11/20:人間の使命「伝える」

「伝える力」

仕事で一番重要な能力は、一言でいうと、「伝える力」なのではないかという話。

いつも読んで頂いている方ありがとうございます。
記事閲覧数に対していいね数が多いの本当にありがたい話です。

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さて、本題です。「伝える」と聞いて何を思い浮かべますか。

会話、対話、自分の持ってる情報を相手に話す、コミュニケーション。

これら全部「伝える」に含みます。

この「伝える」。

仕事、いや人生において最も重要なスキルではないでしょうか。

伝えるとは


「自分の持ってる脳内情報を赤ちゃんでも理解できるレベルで説明すること」

だと思います。


ただこの情報は情報粒度によって変わりますし、
情報を示す"モノ”を持つのか持たないのかで変わります。

例えば、あなたがコンビニでコーラを買うとします。
この時コーラが欲しいあなたは「コーラを買いたい」情報を持っていますが、レジの人は、「コーラを持ってレジに来た」とう行動と「コーラ」という商品によって、あなたの「コーラを買いたい」という情報を読み取ることができます。

あるいは、あなたが保険の営業マンで新規顧客と商談をしているとします。
この時あなたは保険商品を購入してもらうために、適切な保険の情報を伝える必要がありますが、お客さんは、保険の事はさっぱりで、保険の仕組みをわかっていません。そして保険は目に見えません。

この場合、あなたは資料を用いながら言葉をわかりやすく、例え話を用いながら説明しますが、この時あなたの脳内にある「保険商品の情報」をお客さんの脳内に伝えることは難しいですよね。

といった感じで「伝える」ということは生きていくどんなシチュエーションでも必要不可欠な能力で、伝える情報粒度は大きく変わってしまいます。

では、その情報はどのようにして伝えるのが相手にとって好都合なのか。

伝え方

アイテム編


これは、その情報となる"モノ"をまず見せる事です。
先ほどのコンビニの例であれば「コーラ」です。

モノから読み取れる情報は多いです。
メーカーの営業マンは基本的に自社製品の営業ですから自分たちの商品をまず見せて情報の伝達を行います。

では、モノがない情報を伝えるにはどうしたらよいのか。
次の思考編に行きます。

思考編

”モノ”がない情報を伝えるには、以下のような順番で伝えるのが良いと思います。

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①なぜなのか(Why

②どうやって(How

③何をするのか(What

例えば、先ほどの保険商品を売る時には、なぜ保険の商品が必要であるかを伝えます。

Why

「年金受給額が減る世の中で、将来の貯蓄可能平均金額はこのくらいです。だから最低でも医療費用で負担が発生しないようにしたほうが良いです。」

その次に、どうやってを解決できるのかいう論点です。

How

「計画的に医療保険に入れば医療費用が発生することはありません。」

最後に、では何をすれば良いのかという論点です。

What

「医療保険の費用を払えるようにするために、無駄な支出を減らしてその分を保険代に回しましょう」

すごい極端な浅い例ですがこんな感じです。

では、このWhy / What / Howはどのように考えれば良いのかという議題です。


Why / What / How を考える手段


僕の中で、Why / What / Howを考える手段は世の中に溢れていると思いますが、ビジネス用語で表現すると、戦略/戦術/経営/マーケティングを考える際のフレームワークであると思っています。

フレームワークとは、戦略であれば「競争市場から抜け出すためにはニッチ市場から独占する」とか、
競合分析するのであれば、「4P」や「5Force」や「3C」などを活用するとかです。

あるいは、このようなフレームワークの源泉は古代から存在している古典哲学の思考が元に存在しています。


競争市場のニッチ市場理論は孫氏と兵法の中で、
「戦をしないようにするために敵陣の穴を見つけ、戦をしないようにする」
など、昔の哲学者達が残してきたものです。


なので、Why/Whta/Howを考える手段は世の中に溢れています。
でも、「伝える」ことって難しいですよね。

それについて最後書きます。

人間の役割=伝える

最後に、「伝える」=人間に使命であるという話。

だから難しいんです。

古代の人は、「伝える」ための情報を書籍や研究論文などの文字を通して現世に伝えてきました。
これは紛れもない事実です。紀元前から、壁やモノに文字を起こし、
次世代の人間に「伝える」ことだけは人間が守ってきたルールであり、
今の社会の仕組みです。

だからこそ、人間は人に「伝える」ことをやめてはいけないんです。

コミュニケーションが面倒くさくても、ビジネスの商談の場で相手の人が理解していなくても、友達として問題が起きて話しにくい状況になっても、

それら「伝えることが難しくなっている」問題は、
あなたの伝える能力が低いことが引き金となり起こしている事です。


なので、それはあなた自身が「伝える」ことで解決するしかありません。

「伝える」ことは、あなたが人間として生きていく中で必要不可欠な能力なのです。


という話でした。


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