懇談会サミット2021夏
時を遡って7月中旬。
学期末懇談会がありました。
三男も今年度は、入園。
ちゃっかり懇談会があり、この夏は、3人の御先生方とサミットしてきました。
割と懇談会好きです。
学校やら、園やらで息子達の違う一面を教えて頂き、驚くこともあれば、
「あぁぁー😫」
となることもあります。
なるべくなら、「あぁー😫」とは、なりたく無いのですが。
さて、一発目は、年長組次男の懇談会でした。
「うちの息子の夢、Nゲージの電車の運転手らしいですよ。大丈夫?それ、遊んでるよ?って一応、突っ込んでみたんですけど。」
次男エピソードに先生笑ってくださいました。
さて、三男懇談サミットです。
「給食食べないですよね~。特に魚。魚食べるよえずくんですよ。おぇっと・・。。彼、前世で魚と何かあったんですかねぇ。」
先生笑ってくださいました。
とまぁ、ここまでは・・・シリアス有り、笑い有りのサミットで。
重要議題の長男の懇談サミットへ行って参りました。
重要議題なので、5分前には、サミット会場前で待機と思いきや、前のお方いなかったらしく、会場へすぐ通されました。
「暑いですね~。」
なんて、沈黙が続いた見合いの席での仲人のおっさんのような会話の切り口をしていた私の前に本日の議題案が置かれました。
通知表。
あれっ?!これって夏休みの前日、子どもがドキドキしながら手渡されるものじゃなかったかな。
もう、今の時代、親がドキドキして手渡される様式に変わったのかな。
それじゃなんだ、私は、子どもの頃から通算して何度通知表ドキドキをしなきゃならないのかな。
なんて、ぐるぐる考えていたら、有無を言わず開かれました通知表。
「ぎゃ!」
思わず声が出ちゃいました。
本当の首脳サミットで「ぎゃ!」とか驚いた御方はいないのかなぁ。
「得意なものは、ものすごく得意ですよね。」
あ、先生、ものすごくオブラートに包んでいらっしゃる?
「いや~、先生、本当によく見てくださって。母親から見てもダメだなぁと思うところは、やはり・・・評価が・・よろしくない・・・。」
乾いた笑いともに、ぼしょぼしょとしゃべる母。
「そんなことないですよ!お母さん!ケイ君の良さは、たくさんありますから!!ちょっとくらい、忘れ物が多くたって、机の中が整理整頓ができなくたって、字が雑で数字の『0』と『6』がどっちがどっちかよくわからなくても、ケイ君の独創性、私は良いと思います!」
わ、わ、わ!息子の弱点、全部レシーブされてる?!
「ありがとうございます、先生。息子を理解していただきまして・・。」
「このまま伸ばしていきましょうよ。」
先生の温かいお言葉にただ感謝です。
長男は、真っすぐの道をなかなか真っすぐに歩こうとはしません。
ゴールにたどり着くには、別の生き方があるのではないか。
真っすぐの道を選んだとしても、道に落ちている石を拾ってみたり、歩き方を変えてみたり。
好奇心の赴くままに動いてしまう、そんなところがあります。
子どもは、好奇心の塊で、これは、これで尊重しなければならないとも思います。
ただ、学校に入って、学校生活を送るにあたって、やはり”しなければならないこと”という事も確実にあります。
「宿題」であったり、「時間割」、「提出物を出す」、「整理整頓」、「タオル、マスクを変えるなどの清潔保持」
小学校にはいって1年4か月。
徐々に自分で”しなければならないこと”は、していきなさいと声をかけています。
それでも息子が放つ一言。
「めんどくさい」
だよね~。めんどくさいよね~。母ちゃんも、ご飯作るのめんどくさい~。
「・・じゃあ、だめなんだよ!」
何度”めんどくさい”の6文字と戦ったことでしょう。
何なら、人生なんて、めんどくさいの荒波を進んでいく船のようなものなんじゃないかな。
「”めんどくさいからしない”のと”できないからしてない”のでは、大きく違うぞ。」
論点が違う。
息子は、興味が惹かれることは、とことんするけれど、興味がないことは、とことんしない。
でも、これじゃあ、君、後々困ることになるよ。
”めんどくさい”荒波に小舟で漕ぎ出している母が「波がくるぞ~!!」とどんなに声を枯らして叫んだとしても、なかなか息子の耳には、届かない。
母は、転ばぬ先の杖だよなぁ。
なんて、息子が困らぬよう、何とか声掛けをしてみたり、夜中、小人となって息子のランドセルに忍び込み、出し忘れのプリントがないか、確認してみたり。
もう、杖の方が折れそうだよ。小人は疲れたよ。
と杖を持った小人は、げんなりしていたり。
2年生に入り、段々と、”しなければならないこと”をしないと困ることになる!と息子も分かり始めているようで、放置したら、それなりに焦ってするようには、なりました。
が、重い腰は、なかなか上がらない。
母だって、腰に石ついているんじゃないかなってくらい重いんだからさぁ。
”めんどくさい”の6文字と戦いながら、家事やっつけてるんだ。
あぁ、ご飯・・・何作ろ・・・。
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