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つてもあてもないけれど、ZINEを100冊刷ることにした。

2024年に入ってからZINEをつくり始め、今、大詰めを迎えている。

タイトルは「#高知の歩き方 —新しい街でわたしの暮らしをつくる—」に決まり、高知に引っ越してからの1年間を綴った日記エッセイになる予定。

7/28に香川県で開催される文学フリマ香川に参加することになり、ZINE制作に合わせ、ブースの準備も進めている。
といっても、ZINEを作るのも、文学フリマに行くのも初めてなので、分からないことだらけ。

今回は素人のわたしによる、準備風景をお届けする💁‍♀️

ZINE制作が大詰め

頭の中にあるイメージを入稿データに落とし込む、という作業をやっと終え、冊子の輪郭が見え始めた。
目次を作ったり、文字の大きさや余白をちまちま調整したり、意外と時間がかかる。
それでも、文章を書いたり、ZINEの構成を考えたりしていると、時間を忘れるくらい没頭している。

作る楽しさってこういうことだ。

💁‍♀️ZINE制作の前半編はこちらから↓↓↓

ZINEの製本・印刷は印刷会社にお願いすることにし、試しに一冊だけ印刷してみた。
本の形になって届いて、ちょっとした感動を覚える。

と同時に、課題も見つかった。
画像の解像度が甘い、
表紙はパキッとした白よりも温かみのある白がいい、
文章の表現で直したいところもちらほら。

印刷本番まで、こんな感じで微調整が続きそうだ。

ZINEの部数を決める。

入稿する時期が迫り、部数をどうするのか頭を悩ます。

当初は30〜50部で細々売ろうと考えていたけれど、ひとり編集会議の結果、キリの良い数字という理由で「100部」印刷することにした。

100部という数字に大した根拠はない。
世界に100冊だけの本というのもいいもんだ。
在庫を抱える不安はあるけれど、1年でも5年でも時間をかけて、誰かに渡せたらいいか!と開き直った。
このZINEを持って各地の本のイベントに行く、という楽しみができた。

ブースづくり

文学フリマでは自分のお店を持つようなもの。
ブースづくりのために、noteとInstagramで下調べを開始した。

調べてみると、
ポスターや布、装飾品などを出店者が思い思いに並べていることが分かった。
だんだんブースのイメージが膨らむ。

新しく買わなくても代用できないかと家の中を見渡し、ソファにかけてある布がちょうどいい大きさであることに気づく。
それと、フリーペーパーを入れる小さなカゴもちょうどいいものがひとつあった。
これを機に、リビングにあるカゴ製品を数えてみたら12個もあって驚く。
いつの間にこんなに増えていたのか。
カゴはいくつあってもいい、ということにした。

家にあるものでブースはなんとかなりそうだ。

文学フリマに向けて

ブースの下調べによると、ポスターを置いてる方が多かったから、わたしも作業に取りかかる。
ポスターの他にも、ZINEのコンセプトを伝えるもの、#高知の歩き方の趣旨を伝えるもの、必要なものがどんどん出てくる。
ひとりでZINEを作るって大変なことなのだと、作業することで知った。

ひとつひとつ手作業で折った。

文学フリマにはフリーペーパーとして、エッセイ付きの折本を持っていく予定で、ひとつひとつ折る作業をしていたら、ダイニングテーブルが紙もの工場と化した。
ここ最近は、時間を見つけては書いたり、カットしたり、折ったり、文化祭の前日みたいに準備に追われる日々を送っている。

ZINEができたらまたnoteに書くつもり。
完成まであと少し。


高知暮らしの「よみもの」を気ままに綴る #高知の歩き方
なんでもないわたしの日記エッセイです。
田舎を楽しむヒントをおすそ分け。

🚩 7/28 #文学フリマ香川 に参加します。
🚩ZINEの制作風景はInstagramから

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