウドファンディングをされています。特に、4月2日の世界自閉症啓発デーでは、世界中がブルーライトアップされます。これは色々な人に目を向けてもらうための活動でもある一方で、それだけ予算がかかります。

そのため、どの地域でもできるわけではありません。今回、泉大津市内のブルーライトアップをしたい!という想いを叶えるためのクラウドファンディングです。目標金額は220万円です。ちなみに、これは行政と一緒に取り組んでいるものなので、「ふるさと納税」として寄付ができます。

ぼくも応援メッセージを出させて頂いています。どうか皆さんも応援していただけないでしょうか。

皆さんの応援が力になり、その力が地域を進める行動になり、その行動が当事者やご家族の未来になります。

一緒に地域の未来を変えるお手伝いをしてくれませんか?

セミナー情報

▼TEACCHプログラム研究会 第16回実践研究大会 in 東北・東京・熊本・鹿児島 「共に学び 成長する 熱い冬」

ぼくは仙台会場にいって、一丁前にコメンテーターというのをさせて頂きます!翌日にはTEACCHプログラム研究会東北支部主催でイベント「自閉症支援の未来会議 in 仙台」も開催しますので、2月10日(土)、11日(日)はご予定の確保をお願いします!

▼会員限定動画▼

これまで、会員の皆さんには限定のコラムや動画を配信してきました。現在下記のような動画を配信中です。閲覧にはパスコードが必要です。何度かメールでご案内しておりますが、もし会員の方で「パスコードがわからない!」という方はteacch.tohoku@gmail.comまでご連絡ください。

▼会員限定コンテンツ▼

現在、会員限定の質問フォームを設けています。匿名にしようかとも思ったのですが、会員の方からのご質問であることを確認するためにお名前のご記入をお願いしたいと思います。ご質問については、全てにお返事できるわけではなく、会員の皆さん全体にとって有益だろうと思うものを中心に取り上げて、限定コラムなどで書いていきたいと思います。

▼その他▼

ここに記載した以外にも、東北支部ではさまざまな取り組みを今後もしていきます。会員の皆さんには、「今こんなことを考えています」というのもお届けしますのでお楽しみに。公式LINEもあり、会員以外の方もぜひご登録ください!定期的に情報発信していく予定ですので、「TEACCHって何だろう?」「興味はあるんだけれども、どんな活動をしているんだろう?」という方はぜひご登録ください!

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