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正しく歩くポイント3選(4−02)

体幹を使った正しいウォーキングは、とてもシンプルです。

本来は自然な歩き方ですが、歩くこと自体から遠ざかっている現代人にとっては、違和感を感じるもののようです。

結論:正しい歩き方のポイントは①肩甲骨を動かす腕振り②骨盤の回旋運動③丹田を意識した踵着地


肩甲骨を動かす『腕振り』

腕振りは肩甲骨を動かすための動作なので、前方に大きく振れていても意味がありません。

肩甲骨を動かすためには、腕を後ろに引く意識が重要です。

腕を後ろにひくことで肩甲骨を動かし、肩甲骨を動かすことで骨盤の動きを促し、骨盤の動きに足がついてくる流れになるからです。

なので歩く際に重要なのは、足ではなく背中(肩甲骨)なのです。

ですが肩に力が入っていると、腕を振っても肩を揺らしているだけで、肩甲骨は動いていない結果となります。

つまり腕振りとは
「肘を後ろにひくことさえできていれば、それでオッケーだ」
ということなのです。

骨盤の回旋運動

自ら骨盤を動かそうと意識しすぎると、腰が不自然にねじれた姿勢になったり、スムーズに歩けなくなってしまいます。

それよりも肩甲骨で始まった動きから連動する、骨盤の回旋を自然に受け止めるべきです。

そして骨盤の回旋に伴って足が前に出ますから、逆らわずに一緒に前にだします。

足を前に出すというより、骨盤と一緒に、自然と前に出る感じです。

どうしても不自然に足が出る人は、骨盤が後傾している可能性がありますから、姿勢を正す(骨盤を前傾させる)ところから始めた方が良さそうです。

正しく歩くためには、骨盤と身体全体を少し前傾させて、重心を前に持っていきます。
重心が前にくることで、前向きの推進力を生む力になります。

その力を自然に使うためにも、骨盤を前傾させる感覚をつかめるといいと思います。

丹田を意識した踵着地

最後のポイントは『着地』です。

着地で強調したいのは、『踵着地を意識するのではなく、丹田を意識する』ということです。

踵着地を意識しすぎると、不自然で疲れやすい歩き方になりかねません。

骨盤の回旋運動に連動して足を出せば、自然と踵着地になるはずです。

着地の瞬間に頭から足まで一本の軸が通っていると、着地の衝撃を体幹で受け止めることができ、地面からの反発を効率よく推進力に変えることができます。

このような正しい着地を可能にするには、丹田を意識して、身体に一本の軸が通ってこそ。

丹田に意識が向くためには、脱力した状態ではなく、腹とお尻の筋肉に少し力を入れておく必要があります。

まとめ

ウォーキングは軽い運動ですが、たまの休みに続けて歩くと疲れると思います。

そんな時は背伸びをして肩を回し、リフレッシュしましょう。

そしておへその下5センチに手を当てて丹田に意識を向け、フォームの確認をしてから歩き出しましょう。

気分が一新してから正しい歩き方で歩き出すと、続けて歩くより、ずっといい感じで歩けますよ。

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