【1950-1960年代】最近観た映画のヴィジュアルチェック
こんばんは。
1ヶ月くらいどんなに作品を観ても、特にヴィジュアル部分で注目するようなものが出てこなくてキツかったですが、先週あたりトンネルを抜け出せました。
今回は最近観た1950年代、1960年代の映画のヴィジュアルを見ていきます。
それではスタート!
パイル地のトップス
1950年代後半から60年代前半の作品でパイル地(タオル風の生地)のトップスをちょくちょく見かけます。
中でもパイル地のスキッパーポロシャツをよく見かけます。
↓「太陽の墓場」(1960)
https://twitter.com/kodu29798400/status/1289844105934118913?s=21
スキッパーとは、Vネックに襟がついたものです。ポロシャツの場合はボタン無しのもの。
「太陽の墓場」)以外だと、「風速40米」(1958)、「美貌に罪あり」(1959)、「天と地を駈ける男」(1959)などにもパイル地のトップスが出てきます。
フリーダムスリーブのスウェット
V字ガゼット(真ん中のV字)の右から、よく見ると線が見えますよね。
見にくいですが、↓のような袖付けになっています。
今、こういうラインの入ったスウェットは見かけないですよね。
それもそのはず。
フリーダムスリーブが存在したのが1940-50年代とされています。
最も腕の自由度が高いそう。
↓おなじみの他の袖付け
マニアックな話になってしまいましたが。
「銀座っ子物語」(1961)でもフリーダムスリーブらしきスウェットが映りますが、走ってるシーンなので、ちゃんと確認できませんでした。
関東バス
「嵐の中を〜」では1950年代のレトロな関東バスも映ります。
50年代、写真は白黒の時代なので、映画が資料としての価値を発揮しますね。
ゲームジャケット
ガンパッチは両肩についているあて布で画像のとおり、ガンパッチに銃をあてて撃っています、
エルボーパッチや肘当てです。
ちなみに↑は鳥を撃つシーンです。
他にも色々見つかりましたが、長くなるのでまた次回。
来週は本を読んで60年代の勉強をしようと思います。
ではまた次の更新で。
【参考文献】
✔︎LaLaBegin 2019年10・11月号 (世界文化社/2019年/P73)
✔︎ヒストリー写真館 | 中央線沿線の路線バス 関東バス株式会社
https://www.kanto-bus.co.jp/history/
✔︎ツイードでゲームジャケットを。 – 日本橋店
https://www.azabutailor.com/blogs/nihonbashi/2015/11/13/
【本記事に出てきた作品】
アマゾンプライムでレンタル可能。スキッパーポロシャツが出てくる
DVDマガジンで視聴可能。フリーダムスリーブのスウェットと関東バスが出てくる。
DVDマガジンで視聴可能。新品は現在品切れ。(再入荷することもあるので、またお知らせします)