最近の記事

天才読書 山崎良平

イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスが愛読している本をひたすら紹介し、その書籍の内容を解説している本。 偉人はすべからく好奇心を持ち、読書をしている。 好奇心を持ち続けることが若くエネルギッシュであることであり、成功への条件だと私は思う。 先端的な知識やイノベーションを起こすには過去の土台が必要で、リベラルアーツなど、人間に対する造詣が深くなければ設計することができない。 短絡的なビジネス本などばかりではなく、 読まれている本の多くは、歴史もの、ファンタジー、

    • バビロン

      3時間という長さでちょっと危惧していたが、やはり長すぎた。 3時間という尺自体は、ゴットファーザーも好きだし、それ自体は問題がない。 バビロンに関しては、長すぎたという印象がある。 最初の2時間については、 新興のメディアの発達と合わせて、映画スターが生まれていく様を様々な角度から描かれており、 映画の撮影の現場の荒々しさや、手配の不手際の多発、出演者のプロ意識のなさ、収集のつかなさ、その中でも偶然の産物で良い作品ができる過程など。 新興メディアの勃興期を思わせるような描写

      • 天才たちの日課 メイソン・カリー

        天才たちの日課を独自で事例を収集して紹介する書籍 哲学者や作家、アーティストに関する内容の記載が中心。 全体を通して見てみると、人によってそれぞれクセがあって、夜型、朝型、長時間労働型、短期間集中型とそれぞれである。 ショートスリーパーもいれば、ロングスリーパーもいる。 また、年齢を取るに連れて生活スタイルや働き方も大きく変わってくることも多そうだ。 読んでいて思ったことは、 傾向として、規則正しい生活をして、早寝早起き、朝は散歩をし、コーヒーを飲んで一服をし、朝食をと

        • 孤独とは、人が周りにいないことではなく、人に耳を傾けられず、自分自身が世界に存在しないことだ。

          孤独とは、人が周りにいないことではなく、 人に耳を傾けられず、自分自身が世界に存在しないことだ。 対面でのコミュニケーションはコロナによって減ってきており、リモートでの対話が多い。 リモートでの対話で思うのが、 なんとコミュニケーション能力の低い人が多いのか、ということだ。 主語がなく、抑揚がなく、意見なのか、感想なのかもわからないといったような有様だ。 そういった人たちほど、顔を非表示にし、バーバルなコミュニケーションに頼ろうとする。 顔や表情といったノンバーバルな部分

        天才読書 山崎良平

        • バビロン

        • 天才たちの日課 メイソン・カリー

        • 孤独とは、人が周りにいないことではなく、人に耳を傾けられず、自分自身が世界に存在しないことだ。

          三流シェフ 三國清三

          戦後の時代の貧しかった時代、これから日本が発展していくというまさにその時代に、東京の一流ホテルに下積みにいくも、 なかなかそう簡単には機会を与えられない。 機会を与えられない中でも、必死になって突破口を見つける工夫をし、工夫だけでなく、自分に全うできる責務をこれまでかというくらいにやり遂げる根性、その根性から一流のシェフになっていくストーリー。 社会人生活が10年以上になり、 ある程度の経験を得るようになったことで、自分自身ふんずりかえって仕事を選ぶようなスタンスでいるこ

          三流シェフ 三國清三

          たくらむ技術 加地倫三

          社会人1年目くらいのときに読んですごく感銘を受けた本で大事に本棚に取っていたが、改めて社会人11年目になった今読み返してみた。 amazonで調べてみたら2013/1/1に購入していた。社会人1年目の正月に買った本で感慨深い。 今読み返して、当時とはまた違った視点で読めたと思う。 読み進めていくうちに、 超一流のクリエイターなんだなぁというこだわりが随所に散りばめられているのがよく分かる。 ただ、ぼーっと番組を見ているだけでは気づかない、 むしろ違和感なくスムーズに入っ

          たくらむ技術 加地倫三