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インド映画と小学生との会話から、子どもたちの未来を考えた話


行動コミュニケーション協会(ACA)
代表理事のすーさんです♬


ある方から教えてもらって、
10年ほど前に公開された
インド映画を観ました。


3時間以上ある映画でしたが、
とてもおもしろい映画でした。


映画の最後に、
主人公が作った学校が出てきます。

子どもたちが本当に自由な発想で、
自分のやりたいことをやり、
作りたいものを作れる学校として
描かれていました。


この映画を教えてくれた方が、
『この映画の最後に出てくる学校が、
すーさんが思い描いている教育の場の
イメージに近いんじゃない?』
と言ってくださったのですが、
観てみてまさに、『これだ!』と
思ったのです。


子どもたちの自由な発想、
想像以上の創造を発揮して、
いろんなものを作っている姿が
本当に素晴らしくおもしろい。


子どもたちが素直に、
自分の才能を発揮できる学校があって、
そこでの発明は、社会のため、
日本のため、世界のためになっていく。


翻って、今の日本の教育を考えてみると、
子どもたちが才能を失くしてしまうような、
映画で描かれていたことと真逆のような
教育をしてしまっているように思います。


それを実感させられた出来事がありました。


偶然、知り合いの小学6年生の娘さんと、
ゆっくりお話しすることができたのです。


彼女曰く、学校がつまらない、と。
どうしてつまらないのか聞いてみると、
いろんなことがおかしいと
感じているようでした。

たとえば運動会は、
なぜ競い合うのかがわからない。


競い合って、勝ち、負けを
決めるのではなく、
もっと分かち合ったり、
支え合うほうがいいのに、
どうして競争を無理矢理されられるのかが、
わからない。


先生たちの言っていることや、
教科書に載っていることも
なんか嘘くさいし古臭い。
(本人には理由はわからないけれど、
なんとなく直感的にそう感じている様子)


子ども同士でも悪口を言う、
いじわるをする、ということが
よく起こっていて、
どうしてそんなことをするのか、
しなくてもいいんじゃないか、
と思っている。


自分もいじめられた経験があるけれど、
いじめている子に対しても
『何かつらいことがあるんじゃないかな?』
と考えて、仲良くなろうとする。

いじめられている子を助けると、
助けたほうもまた、いじめられたりする。
だから助けない、と言う子もいるけれど、
自分はいじめられている子のことも守りに行く。
でも、こういうこと自体がもう、
本当にくだらないと思うし、
話が合う子もいないし、
本当につまらない。


こんな話をしてくれました。
もう一度書きますが、
小学6年生の女の子の言葉です。


僕はすごく衝撃を受けました。


学校という世界で、
『なんか違うな…』という違和感を
生きている子もいれば、
弱肉強食の大人たちの
社会の縮図のように、
いじめを行ってしまう子もいる。


彼女の言うように、いじめている子にも
何かつらいことがあるのかもしれない。
心はもしかしたら、そんなことは
したくないのかもしれませんが、
大人の影響を受けているんだろうと
想像しました。


実は僕の次女も、
小学生の時に同じようなこと
言っていたのを思い出して、
はっとさせられました。


大人たちはもう何年も何年も、
同じことを繰り返しているのではないか。


大事なのは、
純粋な子どもたちの心を大人たちが守り、
育て、先ほどの映画に登場するような
自由な発想と素晴らしい創造が
発揮できるような場所を
作ってあげることではないか。


子どもたちが本当に自分のやりたいことが
できる環境を用意して、それぞれの素質を
見抜き、伸ばしていく。
これができたら、ACAの中でいつも言っている、
『自分らしく生きる』が実現できるのですが、
現状、多くの大人たちが自分らしく
生きられていないので、子どもたちにも
同じ道を歩ませてしまう。


僕としては、そこも変えていきたい。


僕は子どもは大好きだし、
地球の、未来の可能性だと思っています。


行動コミュニケーション大学を
2027年に設立するつもりで進めていますが、
大学に行く手前の子どもたちのケアも
していきたいなと思っています。


子どもたちのために
僕はこれをやらなければいけないなと、
小学6年生の女の子の話を聞いて、
改めて強く思いました。




あなたは子どもたち、
子どもたちのの未来に、
どんなことをしますか?


ぜひ一度、考えてみてくださいね♬



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