人の良いところを探すのって何がいいの?

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春から新生活が始まります。


多くの新しい人間関係も始まり不安も多いですよね。

そんな方に、必見の記事です。



肩の力を抜いてぼんやりと行きましょう



昔から母親に「人の良いところを探しなさい」ってよく言われてた。


みなさんもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?


それが良いことなのはなんとなくわかっている。。。

でもそれがなぜ良いのかは誰も教えてはくれないんですよね。

だから、なかなか実行できないのではないのでしょうか?


そこで、今回、


「人の良いところを探す」ことがなぜ良いのか



について書きたいと思います。


この記事を読み終わったころには周囲の人の良いところを探したくなっているかもしれませんよ(^^)




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まず、共有しておきたい情報について


人は相手に対する感情をどのようにして作っていくのか?


人の相手に対する感情(以下対人感情とする)をどのように作っていくのか?

について


それは


<二重処理モデル>


という考えがあります。


二重処理モデルとは?

人は以下二種類の処理によって対人感情を作り上げていきます。


(1).衝動的処理


衝動的処理って?

相手のわずかな情報をもとに、感情的、衝動的に対人感情を作っていくこと


いわゆる第一印象ってやつですね。



(2).認知的処理


認知的処理って?

相手の内面的な情報をもとにやや時間をかけて対人感情を作っていくこと



これが二重処理モデルです。



そしてこの考えによれば、処理の順番としては基本的に

まず、衝動的処理。次に、認知的処理。


というように行われるそうです。(当たり前すぎるかもしれないけど、)




この人、第一印象はなんか怖そうだけど、

時間をかけて関わっていくといろんな良いところが見えてきて、

今では大好きになった!なんてこと珍しくないですよね?

そういうことです。



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本題に戻ります。


人の良いところを探すことはなぜ良いのか?


お忙しい方々も多いと思いますから結論から述べましょう。

それは、、、





「その人について正確に知ることができるから」




と考えられます。


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それはなぜか?


対人感情は主に二種類あります。


一つは

「好き」「きれい」「尊敬」といったようなポジティブなもの

→肯定的対人感情

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そしてもう一つが

「嫌い」「醜い」「無理」といったようなネガティブなもの

→否定的対人感情

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↑どうやらこいつが厄介みたいです。。。


この否定的対人感情は一度形成されるとしみ込んでなかなか離れないみたいです。。。。


しかも、

否定的対人感情が形成されるとそれ以降の相手に関する情報否定的に歪めて解釈してしまうらしいのです。。。。



つまり、二重処理モデルにおける情動的処理において

否定的対人感情が形成されてしまうと、

その後、

いくら相手に関する情報を得ても、

否定的に歪めてしまうため

相手を正確に知ることができない可能性が高い。


ということです。



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堅苦しい内容はここまでにして


逆に言えば、

最初から「人の良いところを探す」という心構えで人に接していけば、

相手に関する情報を歪めることなく、解釈することができるので



「その人について正確に知ることができる」



可能性が高いと考えられます。


目の前の人について否定的にしか捉えられないって


悲しくないですか?

   

つまらなくないですか? 


相手をちゃんと理解したくないですか?


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おわりに


長い記事になりましたが、

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。


私自身、ひと昔前までは


人を否定的な目で見ることが癖になっていました。

それによって、

周囲の人にあまり良い態度はとれないため、

周囲の人からも嫌な態度をとられることも多く、

そこ自分が嫌な気持ちになる、

周囲の人にまた良い態度がとれない。

→負のループ

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しかし、


人の良いところを探す価値について深く考えてみました。

今では周囲の人の良いころを探すことが癖になっています。



周囲の人にやさしい態度をとれる、

周囲の人も優しい態度をとってくれる、

嬉しい気持ちになる、

周囲の人にまた優しい態度をとれる。

→正のループ

画像5



「人の良いところを探す」


それは、相手について正確に知るだけでなく、

自分自身の幸せの第一歩かもしれません(^^)



今からでも全く遅くありません。

やってみたら驚くほど世界観が変わります。



負のループから正のループへ切り替えてみませんか?


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