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エクササイズを始めると実際に何が起きるのか

これまでに運動を習慣に取り入れてみようかと思い付いたことはありますか?実際に運動を始めて見ると予想していたよりも多くの恩恵を私たちは受け取ります。

主な現象として体つき、筋肉、精神そして心臓に変化が現れるのですが、今回の記事では運動を始めると起こる私たちの変化について綴っていきます。

運動は脳のために飲む魔法の薬のようだと多くの学者が認めています。もし仮に運動することで健康のためにできる、すべてのものが手に入るとしたら、それは今までに開発された医薬品の中で最も価値のあものとなるでしょう。

では、なぜ運動が体に良いのでしょうか?最も充実した人生を送る人たちが実践している中心的な習慣の一つは、ご存知の通り運動です。

彼らがこの習慣を優先する理由は生活のあらゆる面で大きな影響を与えるからに違いありません。

運動は、自分を躾ける最高の習慣です。

定期的にジムに通ったり、ランニングしたり、スポーツをするのはそのためです。

見た目は良くなり、体重を減らし、身体能力を上げて老化を防ぐ。

控えめに言って目に見える効果だけでも十分魅力的ですが、それは簡単に認識できる氷山の一角に過ぎません。ほとんどの人たちは運動することで、より幸せに、自信家で、ストレスのない生活を過ごします。

これが「運動こそ奇跡の良薬」といわれる由縁です。

うつ病、不眠症、記憶力低下、アルツハイマー病、パーキンソン病などの治療としても有効です。

その理由は運動をしている間に体が自然と生成し出すホルモン-精神の安定に深く関わるセロトニン、幸せを呼び込むエンドルフィン、脳の活動を支えている代表的な栄養分BDNF-を放出します。ストレスレベルを下げ、気分を高揚させ、よい睡眠を促し、学習を改善し、自信を高める。

反対にこれらは放っておくと年齢とともに減少します。

きっと久しぶりに運動を始めれば、これまでに味わった懐かしい爽快感に包まれるでしょう。なぜなら心拍数の上昇は脳全体への血流を増やし、大量の酸素が化合を始め、ドーパミンという神経伝達物質が脳内で満たされます。

実際に運動中はみんな狂暴になります。立ち止まってはいられません。声が粗ぶります。

やる気に満ち溢れ、集中力が研ぎ澄まされ、現状への安心感が増し、成功体験に満足を覚え、何か新しいことに挑戦してみたいと思える。

もしも、すでに疲れていて怠けた気持ちで何もしたくないのであればドーパミンが出ていない状態です。動き出すための正当な理由は見つからず、十分な動機が確立されないために息をするのもめんどくさく感じます。

運動すると気分が晴れる。前向きになれる。難しいことは忘れる。そんなムードチェンジャー効果の次に、身体的な効果も見てみましょう。

精神的な変化と比較すると身体的な変化は随分後になって現れます。きっと1週間経っても大した変化は現れません。1か月が経過してやっと小さな目に見える結果が得られます。

しかし、筋トレや運動をしている期間中は、目に見えると見えないに関わらず、生物学的な変化が内側で起こっています。手始めに、有酸素運動を始めて数週間後には、代謝やミトコンドリアの上昇によりエネルギーが増えていることに気づくでしょう。

エクササイズに抱く最大の誤解の一つは、運動が体重の減少を引き起こすというものです。運動が体重減少を引き起こすのではなく、筋肉繊維が変化した結果、それが引き起こされます。

負荷を与えられた筋肉は数を増やすか、質を上げるかして次の負担に備えます。筋肉にはミトコンドリアDNAと呼ばれる工場があり、それが体内にある燃料(炭水化物、脂肪、タンパク質)をエネルギーに変換します。

研究では6~8週の運動でミトコンドリアを最大50%増やすことができ、体力の変化を実感できるとされています。

それは例えば2か月前にはハーフマラソンを走ったばかりのように感じていた階段を簡単に登れるようになる感覚です。これは筋肉の質が変化して変換効率が良くなったためです。

腹筋を1か月間続ければ筋肉は肥大し強くなっていきます。これは明らかに目に見えるものではないかもしれませんが15回出来なかったものが20回なんとか出来るようになる現象です。
代謝はさらに高くなり、筋肉細胞は多くのエネルギーを必要とし、それは多くのカロリーを燃やすことを意味し、驚くことに私たちが運動していない場合でも、多くのカロリーを燃やし続けてくれます。

ですので筋トレは不労所得型の投資だとも言えます。(実際にはめちゃくちゃ動きますが…)筋トレに費やす時間は、筋トレをしていない時間に長期の利益を受け取り続ける。ちょっぴりワクワクして来ますね。
これは文字通りダラダラとソファに座ってゲームやテレビを見ている時でさえ、脂肪を燃焼し続けることを意味しています。

最後に忘れていけないのが心臓も筋肉で出来ている点です。

定期的な運動は心拍数を押し上げ、通常よりも多くの血液を送り出すことができ、その過程で心筋が強化されるため心筋梗塞の可能性は低くなります。

脳への血液供給量の増加で頭は冴え、集中力が高まります。さらに新しい脳領域の増加は学習、記憶力、計画立案、意思決定、マルチタスクを含む認知機能が強化されます。年齢を重ねるほど運動は人間の脳にプラスの影響を与え、アルツハイマー病のリスクも減らします。

心肺機能を高める運動をすると脳内にエンドルフィンが放出され、運動前に感じていたストレスを緩和し、高揚感や満足感が高まって幸せを感じやすくなります。

不安や心配事が消えていくうちに最終的な結果として夜はぐっすりと良い眠りにつくでしょう。睡眠と運動には相関関係があります。自律神経を鍛え、体内時計を正確にし、身体を疲労させます。結果として寝たのに疲れが取れていないなどの安眠障害を防ぐこととなります。

運動の効果をまとめます。短期的にはストレスへの耐性が付き、気分が良くなり、満足感と自信を与え、前向きに笑うことが出来る。長期的には医療にかかる時間とお金を節約し、自由に動ける肉体を長持ちさせ、異性に対する魅力が向上する。

運動は身体的にも精神的にも、数多くの恩恵を私たちにもたらします。

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今回の記事、最後まで読んんでいただき
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