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天才読書 山崎良平
イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスが愛読している本をひたすら紹介し、その書籍の内容を解説している本。
偉人はすべからく好奇心を持ち、読書をしている。
好奇心を持ち続けることが若くエネルギッシュであることであり、成功への条件だと私は思う。
先端的な知識やイノベーションを起こすには過去の土台が必要で、リベラルアーツなど、人間に対する造詣が深くなければ設計することができない。
短絡的なビジネス本などばかりではなく、
読まれている本の多くは、歴史もの、ファンタジー、偉人の伝記、哲学、宗教など、人のあり方や世界に対する視点が広がっていくものが多数含まれる。
企業活動とは、人間活動であり、
テクノロジーとはいくら非連続的だったとしても、既存のテクノロジーの延長線にあるものである。
企業や組織とは、どういうものであるのか、人間とはどういうものであるのか、どういう生き方こそが幸せなのか、などそういったことを考えた先にこそ、発展があり、リーダーシップがあるのではないかと改めて気付かされる良書であった。
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