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56. チームなら全員同じ船に乗せて進め

こんばんは。

安全があるから賭けに出られて、安心があるから最後のバランスを失わないでいられるのだ。

『かすり傷も痛かった』箕輪厚介


心理的安全性。
これがない場所では、個人が持つ能力を最大限に発揮することはできない、と私は思います。自分が孤独だと思うような集団にいる人間が、その孤独を感じる場所で大きな挑戦をしようと思うか。

私なら思わない。
きっと、ひっそりと目立たないように日々をやり過ごすように毎日を生きていくはずだ。

組織で進んでいこう。
チームで進んでいこう。
としているのなら、心理的安全性がない組織にしてはいけない。一人残らず同じ船に乗せて進まないといけない。



「人に興味がない」という言葉は、チームに所属する人間なら口にしてはいけない言葉だ。興味があるかないかの話ではない。全員同じ船に乗せるか乗せないかの話なのだ。

例えば、クルージング中に船が真っ二つに割れて海で遭難してしまったとしよう。船が真っ二つになったおかげで、船に乗っていた全員が海にぷかぷかと浮いている。まさに命の危機だ。その状態で助け舟が来た。その船に乗せるのは、間違いなく海にぷかぷかと浮いている全員だ。この瞬間に、こいつには興味がないから船に乗せない、なんて選択肢はないはずだ。

この例は極端かもしれないが、チームで進むと決めたならそのチームに所属する全員を同じ船に乗せないといけない。一人でも置いてけぼりにするのならば、それはチームとは呼ばない。

きっと、色々な人間が集まっているはずだ。自分には理解ができない人間。波長が合わない人間。やる気あんのか、と言いたいような人間。自分と合わない人間は絶対にいる。
チームの中で自分と合う人間しかいないならば、そのチームはきっと大きなことは成し遂げられない。違う人間が集まっているから、イノベーションが生まれる。

それをチームの全員が理解しておけば、分裂や分離は生まれないと思う。

全員同じ船で進むことは、本当に難しいことだと思う。
だけど、分裂や分離を経験した人間はわかるはずだ。
分裂や分離からは、有益なことは何も生まれないと。
だから、どんな人間でも孤立させてはダメなんだと思う。
そして、それを理解している人間は、繋ぎ止める努力をしないといけない。

いろんな人間がいる。
それを心に置いてチームを作っていく。
一人一人のマインドが重要だ。


そんな気持ちを忘れないで、頑張っていきたいと思います。

今日は、勢いで語ってしまいました。
少し恥ずかしいですね。

明日も頑張りましょう!





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