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夏の終わりの切なさと家主の音楽はシンクロする。「コドモノヨワネのひとりごど vol.2」

今週は、夏が帰ってきたかのように暑い日が続いている。
残暑というものだ。
しかし、昼間は暑いんだけど夕方〜夜にかけては涼しい。

この涼しさが夏の終わりを告げているかのようで切ない気持ちになる。
ここ最近は、家主を頻繁に聴いている。
夏の終わりの切なさと家主の音楽はシンクロする。
どちらも、うまく言葉に表す事ができない気持ちを抱く。
これは、けして悪い意味じゃなく良い意味で。
そして、家主の音楽は、はっぴいえんど、サニーデイサービスやくるり、中村一義、フジファブリックと同じ匂いがする。

個人的に大好きな匂いである。

はっぴいえんどが日本に誕生して日本語の美しさをロックで表現し、はっぴいえんどの影響を受けたバンドが90年代後半に台頭するようになった。サニーデイサービスやくるりなど。もちろん、他にもはっぴいえんどに影響を受けたバンドはたくさんいる。
時代は違えど家主もその一つだと思う。
しかし、家主は、はっぴいえんどより年齢的に、上記にあげたような90年代後半、00年代の日本のロックバンドに強く影響、刺激を受けたのではないかと個人的に思っている。
サニーデイサービスやくるりなどの日本語ロックだけでなく、フォークやパンク、メロコアなども。ギターのサウンドは時よりパンクやメロコア的な音を感じる瞬間がある。

そこが、また良い。

音楽は、繰り返されると個人的に思っていて。
繰り返されるってのは、受け継がれる、鳴り続けるって意味で。
ただ、単純に繰り返されるわけではなくて少しずつバージョンアップされながら繰り返されていってると思う。

家主には、この先も、はっぴいえんどが生み出した音楽の系譜を受け継いでいってほしい。
鳴らし続けてほしい。


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